NAVERまとめ5周年でLINEが発表したインセンティブ報酬にびっくり!

naverまとめ

LINE株式会社が運営している「NAVERまとめ」がこのほど、サービス開始から5周年ということで、これまでの実績値が公表されました。

具体的な数値を見ていくと、これまで制作されたまとめ記事は約150万本で、2014年6月時点で月間23億PV、6700万UUのアクセスがあったそうです。

そういえば、NAVERまとめが登場してから、ネットでも「キュレーション」「キュレーター」といった言葉が流行りだした印象が強いですが、こう考えてみてもかなり影響力のあるサイトに育ったことが分かります。

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まとめ制作者のインセンティブも明らかに

NAVERまとめの特徴は、まとめ制作者に対してインセンティブ制度を設けていることです。運営側は具体的なインセンティブの基準は公表していませんが、優秀な制作者には、かなりまとまった金額がもらえることはネットでもよく話題に上っていました。

しかし、2013年のインセンティブ制度の見直しにともなって、以前に比べて稼げなくなったという声も聞こえるようになり、この時期を境に止めていった制作者も多かったといいます。

かつてレギュラー会員まで獲得して100万PVを確保した人も今回のNAVERまとめのインセンティブの改革で稼げなくなった
出典:http://matome.naver.jp/odai/2135725876880609501

そうしたネットの声もあって、現在のNAVERまとめで一体どのくらい稼ぐことができるのかと気になっていた人も多いはずです。

LINEでは、インセンティブ制度の開始以来、どのくらいの報酬を支払ってきたのかも公表しています。それによると、最も多く報酬を獲得した制作者は1500万円以上を越えているという驚きの数字が明らかになったんです。

最も多くインセンティブを獲得した作成者は1,500万円以上の報酬を獲得しており、上位10名の平均額が約570万円、上位100名の平均額が約150万円と高い収益を上げています
出典:http://linecorp.com/press/2014/0729780

しかし、それと同時に分かるのが、上位トップ100がインセンティブのほとんどを獲得しているという事実で、稼げるか稼げないかでいえば、「運営に気に入られれば稼げる」という運営側のさじ加減で決まってしまうように思います。

2014年9月から新たなインセンティブ制度へ

LINEの見解では、自己ベスト制度を撤廃することによって、以前よりも報酬がもらいやすくなると説明していますが、果たして報酬は増えるのでしょうか。

新制度によってノミネート確定時期が早まった点はメリットといっていいのですが、問題は奨励制度のノミネート条件にあります。旧制度と比べて、厳密なポイントによってランクが決まるため、運営者の恣意的な判断によって選ばれることはなくなったのはいいのですが、問題はこのポイント制度です。

奨励金制度の詳細(2014年9月~)

▲詳しくは「奨励金制度の詳細(2014年9月~)」で確認して下さい

まとめ記事のアクセスを飛躍的に伸ばすためには、まとめサイトにカテゴリされなければ、基本的にはアクセス数はよくても1万アクセス程度しか望めません(筆者の体験談からの考察です)。

この「1万」という数字についても、ツイッターやフェイスブックによる拡散が前提条件となります。また、まとめ記事を分析してみると、SNSによって拡散されたとしても、思った以上に流入が少ないことが分かります。

というのも、制作者の管理ページでは、ユーザーがどこからアクセスしてきたのかをリファラで確認することができるのですが、それを見るとほとんどがNAVERまとめ経由できていることが分かります。

つまり、インセンティブ制度がどう変更されようと、カテゴリに選ばれなければお小遣い程度でさえ稼ぐことは難しいと言えます。しかも、カテゴリの選出方法は、これまた運営側のさじ加減ときているため、まとめ制作者としては運に頼ることになってしまい報酬が安定しないこともあります。

インセンティブは確実に減少傾向へ

NAVERまとめのトップページを見てみればよく分かりますが、いつも同じユーザー名を目にすることからも、一度運営の目に留まることで、どんな記事でもカテゴリに採用されてしまいます。いくら優秀なキュレーターだからといって、毎回カテゴリされては他のユーザーはやってられません。

さらに厄介なことに、一度でも運営に嫌われてしまったユーザーは、次からはカテゴリ選出の機会が極端に少なくなっていまうこともあり、それに比例してインセンティブも激減していくことにもなりかねません。

結論として、NAVERまとめは基本的に稼ぐことは難しいと思います。たとえお小遣い程度だとしても、運営のさじ加減によって報酬も違ってきます。また、新制度に移行したからといっても、ポイントによってランクが決まるわけですから、採用される記事は少なくなることはあっても、多くなることはないように思います。

なぜかというと、カテゴリされることでアクセス数が急速に伸びるのは確実なのですから、運営がインセンティブをコントロールするには、カテゴリに採用する記事数を制限するか、報酬単価を下げればいいからです。

グーグルのアドセンスしかり、アマゾンのアフィリエイトしかり、こうしたインセンティブは少なくなっていく傾向にあるのはまちがいないと思っていいでしょう。