食品添加物をなるべく摂らない食品の選び方のポイント|食品の裏側 安部司

コロッケ

食品業界の裏側を暴露している「食品の裏側」では、私たち消費者に向けて食品添加物のメリットだけでなくデメリットを教えてくれました。

普段なにげなく食べている食品の本当の姿がこの一冊で分かる
著者の安部司さんは、食品添加物の商社に勤めていた方で、まさに食品業界の裏の裏までを知り尽くし

さらに、この本によると、成分表には記載されていなくても、実際には多くの食品添加物が使われている商品も数多くあるそうです。それでは、どうやって少しでも安全な食品を選んでいけばいいのでしょうか?

そこで今回のテーマは、なるべく食品添加物が入っていない商品の選び方について学んでいこうと思います。

食品添加物が日本の食卓に浸透してきてから、日が浅いこともあって、本当に安心なのかどうか疑問に思っている人は多いはずです。ぼくなんかは常温保存でも腐らない惣菜やお弁当が体にいいとはどうしても思えない。

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絶対に食べない・口にしないということではありません

もちろん、添加物には毒性はないのかといえばそんなことはありません。毒性もたしかに考えるべき問題ですし、安全性が完全に証明されていない添加物が使われているといった現状もたしかにあります。しかし、添加物の「害悪」と言うけれども、私たちは間違いなく添加物の「恩恵」も受けているのです。
出典:食品の裏側 安部司

私がこの本に共感できたのは、食品添加物を悪者にしていないところ。外食だってコンビニだって、24時間営業食べ物を提供できるのは、食品添加物によって日持ちがよくなったからで、こうした恩恵があることも忘れてはいけません。

だからといって、添加物ばかりの生活がいいというわけでも当然ない。ただ、本書のような食品業界についての暴露本が出ることによって、ぼくたちにとっては商品を購入するときの参考にはなると思います。

ここに書かれていることがでっち上げと批判するジャーナリストや団体もいるようですが、ではすべてはウソなのか?といえばそんなことはないと思う。

少なくとも著者は食品業界で何十年と働いてきた経歴があるわけで、これだけでも十分に耳を傾ける価値は十二分にあるのではないでしょうか。

成分表示のカラクリ

冒頭でも書きましたが、食品の裏面に書かれている成分表は、その食品のすべての成分が明記されていないことはご存知でしょうか。

理由は「一括表示」にあります。一括表示とは、いくつかの添加物を一括表示すること。「香料」や「乳化剤」など、同じ目的のために使われるのであれば、一括して表示していいよと食品衛生法で定められているのです。
出典:食品の上側 安部司 p111

こんなカラクリがあったなんて今まで知りませんでしたよ、ホント。さらには、これだけでなくほかにも成分表に表示しなくてもいいケースがあるといいます。

食品衛生法で決められているのですが、「表示免除」という例外ケースが認められており、(中略)添加物を表示しなくてもいいということになっているのです。
出典:食品の上側 安部司 p118

たとえば、コロッケやフライといったバラ売りの商品だったり、店内で製造された惣菜、パッケージが小さい商品も表示義務が免除されているといいます。

そういえば、バラで売っているチロルチョコには成分表示はどこにもないですよね・・・

食品添加物の見分け方

食品衛生法が食品添加物を表示しなくていいといっているんなら、ぼくたちはどうやって添加物を減らした食生活をしていけばいいのでしょうか。

私の答えは、「食品添加物とは台所にないもの」というきわめてシンプルなものです。これなら、誰にとってもわかりやすいのではないでしょうか。
出典:食品の上側 安部司 p191

著者の安部さんはこんな風な簡単な方法で見分けてみてはとアドバイスしています。

食品添加物とはいっても、よくわからない成分が記載されていることがあり、これを一つ一つ覚えていくのもいいですが、誰でも簡単にできる方法として、「台所にないもの」は食品添加物と考えていくといいですよといいます。

台所にないものがたくさんあれば、それは添加物がたくさんはいっていると判断して、なるべく買わないようにする。もちろん、これも一つの消費者行動であって、絶対に買ってはいけないということではないと思います。

だって、お肉だったスナック菓子だってそうですけど、基本的に体に悪いものはおいしいものと決まっていますから、無理せずに行動していけばいいのです。