高AGE食品は老化の天敵!「老けない」ための食習慣

高AGE食品

近頃老化の原因物質として注目を浴びているAGE。

前回はAGEとは何者なのかを紹介しましたが、今回は実践編として、どうすれば老化を防いでいけるのか、アンチエイジングについて書いていこうと思います。

老化の原因はAGEにあった!|老いたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一
老化は誰もが通る道ですが、それでもやっぱり嫌なものですよね。 ですが、もし老化を遅らせ

↑の理論編はコチラを参考にしていただければと思いますが、AGEのメカニズムなんでどうでもいいという方は、実践編からどうぞ。

それではしばらくの間お付き合いください。

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毎年の検診で「血糖値」を気にしていますか?

AGEはタンパク質の糖化反応によってできる糖化物質ですから、「高血糖」はAGEを作りやすい環境といえます。

そのため、血糖値は老化の観点からみると、非常に大切な指標となります。

検診で、「あなたは血糖値が高いから食生活を改善しなさい、運動しなさい」と指摘されても、まったく意に介さない人がいます。しかし、この助言は「あなたは老化の進行がほかの人と比べて早いですよ」と宣言されていることと同じことです。
出典:老けたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一 p44

今まで血糖値をそれほど意識していなかった方は要注意です!この機会に一緒に改善していきましょう。

私も高いもので・・・

食事によるアンチエイジング

高血糖に注意することも大切なのですが、老化が誰にでも等しく訪れるように、AGEも時間の経過と共にたまっていきます。

ならアンチエイジングなんてそもそも無理じゃないの?

と思うかもしれませんが、たとえば周りの友人や知人に「同い年なのに若く見える」といったことってよくありますよね。何より同い年の女優やモデルと比べると凹むぐらい違うわけです。

つまり、老化は等しく訪れますが、遅らせることも可能なわけで、その方法の一つにAGEをためないことがとても有効なのです。

では、どうすればいいのか?ヒントは日々の食生活にあります。

AGEは高血糖によって体の中でつくられるだけではありません。AGEがたくさん含まれる食べ物を食べることで外からもとりこまれます。おおよそ、その食べ物に含まれるAGEの七%が人間の体内にとりこまれて、最終的に蓄積すると思ってください。
出典:老けたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一 p44

ここでのポイントは2つ。

一つは食べ物によってもAGEが作られること(およそ7%)。もう一つはAGEは体内に蓄積するということです。

そして、怖いのは2つ目のポイントです。体内にできてしまったAGEは、体外に排出されたり、分解されることがない物質であることが分かります。

AGEを増やさない食生活がアンチエイジングにつながるのは、こうしたワケがあったのです。

では、いよいよ次から具体的な食生活について考えていきます。

高AGE食品の見分け方

ホットケーキ

AGEは糖化反応によってできる物質(理論編を参照して下さい)であるため、焦げ目がついた料理は避けるようにする、これがポイントです。簡単ですよね。

単純に言いますと、水を使わずに焼いたり、油で揚げたものによく見られます。つまり「見た目」でAGEの量がある程度判断できるわけです。
出典:老けたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一 p74

高AGE食品かどうかは調理法によって見分けることができます。

たとえば、ご飯は蒸しているのでAGEは低いですが、チャーハンは油を使って高温で炒めているためAGEの高い食べ物となります。

こんな風に調理方法で簡単に区別できるのですが、注意したいのが老化を促進するからといって、

高AGE食品は絶対に食べない

という反応はいけません。AGE量の多い少ないだけで食事を決めることは偏食へとつながりかねないからです。

大切なのはバランスなんです。

要するに程度の問題です。日頃からいろんな食品をバランスよく食べている分には、大きな問題はないでしょう。いや、偏らずにバランス感覚をもった食習慣は、きっと体にいいはずです。
出典:老けたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一 p77

非常にありきたりなアンチエイジング方法になってしまいましたが、本当にそう思いますか?

