心霊研究家 池田武央はほんもの?にせもの?検証

TBSで放送している『世界の怖い夜』で毎回心霊ロケの指南役としてもお馴染みの池田氏。白のシャツにジャケットを羽織り、ノーネクタイという格好がお決まりのスタイル。

テレビだけでなく心霊DVDなども出版し、その特異な体質からスピリチュアルカウンセラーという一面もあるが、経歴を知っている人は実際少ない。

どのような経緯で霊が視えるようになり、現在の仕事をするようになったのか、ここではソース元が不明なネットからではなく以前に出版した著書から彼の生い立ちと経歴を検証していきます。

※ちなみにもともと池田辰雄として活動していたが、2007年に池田武央に名前を変更している。

心霊研究家になった経緯

池田氏の経歴を調べていくと、どうも元々心霊関係の仕事を生業に活動していたわけではないらしい。

以前に出版した著者『スピリチュアル・トレーニング』を読むと、30代まで普通にサラリーマン生活を送っていたことが判明。

子どもの頃から何度か臨死体験を経験していた池田氏ですが、はっきりと幽体を感じたのが37歳と、かなりおっさんになってからの出来事だという。

37歳のとき、私は初めてはっきりと幽体と接しました。そのころ私が働いていた会社の営業所で、夜11時ごろになると2階の女子トイレでコツコツとヒールの音がする、ドアが「ギー、バタン」と開いたり閉じたりする音が聞こえる、そうした現象が頻繁に起こるようになったのです。
出典:スピリテュアル・トレーニング 池田辰雄+小林信也

池田氏はこの怪奇現象を調査すべく深夜の事務所に張りこむことになるのだが、この事件がきっかけで霊感が高まり心霊研究家への道へと進むことになっていく。30代後半で脱サラしていまの肩書きを名乗ることになる。

ただ、そうなると1つ気になる箇所がある。

私は近くの神社に行き、神主に供養の仕方を教えてもらい、会社の四隅に塩を盛り、御神酒(おみき)を捧げました。それ以来、その不可思議な現象を聞く人はいなくなりました。
出典:スピリテュアル・トレーニング 池田辰雄+小林信也

ここから分かるように、このとき池田氏は除霊方法に関してまったく知識がないことが分かります。

テレビで見るような除霊能力をどのような経緯で身に付けたのか、37歳までサラリーマン生活をしていたことを考えると非常に気になる。

3度の臨死体験

池田氏は幼少の頃から霊感が強い体質だったようです。とくに祖父の霊に護られていたようで、計3回にわたり祖父らしき人物に助けられたことを明らかにしている。

はじめての心霊体験は1歳5ヶ月のとき。

あやまって井戸に落ち瀕死の状態になったとき、祖父と思わしき人に「お前はまだこっちには来てはいけないよ」と言われ一命を取りとめる。

その後も、川で溺れたとき、そして19歳のときに起こしたバイク事故のときにいずれもどこからともなく祖父と思しき声に誘われて助かっている。

池田氏にとってあの世や霊とのコンタクトには祖父の影響が強いことが分かります。また、こんなエピソードもある。

21歳で金縛りにあったとき、その祖父が黄泉の世界に連れていってくれました。そして、死後の世界はこうなっている、天界と現世のあいだにはこんな世界がある、そのあいだに地獄が3つあるといった「あの世の区分け」を教えてくれました。
出典:スピリテュアル・トレーニング 池田辰雄+小林信也

まるでダンテの「新曲」。

それにしても、祖父の霊の知識はハンパない!体験したのか、それとも菩薩か神様か霊友達にでも聞いたのか、いずれにせよ霊になったからといって現世とあの世の成り立ちをいち霊が知っていることの方が凄い。

生きている私たちだって世の中のしくみなんてほどん知らずに死んでいくんだからさぁ。池田氏の祖父ってあの世ではどんな存在なのだろうか。

数珠

サラリーマン時代に体験した霊体との遭遇を境に、人ならざるものの声がどこからともなく聞こえてくるようになっていった池田氏。それからの2年間は、精神的なバランスを失いノイローゼに陥ってしまう。

そんな辛い日々を送っていたある日のこと、仏壇を掃除していると菩提樹の実で作られた数珠の玉を見つけ、なにかを感じ一心不乱にその玉に糸を通してつなぎはじめたという。

そのとき、自分でも知らないうちに呪文を唱えながら作業していることに気づく。まさにそのとき、池田氏の身にある変化が起きる!

なにか降りるようなものを感じました。頭のてっぺんからスコーンと落ち、ちょうどおへそのところでバーンと止まったのです。おへその奥が非常に熱くて、火傷するくらいの熱を感じました。その瞬間からとても落ち着けるようになりました。数珠を持つと見えない世界が見えるのですが、離すと霊的な世界を遮断できるのです
出典:スピリテュアル・トレーニング 池田辰雄+小林信也

これがきっかけで霊との良好な関係を築いていけるようになったんだとか。ちなみに、数珠の玉を糸通ししていたときに発していた呪文はある菩薩の言葉だったことがあとで分かったんだとか。

まさに、できすぎくんですな。

分析結果

スピリチュアルは神秘的だからこそ人を魅了する。なにが正解でなにが不正解かの境界線なんてだれにも引けやしない。

きな臭いところも正直ありますし、スピリチュアルカウンセリングなるものもしていますが、池田氏に視てもらいたい!というならその方の自由。

ただ、37歳で霊的体験に目覚め、それから脱サラして(おそらく独学)心霊研究家を名乗っているところを見ると、テレビに出演しているから実力もあるとは言い難いく、またホンモノとも断定できない。

また2年間のノイローゼ時期には普通の生活も困難だったことから、40代になってから心霊研究家を名乗ったことになる。霊感が強いからといっても除霊能力はまた別の能力のように思うのだが・・・ツッコミどろこがあるのは確か。

以上報告終わり