本当に経済的!?カーボンヒーターの電気代の真実

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この時期に気になりだすのが暖房器具の電気代です。特に、速暖で経済的、価格も安価になってきたカーボンヒーターが人気のようです。実際に使っている方もいると思います。

家電量販店ではよく「ハロゲンヒーターと比べて節約できる」といった宣伝文句が目につきますが、本当のところはどうなのでしょうか?そして、そもそもカーボンヒーターの電気代はどのくらいなのでしょうか?ちょっと気になったので調べてみることにしました。

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電気料金の計算方法

節約というと電気代から考えていくのが分かりやすいと思います。そのためワット(w)数から誰でも簡単に、おおよその電気代の求め方を知っておくと便利です。

この求め方は、あくまで概算ですので、実際の値とは違ってきますが、暖房器具を選ぶ際には何かと便利です。

現在の電気料金の体系は、基本料金+その月の使用電気量+燃料調整費で計算しますが、ここで知りたいのは暖房器具の電気代ですので、基本料金と燃料調整費は無視します。

そして、残った使用電気量の計算方法を理解すれば、製品の電気代を知ることができるというわけです。

一般家庭の電気料金は、段階的に料金単価が上がっていく「従量式」をとっていますが、あくまで求めるのは概算、目安となる電気料金なので電気量の単価を24円とします。

なぜ24円かというと、参考にした東京電力の従量電灯の平均単価がおよそ24円となるからです。また、ほかの電力会社においても、許容範囲と考えこの金額にしています。

ここまでで電気料金の単価を求めることができました。あとはワット数を掛ければ、求めることができます。ただし、電気料金の請求書をみると消費電力の単位がキロワットになっていますので、請求書にしたがってキロワット(kw)にして求めてみると、

24円×Xキロワット(Xは変数)

そしてこの式からあることが分かります。それは、カーボンヒーターがハロゲンヒーターよりも経済的だと一般的にいわれていますが、ワット数が同じなら電気料金は変わらないということです。

まぁ~式がなくてもわかるんですが、ここで言いたいのは、メーカーが出している製品を見ると、明らかにオーバースペックなカーボンヒーターが多いのではないか?ということです。

カーボンヒーターがハロゲンヒーターよりも経済的という意味は、カーボンヒーターの方が赤外線放射量が多いという意味になります。一般的にカーボンヒーターの赤外線放射量はハロゲンヒーターの2倍とされているようです。

しかし、そんな効率のいいカーボンヒーターの利点をメーカーはとことん無視しているように思います。ハロゲンヒーターと同じワット数の切り替えしかない製品が多いため、カーボンヒーターの利点を生かしきれていないのです。

カーボンヒーターに1000ワットもいらないように思うんですが・・・。コロナが出している省エネを考えた遠赤外線カーボンヒーター「スリムカーボン」のような部屋全体を暖める目的の暖房器具は別として、安価な製品、特に一人用はワット数に気をつけて選びたいところです。

コロナ(CORONA) 遠赤外線電気ストーブ スリムカーボン ゴールド
タイマー機能・350~900Wまで10段階調節など充実の機能は魅力的。横置きができるので、子供部屋の勉強机の下や1人ように得におすすめ。
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それでは、カーボンヒーターとハロゲンヒーターとの性能を考慮した上での適正なワット数を考えていきたいと思うのですが、先ほど紹介した公式[24円×Xキロワット]ですが、実はここにはある数字を省略していました。

それは時間です。実はこの公式は[22円×Xキロワット×1時間]となり、時間はどんな数字をいれてもかまいません(最初の公式は1時間を省略していたということです)。

24円×Xキロワット×T時間(X,Tともに変数)

さて、いよいよ本題です。この電気料金の公式をふまえた上で、カーボンヒーターとハロゲンヒーターの比較をしていこうと思います。

カーボンヒーターとハロゲンヒーターの電気料金の比較

カーボンヒーターはハロゲンヒーターの赤外線放射能を分かりやすいように2倍と仮定して考えていくと、ハロゲンヒーターが1時間かかって暖めるところを、半分の30分で同じ効果が得られると考えることができます。

そのため、式を[24円×Tキロワット×0.5]にすればハロゲンヒーターとの電気料金の比較ができます。1時間の半分は30分ですから、つまり0.5時間。

まずは1000ワットで考えてみると、一時間辺りのカーボンヒーターは12円、ハロゲンヒーターは24円です。一日5時間、子ども部屋なら8時間としたら相当な料金になります。

単純計算ですが、1000ワットのハロゲンヒーターを部屋に一台置くだけで、その月の電気代が3600円も上がってしまいます(24円×1日平均5時間×30日)。

そして、カーボンヒーターがいかにオーバースペックなのかも分かります。

それでは半分の500ワットはどうでしょうか?カーボンヒーターは一時間当たり6円、ハロゲンヒーターは12円。300ワットを計算すると、カーボンヒーターが3.6円、ハロゲンヒーターが7.2円です。

カーボンヒーターの暖房性能、そして電気量を考慮すれば400ワット程度が理想的です。ハロゲンヒーターに置き換えれば、単純計算で800W相当の暖かさが得られるわけですし、一人用としては十分です。

そのため、300~500ワットあたりで切り替え可能な製品がおすすめになってきます。2016年現在、調べてみるとなかなか条件にあった製品はないのですが、それでもいくつかピックアップしましたので、参考にしてみてください。

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900wと450wの切り替え可能。900wの出番はあまりないかもしれませんが、自動首振り機能もありますのでおススメ
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マンションによっては石油ファンヒーターを禁止しているところもありますので、リビングなどの大広間で使用する場合はエアコンとの併用がおすすめです。

最近のエアコンは機能性がアップしていますので、思っているほど電気料金はかからないんです。メインをエアコン、そしてサブとしてカーボンヒーターを使っていくのもアリだと思います。