毎日数十種類以上の品目を食べている人はどのくらいいるのか疑問です。また、ファミレスやコンビニ弁当、スーパーの惣菜で食事を済ませている人は多い気がします。

できているようでできていないことが、着実に積み重なって「老化」を自ら促進させていたんです!

これだけは絶対に避けたい!高AGE食品

老化を促進させる怖~い食品を覚えておくのもおすすめです。それが、

ファーストフードフルクトース(果糖)

です。ファーストフードは健康によくないことが知られていますから、控えるよう心がければ問題ないですが、厄介なのがフルクトースです。

フルクトースというと聞きなれないかもしれませんが、ようは果糖のことです。スナック菓子や清涼飲料水、スイーツなどに必ずといっていいほど入っている成分です。

ただ、お菓子類だけでなく、醤油のうまみ成分や、惣菜などの加工品など、実はありとあらゆる食品に配合されています。

フルクトースはAGEを作り出しやすい成分で、ブドウ糖と比べておよそ10倍の速さで作られると言われています(それだけ老化を促進させるということです!)。

そのため、スーパーなどで買い物をするときは、必ず成分表をチェックして「コーンシロップ」「果糖」「異性化糖」と表記のある商品には要注意です。

食品を買うときは、成分表をよく見るようにしましょう。コーンシロップの表示があれば、フルクトースコーンシロップが含まれています。
出典:老けたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一 p105

異性化糖

ちょっとボヤけて見えにくいですが、試しにコンビニの惣菜パンを見てみても「果糖」が含まれていました。成分表には「砂糖混合異性化液糖」とあり、これも果糖の一種です。

OLさんや学生の方がお昼にコンビニの惣菜パンとおにぎりで済ませてしまうということってありませんか?こうしたちょっとした食習慣が老化の魔の手が忍びよっているんです。

ちなみに、商品の成分表に表記される異性化糖には以下のように表記されるので覚えておくと役立ちます。

異性化糖製品には日本農林規格(JAS)が制定されていて、果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が50%未満のブドウ糖果糖液糖、50%以上の果糖ブドウ糖液糖、そしてブドウ糖果糖液糖あるいは果糖ブドウ糖液糖に10%以上の砂糖を加えた砂糖混合異性化液糖があります。
出典:異性化糖って、何だろう?|日本甜菜製糖株式会社HP

個人的に気をつけようと思ったのが、醤油ぽん酢といった調味料でした。こうしたものは毎日使うものですから、値段が高くても品質のいい商品を選びたい。

低GI食品はおすすめか

血糖値を気をつけるのであれば、低GI食品を食べればいいという思う人もいるかもしれませんが、低GI食品ばかりを食べてしまうのも、栄養バランスを考えるとおすすめできません。

何事も「やりすぎ」はよくないといいます。

GI値というのは、あくまで一定の量の炭水化物や豆や肉を食べたとき、これだけ血糖値が上がりますという単なる指標にすぎないということです。GIだけにこだわると、栄養が偏る危険性があります。
出典:老けたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一 p120

なによりもバランスが大切

最後はAGEを体内に溜めにくい方法を方法を紹介したいと思います。

今まで食べる順序を気にしながら食べていた人はそれほどいないと思いますが、これからはなるべく野菜を先に食べることを心がけてみてください。

食べる順番も大切です。野菜は必ず先に食べること。これを守ってください。糖の吸収がゆっくりになるので、血糖値の急激な上昇が防げます。それに、野菜を先に食べると、お腹がふくれて、ご飯や肉の量も減らせます。
出典:老けたくなければファーストフードを食べるな 山岸昌一 p114

バランスを考えた食生活は美容にも健康にもいいですが、ストイックに管理するのも息苦しいですしストレスも溜まります。そして、何よりも続かない。

ときどきは自分のご褒美にスイーツを食べるというのもアリだと思います。なにより食べることで幸せな気分になりますからね。

ムリのない範囲で実践してみてはいかがでしょうか。

老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 山岸 昌一
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