メディアでは見せなかった飛鳥涼の人物像を垣間見る|インタビュー 飛鳥涼

あれは確か、飛鳥さんの事件が世間で話題になった頃に、吉田豪さんがコメンテーターとして、飛鳥さんの人となりを解説していたときに、この『インタビュー』を紹介していました。

タレント本収集家でも有名なプロインタビュワーの吉田豪さんですが、『インタビュー』に書かれていることが、かなり衝撃的な内容だと力説していたので、どうしても読みたくてチェックはしていたんですが・・・。

あれから、もうかなり時間が経過しまったのですが、ようやくブックオフ(笑)で出会うことができたので、今回はこの本を元にメディアでは見せなかった飛鳥涼さんの人物像について書いていこうと思います。

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飛鳥涼と黒い関係

僕にはヤクザの友達がいる。「ヤクザな」ではなく、「ヤクザのような」でもなく、正真正銘のヤクザである。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p19

という文章からはじまるエッセイを読むだけでもメディアで見ていたASKAのイメージを覆してしまいますよ。だって、芸能界ってこうしたいわゆる「黒い交際」ってのは表だって明らかにしないことが多いから。

島田紳助さんも、この黒い交際によって芸能界を引退した節があるわけですから、この業界でのタブーを、飛鳥さんのこの本では、かなり赤裸々に書いていました。

黒い友人の名前は竜治(実名なのかは不明)さんという方。しっかりと名前も書いていました。

同級生ではないんですが、小学校からの付き合いで、竜治さんの方が年上なんだそうです。飛鳥さんの父親が剣道の名士で、子供たちに剣道を教える師範をしていたのですが、その教え子の一人に竜治さんがいたこともあり、家族ぐるみでの付き合いがあったようです。

また、竜治さんは父親を早くに亡くしたことで、飛鳥さんの父親が親代わりというか気にかけていたこともあり、交友関係がその後も続いていったそうです。

少年期に父をなくした竜治にとっては、僕の父は親父的な存在でもあり、剣道の師でもあった。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p26

飛鳥涼と白い粉

正直このインタビューを読んで、どうして飛鳥さんは白い粉に手を出してしまったのか疑問が残ります。

というのも、かなり驚くかもしれませんが、この本には、はっきりと覚○剤(ここではぼかします)と書かれているんです。なんと因果な・・・

飛鳥さんの友人には怖い方がいるのは話しましたが、その方が最終的に薬漬けになり禁断症状まで発症してしまったとつづっているんです。

それから、少し経(た)って彼が入院したことを知った。覚醒剤中毒であった。あの日、痩せたなって思ったことが当たっていた。もう、戻れんな。という一言が、頭の中で何度も繰り返された。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p31

飛鳥さんは薬によってやつれていく友人の姿を実際に目の当たりにしているわけで、それでも手を出してしまった飛鳥さんの心境には何があったのでしょうか。

(後遺症?)覚醒剤の後遺症は、アルコールなどでも突然現われることがあるという。彼はそれを認めた。幻覚と、妄想。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p38

後遺症の恐ろしさも重々知ってることがこの本から分かります。

飛鳥涼のもう一人の人格

なぜか僕は温厚にみられがちだが、一度切れると周りの精子が利かなくなる。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p87

ぼくたちがテレビで見ていた飛鳥さんの人物像は「温厚」という言葉がピッタリと当てはまる。もちろん、こうした一面もあるのですが、実は切れやすいとい一面も持ち合わせているといいます。

普段は上がり始めるときにカウントが聞こえるんだが、このときはいきなりだった。「プチン」完全に鳴ってしまった。昔からなめられるのは我慢できなかった。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p89

子供の頃は背が低かったこともあり、よくなめられた。そんなときは大きな相手であっても、泣くまで徹底的にやった。「ごめんなさい」をするまでは許してあげなかった。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p89

「プチン」「ごめんなさ」という表現からわかるように、かなりオブラートな言葉にしていることがわかります。

ある程度の修正があったのかも知れませんが、実際にはこうした言葉とは裏腹に、キれた飛鳥さんは手がつけられないようです。

では、こうした飛鳥さんの言動をCHAGEさんはどう捉えていたのだろうかと読んでいくと、あくまで飛鳥目線ではあるんですが、

そんな僕を初めて見たマネージャーは驚いたろうが、CHAGEは久しぶりに始まったかと笑っていたようだ。
出典:インタビュー 飛鳥涼 p91

CHAGEさんにとっては、日常とは言わないまでも度々こうしたトラブルが起こっていたことが想像できます。

出典:CHAGE and ASKA Official Channel

この本を読んでみると、余計に分からなくなってしまいます。結局は本人にしかわからない「なにか」があったんでしょうか、心の闇がかなり深そうです。