怖さだけではなかった!知られざる恐怖新聞のストーリーを紹介|恐怖新聞

恐怖新聞は1973年に「週刊少年チャンピオン」から連載がスタートしたつのだじろう先生による恐怖漫画。つのだ先生の代表作ということもあって、若い世代にも愛用者は多く、タレントの中川翔子さんが好きな漫画として挙げてはいるのは有名なところだと思います。

しかし、今から40年以上も昔の作品ということもあって作品自体は知っていても、読んだことがないという人も多いはずです。

当時の劇画タッチの漫画に抵抗がある人もいるかもしれませんが、私は北斗の拳の洗礼を受けていたこともありましたので、作画に関しては特に問題はありませんでした。

しかし、問題はそこではありません。恐怖新聞というタイトルから、怪奇ものを扱うホラー漫画とばかり思っていたのですが、それ以外の魅力があったんです!

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「恐怖」を感じるだけではない魅力もあった!

驚いたのは設定が近未来だけではありません。恐怖新聞ではホラー漫画というイメージが強いせいもあって、まさかSFや探偵小説のような推理漫画としても楽しめるとは思いませんでした。


出典:恐怖新聞1(kidle版)123ページ

たとえば1巻の吸血鬼の回では新幹線の中で、突如赤ちゃんが襲われる事件が発生、犯人探しとなるのですが、こそこそまさに新幹線という密室で起こった「密室事件」のような展開で進んでいき、これがまた面白い。

幽霊や心霊を扱った話ばかりだと思っていた私としては、読まず嫌いで終わらずに本当によかったと思える作品となりました。

昔のマンガによくあるツッコミどころ満載も魅力の一つ

昔の漫画は時代背景も違ってくることから、どうしても今読むと違和感を覚えたり、ツッコミしたくなるような設定というのがよくありますが、恐怖新聞からも見つけてしまいました。

出典:恐怖新聞1(kidle版)52ページ

怪奇現象に悩まされている鬼形君が、先生に相談するのがいいとしても、生徒の家に泊まるとは、しかも先生から話を持ちかけています(笑)

そして、次のシーンではもう生徒と一緒に寝ております・・・ちなにみこの先生は何の役にも立ちませんでした。

また、恐怖新聞といえば幽霊の類も登場しますが、「霊」の存在を説明しようとする場合、どんな過去の怪奇事件や心霊写真を持ってこられても、その夜トイレにいけなくはなりますが、信じるまでにはいかないですよね。

出典:恐怖新聞1(kidle版)40ページ

しかし、霊自身が説明したらどうでしょうか?これほど説得力のあることはありませんし、こうなったら何でもアリです(笑)

キンドルで偶然見つけた恐怖新聞でしたが、中川翔子さんが薦めるのも分かるような気がします。タイトルは知ってるけど・・・という方は是非、つのだワールドを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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コメント

  1. あつし より:

    恐怖新聞。懐かしいですね、少年チャンピオンだったかな?小学生時代にライブで読んでました。
    ちなみに一巻で出てくる原子力船は宇宙船では無く当時放射能漏れなどを起こして社会問題になっていた原子力船「むつ」の事だと思います。
    よっぽどオッサンでないとわからないかと思いますが。(笑)

    • KaoruAnatu anatu kaoru より:

      貴重なご指摘ありがとうございます。

      原子力船むつのことは恥ずかしながら知りませんでした。

      修正いたします(4/3修正済)