アメトーーク!読書芸人で絶賛された西加奈子作品の魅力

本

アメトーーク!で久さしぶの読書芸人回が放送されました。今回はピースの又吉さん、オアシズの三浦さん、そしてオードリーの若林さんの3人によるトーク。

前回と比べて人数が減ったことで、おすすめ本の紹介もがっつりしてくれたのがよかったです。

それぞれ、10冊づつ(又吉さんだけ13冊)紹介していましたが、このコーナーで気になったのが、三人とも西加奈子さんの作品を紹介していました。

西加奈子とはどんな作家なのか、その人となりをまとめてみることにしました。

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西加奈子の生い立ち

1977年生、イランのテヘラン生まれ。両親は生粋の日本人なんだそうですが、父親が駐在員のため、2歳までテヘランで過ごし、その後大阪に住み、小学校1年~4年生の終わりまではエジプトのカイロに住んでいたといいます。

影響を受けた本には、遠藤周作やトニ・モリスンやポール・オースターといったアメリカ文学を好んで読んでいた加奈子さん。

遠藤周作は中学生の頃に読んで好きになり、あまりの好きっぶりにファンレターまで送ったといいます。ただこの後のエピソードがすごくて、

うちが手紙出した1週間後に亡くなったんです。
出典:第53回:西 加奈子さん|作家の読書道

こんなことがあったとは、なんだか不思議です。

ずーっとモリスンを読んでました。『スーラ』とか他のも読んだし、全部好きやけれど、でも『青い眼がほしい』は衝撃度で言うと一番。
出典:第53回:西 加奈子さん|作家の読書道

アメリカ文学に出会ったのが高校生の頃で、特にモリスンの作品には夢中になり、今でもよく読んでいるんだとか。

執筆スタイル

これは長編に限らずどの作品でもそうですが、1日が終わっても、「終わった!」みたいなすっきり感はなくて、ぬる~っとずっと脳みそのなかで続いている感じなので、多分、体は休まっていなかったと思います。
出典:Vol.26 西 加奈子|美人白書

執筆は思っている以上に体力が必要がいる作業といいます。また、作品を執筆する上で結末までのストーリーをある程度イメージしているのかという話になり、

ハッピーエンドということだけ。私は、全然プロットを立てないで書くタイプなんです。
出典:Vol.26 西 加奈子|美人白書

作品を作っている中で考えていくタイプみたいです。

読書芸人が選ぶ西加奈子作品

ピース又吉おすすめ加奈子作品

漁港の肉子ちゃん 西加奈子

男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい―キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでもみんな生きている。港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。
出典:Amazon.co.jp

オアシズ三浦おすすめ加奈子作品

ふくわらい 西加奈子

マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。25歳。唯一の趣味は、暗闇でのひとり遊び―。
出典:Amazon.co.jp

オードリー若林おすすめ加奈子作品

サラバ! 西加奈子

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。
出典:Amazon.co.jp

ゲスト・市川沙耶のおすすめ加奈子作品

キリコについて 西加奈子

小学校の体育館裏で、きりこが見つけた黒猫ラムセス2世はとても賢くて、大きくなるにつれ人の言葉を覚えていった。両親の愛情を浴びて育ったきりこだったけれど、5年生の時、好きな男の子に「ぶす」と言われ、強いショックを受ける。悩んで引きこもる日々。やがて、きりこはラムセス2世に励まされ、外に出る決心をする。きりこが見つけた世の中でいちばん大切なこととは?読者からの熱烈な支持を受け、ついに文庫化。
出典:Amazon.co.jp

西加奈子さんが自身のサイトにて感激コメントをアップ

芸能界きっての読書好きの三人がそろって西加奈子さんの作品を薦めているってのはやっぱりスゴイ。

このアメトーーク!が放送された後、西加奈子さんの公式サイトで「嬉しい」「素敵すぎる」といったコメントしていました。こっちにまで嬉しさが伝わってきます。

大好きなアメトーーク、「読書芸人」にて、大大大好きな又吉直樹さん、光浦靖子さん、若林正恭さんが、それぞれ私の本をご紹介くださいました。なんてこと・・・!!!! 嬉しい・・・・!!!!!!!!!!!嬉しすぎて、もう今後私の人生には二度と素敵なことが起こらないのではないかと思っています。なんてなんて幸せなんやろう。
出典:今後二度と|西加奈子オフィシャルウェブサイト

この放送で司会の宮迫さんはオードリー若林さんがすすめていた『サラバ!』を購入していました。この作品は西さんの実体験がベースになっているので描写もとてもリアルなので、ハマル人はハマルはずです。

この機会に西加奈子作品を読んでみてはいかがでしょうか。