リゼロEx クルシュの決意と獅子王復活のエピソード

王選出の儀で言い放ったクルシュの宣言!

竜がいなければ滅ぶのであれば、我々が竜になるべきだ。これまで王国が竜に頼り切りにしてきた全てを、王が、臣が、民が背負うべきだ!!

竜を排除する強硬論に誰しもが驚き、また、反発もあった。たが、それでもクルシュの意志は決して揺るがない。フーリエに誓ったあの日の約束を叶えるために。

本編のアナザーストーリー「リゼロEx」で明らかになったクルシュとルグニカ王国第四王子フーリエとの関係は、あの宣言に至ったストーリーが描かれています。

涙なくしては読めない幼き日の恋物語。

目がぁ!目がぁあああ!!!

きっとあなたもこうなるはずw

byムスカ大佐

一目ぼれ

さいしょはフーリエ王子の一目ぼれからだった。

結い上げた美しい緑の髪に、琥珀色の済んだ瞳、いつか見た若草色のドレスに身を包み、少女はフーリエの瞼に焼き付いたままの姿で確かにそこにいる。
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

なんとまぁ、きれいな文章だこと。

ルグニカ王城の庭園で見かけた少女・クルシュに見とれてしまったフーリエ。彼女がたびたびこの庭園に姿を現すことから、いつしかフーリエの日課はクルシュを見ることが習慣になっていく。

ほぼ毎日のようにストー、いや見に行っているもんだから、そりゃあ、クルシュが気づかないわけがない!こうして2人は城内の庭園でお互いを知るようになり、その後フェリスを交えて身分を越えた友情を育んでいくことになっていく。

フーリエの恋心はあの実直なフェリスに届くのか・・・風見の加護をもってしても恋心までは読み切れなかった幼きクルシュ。

お互い相思相愛になれるのか!どうなんだ、オイ!!

獅子と剣と少女

クルシュの男装傾向は幼い頃から既にはじまっていたようです。スカートよりもズボンを好み、プレゼントには宝石よりもを欲しがる少女。

「お気遣いいただなくとも大丈夫です、殿下。私も自分の嗜好が少し、普通の娘とずれているのは理解していますから」
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

フーリエ王子にも普通でない趣向を打ち明けてるんですが、このクルシュの悩みにフーリエが鋭いツッコミをする。

「そうではあるまい?そなたの執着は獅子の家紋。であれば世にとっても悪い気はせぬ。これでも一応、獅子王の子孫であるからな!」
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

妙に勘の鋭いフーリエ。王家に流れる血筋のなせる技か、たま~に、ホントたま~に鋭い指摘をするフーリエ王子wちなみに普段はすぐに乗せられてしまう調子のいい、でも、愛すべき王子。

クルシュの嗜好を見事指摘したフーリエ!クルシュは獅子王に憧れていた!ここからクルシュの獅子王愛が語られていきます、ワクワク。

ルグニカ王国の歴史

今でこそルグニカ王国は竜の加護によって守られていますが、それ以前はルグニカ王家により統治されてました。

それは四百年前、龍との盟約が交わされ、ルグニカが親竜王国を名乗る以前の話だ。かつてルグニカ王国は獅子の紋章を掲げ、国王が『獅子王』と呼ばれた時代があった。
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

元々、ルグニカ王国の紋章は獅子の顔面を象ったものでした。しかし、龍の登場により獅子の紋章は今の竜の紋章へと取って代わられてしまう。

その後獅子の紋章は、当時の王家が重用していた家臣に与えられることになる。そのうちの一つ『牙を剥く獅子』の紋章がカルステン家に送られ、家紋として今でも使用されていたわけです。

クルシュの決意

クルシュが獅子の紋章にこだわる理由は、獅子王への憧れのほかに、龍に頼りきっている今のルグニカ王国に疑問を感じていたから。

獅子王の時代には、今ほどの安寧(あんねい)はなかたことでしょう。ですが、きっと今ほどの停滞もなかった。龍の揺り籠(ゆりかご)は安らかですが、あまりにも優しすぎる。
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

幼い頃から龍に護られているルグニカに違和感を持ちはじめていたクルシュ。しかし、彼女は女性。騎士として剣を振るっていくにはあまりにも障害が多すぎた。

しかし、そこへ現れたのがおちょうし者の王子フーリエ。クルシュへの下心はアリアリながらも、クルシュの想いを受け止め応援していく。

その後、順調にクルシュは男化wしていくことになる。長い緑色の髪を下ろし、服装も洗練されたものへと変わっていく。

獅子王に忠臣を尽くそうと日々励むクルシュ、龍以前のルグニカ王国を夢見る少女にフーリエはこんな言葉を投げかける。

そなたの国王への想い、獅子王が認めた忠臣に緋類か余が見極めようではないか!なに、余は獅子王の血族!そなたの決意、見届ける視覚は十分にあろう!
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

ははーん、さてはそなた、余が獅子王ほど忠を誓うに値するか迷っておるな?よかろう!ならばそなたはそなたで、余を見ているがいい、余はそなたの忠を、そなたは余の器を見る。これは余とそなたの、獅子王と忠臣が交わした絆の再現である!
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

クルシュ!お前の獅子王になってやる!!これはもう愛の告白とも思えるセリフなんですが、残念ながらこの時クルシュは思わず笑っちゃうんですよね。

そして時は流れ、フーリエが病により帰らぬ人となったとき、王子とはじめて会ったこの庭園でフェリスとともに獅子王の復権を誓いあうんです。

心の中に永遠にい続ける獅子王、クルシュにとって獅子王はそこにいるのである!ルグニカにもはや龍などいらぬ。彼の見た夢を夢で終わらせないために。。。

クルシュの恋

王子フーリエの恋心に対してクルシュはどうだったのか?実はフーリエはヘタレながらもフェリスに何度かアタックはしているんです・・・が、クルシュも風見の加護を持ちながら恋愛だけは超鈍感w

そして、友人でありながらもそこはルグニカ王家の王子、実直なクルシュは礼節はしっかりと保っていたのも2人の関係が進展しなかった理由。

でも、一度2人が剣術対決することになったときなんかは、

「私の獅子王は、もうずっと前から・・・いいえ」

とあと一歩で両想い!?ってところまでは来ているんです。非常に惜しいww

なら、この2人は最後の最後まで平行線のままだったのかといえば、そうではなかった。

「よかろう。心して聞け・・・余はな、なんとそなたを余の妃に迎えるつもりだったのだ」
出典:Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月達平

最後男気を見せたフーリエ。ただ、このド直球な告白は病に倒れ病床でのセリフ。遅かった・・・このときのクルシュはなんて答えたのか、それは単行本を読んでくださいw

Re:ゼロから始める異世界生活Ex獅子王の見た夢 長月 達平
親竜王国ルグニカで行われる『王選』、その最有力候補クルシュとその騎士フェリス。二人の生き方に大きな影響を与えた少年がいた。今綴られる二人の決意に至るもう一つのゼロから始める物語
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