海外ファンが開発したクロノ・トリガー幻の続編があった!

「クロノ・トリガー」は1995年にスクウェアから発売されたスーパーファミコン用ソフト。国内だけでなく海外でも販売したこともあり、世界中で人気の高いタイトルとなっている。

プレーステーションやニンテンドーDSなどへの移植もされ、2011年にはスマホゲームとしても発売された。

クロノ・トリガーの人気ぶりから、その後続編となる「クロノ・クロス」が1999年に発売、また、今年開催されたゲームイベント・PAX Prime2014で坂口博信氏が講演の中で、クロノ・クロスとは別の続編を構想していたことも明らかにした。

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『クロノ・トリガー』を(クロノクロスとは違った形で)シリーズとして続ける構想はあったかという質問に対しては、「まぁ時効だからもう言っちゃっていいよね」と前置きしてから「当時の社長と喧嘩して負けました(企画が通らなかった)」とぶっちゃけトーク
出典:ゲームイベント“PAX Prime”でミストウォーカーの坂口博信氏が行った講演の録画映像が公開中。

特に海外に熱狂的がファンが多く、クロノ愛が強すぎて、スクウェアのからの許可もなく勝手に非公式の続編が作られることは度々あった。その一つが「Crimson Echoes」。

残念ながら、スクウェアの削除命令によって完成間近で頓挫してしまったのだが、その完成度はかなり凄かったという。

幻となったゲームですが、そのPVはYouTubeに残っているので、まずはその出来をご自分の目で確かめてほしい。

出典:Crimson Echoes 2009 Early Trailer

しかし、スクウェアの対応がかなり高圧的であったこともあり、一部の海外メディアからは非難の声も上がったことでも話題になった。

問題となったのは、海外のROM改造コミュニティーのグループが約四年掛かりで制作したChrono Trigger: Crimson Echoesという作品。原作クロノ・トリガーをROMハックしてスプライトなどを使い回したオリジナルの続編で、ファンがファンのために制作した非営利目的のプロジェクトとして2009年5月31日にリリースを控えていた
出典:スクエニが4年掛かりの海外ファンプロジェクトを差し止め → 一部から批判の声

Crimson Echoesやその他スクウェア・エニックス関連のROMハック作品は全てサイト上から撤去し、データも直ちに削除するよう要求。さもなければ、一つの作品につき損害賠償が最大15万ドルにあたる法的手続きを取ると宣告しました。
出典:スクエニが4年掛かりの海外ファンプロジェクトを差し止め → 一部から批判の声

れっきとした著作権侵害なのは確かなのですが、これまでのゲーム会社の対応と照らし合わせると、批判的な報道になるのも分からないでもない。

“その昔ファンがHalf-Lifeを改造してCounter-Strikeを制作した時、Valveが何をしたか知っていますか?彼らはファンの努力を横暴に停止するのではなく、ゲームのライセンスを取得するとそれによって商業的に成功を収めました。”(Kombo.comの記事より)
出典:スクエニが4年掛かりの海外ファンプロジェクトを差し止め → 一部から批判の声

“クリエイターをDSやWiiウェアへの移植プロジェクトに参加させるなど、ファンの情熱をマーケティングベネフィットとして利用することを考えてみてください。一般的な戦略としては極端なやり方かもしれませんが、弁護士を使って追い出すのに比べたら、よっぽど前向きで有益ではないでしょうか。”(英The Guardian紙の記事より)
出典:スクエニが4年掛かりの海外ファンプロジェクトを差し止め → 一部から批判の声

当時さまざまな意見が飛び交ったものの、結局開発チームは削除を決定、「幻の続編」は日の目を見ることはなかった。

続編ではないですが、スマホでクロノトリガーがプレイできるようになったみたいですね。よろしければチェックしてみてください。