ラノベ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」感想 エロ要素満載なブヒブヒファンタジー

4月の春アニメからはじまった『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』、ラノベ原作の作品はとりあえず一話はチェックするようにしてるんですが、今期続きを見ようかなと思ったのがこの作品。

作者は羊太郎というお方。第26回ファンタジア大賞で「大賞」を受賞した作品なので余計期待が高まりますね。

以下個人的感想を書いてきます。

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あらすじ・ストーリー

主人公はグレン=レーダス、若干11歳(通常は14歳程度)にしてグレン魔術学院の超難関入学試験に合格するも、学生時代はパッとしないまま15歳のときに卒業、その後4年間の経歴は不明。

現在はアルザーノ帝国魔術学院の教師セリカの居候としてニート状態な生活を送っていた。ある日、グレンの怠惰な生活を見かねたセリカは魔術学院で募集していた教師にグレンを紹介する。

セリカの推薦もあり経歴不明のグレンも非常勤講師として魔術学院で一ヶ月間、教鞭をとることになるのだが・・・魔術嫌いのグレンは受け持った生徒にろくに授業をしないロクでもない教師だった。

ここからグレンの学園生活でいろんなイベントが発生していくストーリー。魔術ファンタジー+エロエロな展開がスキな方にはおすすめ。

最初のツカミはグッド

ロクに授業をしない非常勤教師グレンが生徒との関わりによって少しばかり「やる気」を出していく。

お前らやっぱバカだわ

といきなり生徒に向かって暴言を吐き捨てるわけ。多少は授業をする気になったけど態度はやっぱロクでなしでクセがあるw

「要するに魔術式ってのは超高度な自己暗示っつーコトだ。だから、お前らが魔術は世界の心理を求めて~なんてカッコイイことよく言うけど、そりゃ間違いだ。魔術は人の心を突き詰めるもんなんだよ
出典:ロクでなし魔術講師と禁忌教典1 羊太郎

魔術を発動させるのに必要な呪文:ルーン語とは言ってみれば自己暗示を効率的にかけるための言語、だから呪文を唱えれば深層心理に変革を起こし魔術が操れるようになるんだ!と説明する。

魔術を一種の自己暗示と定義したことで、妙な納得感があり思わず「なんかスゲー」と思いページをめくってしまう。大賞を受賞したのもここらへんの作り込みが評価されたんだと推測。

でも、まぁスゲーと思うのはここらへんくらいまで。実はけっこうアナポコだらけの作品ってのは伝えておかなければならない!

バトルシーンは脳内補正必須

ツカミはよかった。

だがバトルシーンに難アリ。学院内に天の知識研究会という魔術結社が生徒を誘拐しに乗り込んでくる展開になるのだが、まずザコキャラ、ジンが「マジカルパンチ」なるキックによってグレンに瞬殺される。

なるほど、ロク魔のバトルはギャクよりに描くのね、、、と思いきや次に立ちはだかるラスボスクラスのレイクが登場するも、このときはしっかりバトルシーンを描く。

一体どっちの線で描きたいのかブレブレ。リゼロかこのすばか。両方きっかりしっかり描いていればいいんだけど残念ながらそうはいかない。

終盤、敵に学院内のセキュリティを掌握されたことで、生徒たちを守るガーディアン・ゴーレムがグレンを敵とみなし襲いかかってくる。バトルの見せ場である!

一体は黒魔ブレイブ・バーストによって破壊することに成功するも魔力消費がハンパなく複数回打てず窮地に追い込まれる。

窮地に追い込まれたグレンは「どうにでもなれ」といい放ちゴーレムに突進して攻撃をひらりとかわしていく、そして次の説明である。

奇跡的にゴーレムの防護線を突破し、転送塔内へ侵入を果たしたグレン
出典:ロクでなし魔術講師と禁忌教典1 羊太郎

この一行によってゴーレム戦は無事切りぬけた・・・らしい。

おそらくこの「奇跡的」ってのはゴーレムのキャラ描写に「硬い」とか「重い」とかあったから、動きが遅いゴーレムの攻撃を「奇跡的に」回避して転送塔に入れたって意味だと思う。多分ね。

この解釈が当たってるかどうかは知らない。だって「奇跡的」って一言で片付けちゃってるわけだからねw

つまりバトルシーンが描ききれてないのよ。

エロ要素万歳?

バトルシーンが気になるとろこですが、それを補うにあまりあるエロ要素がロク魔にはある!

ぱり、と。ジンはなんの迷いもなくシスティーナの着る制服の胸元に手をかけ、それを引き裂いた。白い下着の包まれた胸と肌があらわになる。
「・・・え?・・・あ」
かすれた声がシスティーナの喉奥から絞りだされる。
出典:ロクでなし魔術講師と禁忌教典1 羊太郎

このあともムフフは展開は続くんですが、かなり直接的な表現なのでここでは自粛w

エロ要素はかなり多め。扉のカラーページにもヒロインの下着姿とか描かれてるので、ルミアに裸さえあればほかにはなにもいらないという猛者(もさ)は購入する価値アリです。

ただ魔術設定を作者なりに作り込んだわけで、そこをもっと活かしてほしかったなぁという思いもある。だから読後感はルミアの発育が凄かったことしか頭に残らないというねw

化ける作品なのか

細かい矛盾やツッコミをなくして読めばサクサク読めるので楽しめる作品だとは思うけど、1巻の文章だと「ムリだわ」ってなっちゃう人はいるはず。一方で2巻で化けるなんて感想もある。

たしかに、魔術の説明は引き込まれるものはあった、なのでここでは引き続き2巻を読んでから評価を付けようと思います。個人的にはツカミがよかっただけにもう少しなんとかならなかったのかねという感想が強い。

ちなみに今後のアニメの見どころは、ゴーレム戦での「奇跡的に」というワンフレーズをどうアニメで表現するのかもの凄く楽しみwww

悲報:ゴーレムさんはカットされましたw

つづく

ロクでなし魔術講師と禁忌教典1 羊太郎 三嶋くろね
出版社: KADOKAWA / 富士見書房
発売: 2014/07/25
言語: 日本語
ASIN: B00LWWPJ88

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KaoruAnatu
毎夜カタカタ投稿している中の人。本とサブカルを中心に執筆中。独自視点でレビューが書けたらと思っている今日この頃