FC2がいつの間にか訴えられ、かなりヤバイことに→和解成立へ

裁判所

2013年10月某日、アダルトメーカー7社がFC2を訴えていたことはご存知だろうか。訴えられたのは、以前から違法アップロードで逮捕者も出ていた問題の動画共有サイト「FC2動画アダルト」だ。

今回はその運営会社であるFC2がの著作権侵害等の理由で訴えられたことで、動画サイトが閉鎖される、FC2終わったといったネットの声も聞かれ、ちょっとした話題になった。

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アダルトメーカー7社によりFC2が訴えられる

訴えられた内容は特定非営利活動法人「知的財産振興協会」というところで発表しているので、具体的にどのような理由で訴えられたのかその文書を載せておきます。

FC2,Inc に対する訴訟提起に関するお知らせ

当協会加盟 5 団体の会員であるアダルトメーカー7 社は、「FC2 動画アダルト」(http://video.fc2.com/ja/a/)を運営するFC2,Inc(101 Convention Center Dr. Suite 700 Las Vegas, NV 89109, United States of America)に対し、複製権及び公衆送信(送信可能化を含む。)を行う権利を侵害する主体であるとし、各社が著作権を持つ映像著作物の公衆送信・送信可能化の停止、複製物の削除、及び損害賠償 合計約 6,500 万円を求める訴訟を東京地方裁判所に提起致しました。
引用元:知的財産振興協会

SODクリエイトや有限会社プレステージを含む7社が東京地方裁判所に訴えを起こしたようです。訴状は、アメリカネバダ州ラスベガスのFC2本社に送達され、2013年10月2日に、第一回の口頭弁論が開かれています。

残念ながらこれ以上の詳細な情報をネットでは探すことができず、その後の裁判の行方はどうなったのかと気になるのですが、現時点においては残念ながら不明です。

Dreamroom Productions社からの提訴

実は、FC2は他にもアダルトサイトを運営しているDreamroom Productionsという会社からも著作権侵害を理由に訴えを起こされており、こちらは2014年の6月に和解が成立しています。

NOTICE OF ERRATA filed by Plaintiff Dreamroom Productions Inc. correcting REQUEST to Dismiss Case 125 (Attachments: # 1 Exhibit A)(Yacoubian, Talin) (Entered: 05/30/2014)

詳しい和解内容は開示されていないようですが、WikipediaのFC2ページにはこの訴訟について推測しており、次のように記述しています。

Dreamroom Productions社とFC2社で争われていた裁判は現地時間10日に和解が成立した。和解の内容は公表されていないが、Dreamroom Productions社は侵害の差し止め命令と弁護士費用を含む1.79億ドル(約180億円)の賠償を求めていた。
引用元:FC2(wikipedia)

と書いている。残念ながら引用されたサイトは現在リンク切れとなっており、元記事を見ることができなかったのだが、和解が成立していることから賠償金は払ったことは間違いない。

まだ決着がついていないであろうアダルメーカー7社との訴訟で、賠償金を払うことになったら、FC2動画サイトのみならずFC2自体も経営の危機に立たされることは必須だ。

しかし、社会的にもかなり関心あるニュースだと思うのだが、なぜかメディアでは一切取り上げようとしないのは不思議である。

Fc2解体へのカウントダウン

今までFc2のサービスを利用した配信者が捕まったニュースはしばしば報道されていたが、ここへきて運営元のFc2に捜査のメスが入ることになった。

今回警察が家宅捜査に入ったのは、FC2社創業者の日本人男性とその関係者数人で、警察では立件も視野に入れているという。

FC2社創業者の日本人男性(41)や実弟(38)、HPシステム社長(39)ら数人の東京と大阪の自宅も捜索し、立件を視野に調べを進める。
出典:「FC2」国内会社捜索=米社ダミーか、創業者ら立件視野-わいせつ中継ほう助容疑

警察が運営元を捜査することは異例なようで、今回の事件の発端はFc2ライブというサービスにおいて、大阪市の男性がわいせつな行為を生放送したとして、公然わいせつの疑いで逮捕された事件がきっかけとなった。

運営元であるFc2側にもこの生放送で「システム手数料」の名目で徴収していたことから、ほう助の疑いがあるとして捜査が入った。

また、アメリカラスベガスにある本社がダミー会社である疑いもあり、その点についても追求していくという。Fc2は今回の捜査だけでなく、アダルトメーカーとの裁判も続いていることもあり、崩壊のカウントダウンが囁かれている。

FC2和解成立

追記:2016年7月某日

以前FC2ブログで取得し放置していたアカウントに、なにやらFC2からアダルトメーカー7社との和解が成立したという報告が来ていました。

以下引用(メール抜粋)。

平成24年に、動画関連会社7社が、FC2に対して、
FC2動画が動画関連会社の著作権を侵害するとして、
約1億円の損害賠償等を求めていた裁判について、
平成28年2月12日に、動画関連会社との間で和解が成立いたしました。

この和解は、損害賠償請求が認められないことを前提に、
関係者にテイクダウンツールのアカウントを付与するものであり、
FC2のビジネスが米国著作権法の下で適法に行われていることについて
裁判所が理解を示したものと考えております。

このメールによると、損害賠償請求はFC2側には発生していないようです。その代り、各アダルトメーカにテイクダウンツールのアカウントを付与する権限が与えられています。

この「テイクダウンツール」なんですが、運営であるFC2側にいちいち削除依頼をしなくても、各メーカーがFC2を通さずに自社の判断で動画削除することができるという権限。

これによって迅速な対応ができるようになりましたが、各社FC2サイトを監視するための費用の捻出が大変そう。社員がチェックするにしても、一日にアップされる膨大な動画を考えると、ザル同然ですからね。

アダルトメーカーは結局イタチごっこになって、今回の和解でメリットがあまりなさそうに思えるんですが・・・。

とりあえずFC2動画はなくならないようです!!