再ブレイクを果たしたヒロミが語る芸能界の浮き沈みと消えたワケ

2014年頃からテレビで見かけるようになってきたヒロミさん。まさに「再ブレイク」といった言葉がピッタリ。

ただ考えてみると、そもそもヒロミさんは完全に「干されていた」わけではないんです。

たとえば2013年にはしゃべくり007のゲストとして登場していましたし、全盛期の露出には遠く及びませんがテレビには一応出演はしていました。

兆しは2013年あたりから、ある番組に出演を機にテレビ業界内で「ヒロミは視聴率が取れる」というウワサが広まり、次第に呼ばれる回数も増えていきます。

ここではヒロミさんがテレビから消えた理由、そして再ブレイクのきっかけを2015年に出版された著書などから探っていきます。

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なぜヒロミはテレビから消えたのか

ヒロミさんがレギュラーを務めていた番組が次々に降板、あるいは番組終了になっていったのが2004年頃からでした。

「モグモグGOMBO」や「発掘!あるある大事典」がなくなったことでテレビの露出が急激に減り、気が付いたときにはどこの局からも声がかからなくなっていく。

発掘!あるある大事典といえば、「共演者の堺正章さんに対して「マチャアキ」と呼んだことで怒りを買い芸能界から干され」という噂がネットで流れましたが、この話は全くのデマ。

堺さんとは公私ともに親しい関係で、番組降板後も同じ趣味の射撃に一緒に行ったりと交流は続いていたといいます。ならヒロミさんがテレビから消えていった本当の理由はなんなのか。

番組がなくなっていった時によく言われたのが、「ヒロミ、もうちょとツッコミを優しく」とか、「もうちょっと丸くなれない?」なんてことだった。その時、自分でも変わろうともしたが、そう簡単に変われるものでもない。結果、仕事はなくなていった
出典:いい訳しない生き方。 ヒロミ

番組のゲストやイベントや営業で食べていくこともできたが、20代前半から番組MCで活躍してきたヒロミさんにとって、これらの仕事に違和感を覚えたといいます。

再ブレイク後は年齢を重ねたこともありますが、昔に比べて丸くなったと感じている人は多いんじゃないでしょうか。毒っ気が和らいだことで需要も増えていったのかもしれませんね。

空白の10年間

テレビから呼ばれなくなり、営業もイベントもしていなかったというヒロミさんはどうやって生活をしていたのか。実は2013年頃から、タレント業のかたわらスポーツジム「スタジオ51.2」の経営者としても活動していたんです。

トレー二ングスタジオ、Body Conscious 51,5 HIROMI BODY ART(恵比寿店、二子玉川店、中目黒店)の公式ホームページ。

ちょうど加圧トレーニングブームが起こっていた頃で、ヒロミさんもこのブームに乗り売上を順調に伸ばしていったといいます。

当時スタッフは30人以上にもなり、新しいジムもオープンするほど経営者として成功していきます。

2013年の8月に放送された「しゃべくり007 真夏の2時間SP」に出演したときには、年収が3億円あったと話していました。

仕事もないのに、ずいぶん余裕があるんだなと思っていたら、トレーニングジムの経営が当たり、以前出演したバラエティ番組で年収は3億円と明かしたことがあります。
出典:excite.ニュース

しかしブームが去るにしたがい売上が伸び悩み、さらには在籍していた人気インストラクターが独立したことで経営は行きづまっていったようです。

スタジオ51.2のHPを覗いてみると3店舗あったジムも中目黒店が閉鎖され、現在は二子玉川店と恵比寿店の2店舗のみの運営になっています。

実際スポーツジムの運営はかなり厳しく著書の中で、趣味のバイクや車を売り払って運営資金に充てていたといいます。

俺が経営者として優れていたら、今のように芸能界に戻っていないだろう
出典:いい訳しない生き方。 ヒロミ

芸能界にどうしても戻りたかったというよりは、スポーツジムの経営が上手くいかなかったところに、たまたまテレビ出演の需要が増えてきたことが重なり、再ブレイクへとつながったといえそうです。

再ブレイクのきっかけはママ

そもそもヒロミさんは干されたというよりも需要がない、酷な言い方をすれば「扱いづらい」タレントとして敬遠されていたというのが正しいような気がします。

ゲスト出演はNG、キツいツッコミ、尖った性格、忠告されても変えることができなかった当時のヒロミさんは局からしてみたら呼びたくないタレントになってしまったのかもしれません。

しかしここへきて10年というブランクを経ての再ブレイク。そこにはどんなきっかけがあったのか?

たまたま頂いた仕事、それはママ(松本伊代)が出るにあたって、ママのことについて話すという、俺がメインの仕事ではなかった。
出典:いい訳しない生き方。 ヒロミ

妻の松本伊代さんの天然キャラについて番組で話してくれないかというオファーがあり、その番組にママと一緒に出演することにしたヒロミさん。

番組放送後の反応もよく視聴率もそこそことれたことがきっかけで、「ヒロミは視聴率を持っている」「ヒロミは面白い」というウワサが業界内で広がっていき出演依頼が増えていったという。

はじめはこんなふうに業界に戻るとは思っていなかったし、ちょこっと出てまた飽きられるかな、まあ、それでもいいか、「番組に出てください」と言ってくれるだけありがたい、そんな気持ちで仕事を受けていた。
出典:いい訳しない生き方。 ヒロミ

元々タレントとして20年以上芸能界で第一線を張ってきたヒロミさんですから力は申し分ないわけで、この絶好のチャンスで結果を残していったことが再ブレイクにつながっていった。

著書の中で「芸能界の仕事は日当の凄くいい日雇いみたいなもの」と保証もなにもないタレント業の厳しさについて話しています。芸能界は「水もの」とよく言われますが、浮き沈みの激しい世界で生きてくことの不安定さを物語っています。

いい訳しない生き方。 ヒロミ
今回はじめて明かす、10年間の秘話から、少年時代のこと家族のことビジネスのこと、また親友の木梨憲武さん藤井フミヤさんとの友情まで赤裸々に告白
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KaoruAnatu
毎夜カタカタ投稿している中の人。本とサブカルを中心に執筆中。独自視点でレビューが書けたらと思っている今日この頃