予言の騎士ガウェイン捜査に奔走(ほんそう)するパーシバルたちだが、各地では様々なトラブルが起こっていた!

59話では、ランスロットに突然キスしてきた少女の正体、そして、酒場にいた荒くれオヤジの正体が判明する!?
黒髪の少女「ギネヴィア」
初対面のランスロットにキスをしてみせた黒髪の少女、ランスロットはこの少女が誰なのか全く心当たりがない。
だが、少女はランスロットのことならなんでも知っているという。父親の口癖だったり、お師匠様との体験だったり・・・
適当にあしらっていたランスロットだったが、「師匠」の名前が出るや顔色が変わる!なぜなら師匠のことは誰にも話したことがないからだ。
黒髪の少女はギネヴィアと名乗り、「リオネスには明日までいるから」と言い残して、どこかへ去っていくのであった。
ランスロットのお師匠様
59話にて登場したランスロットの「お師匠様」ですが、これは、前作「七つの大罪」の特別読切で登場しています。

出典:黙示録の四騎士59話 鈴木央 講談社
ランスロットが師匠と呼ぶ人物はリオネス王国の聖騎士だったジェリコ。聖戦終結後にバンはエレインと共に妖精の森に移ります。
ジェリコもこのときバンたちと共に妖精の森へと移り、その後はランスロットの指南役に。ジェリコを師匠と呼ぶのは、剣技の師匠だから。
聖騎士キオンの殺意
一方、黙示録の四騎士ガウェインの特徴に合致する人物を見つけ出したキオンは、ガウェインを本気で倒そうとする。
土の精(ノーム)を呼び出し、ガウェインを握り潰そうしたとき、トリスタンが仲裁に入り最悪の状況は逃れた!
助けられガウェインだが、兜を取ると聖騎士見習いのタルタンがそこにいた。なんでも、散歩中にこの鎧を見つけ思わず着たらしいw
酒場の男とパーシバル
一方、酒場で暴れている荒くれ男は、聖騎士ペリオとケンカの真っ最中、しかも、荒くれ男のほうが優勢なのだ。
そのとき、大きな魔力を察知して駆けつけたパーシバルたちは、荒くれ男が四人目の黙示録の騎士だと勘違いしたようだ。
だが、パーシバルを一目みるや荒くれ男は「会いたかった」と知っているような反応、この男の正体はペルガルドであった!!
アーサー王配下ペルガルド
まさかこんなところにペルガルドがいるとは。しかも、鎧や剣といった装備は持たず無防備な姿、身分を隠しての行動・・・
とはいえ、殺気全開で意図的に目立ったり、パーシバルに気軽に話しかけたり、身分を隠す様子が明らかにないw
ペルガルドの狙いはなんなんでしょうかね。観光ではないことは確かであり、なにかしらの悪だくみを考えているのは確か。

出典:黙示録の四騎士57話 鈴木央 講談社
そういえば、ペルガルド以外にもう一人共に行動していたはず・・・となると、ペルガルドは聖騎士の目を引きつけるための囮(おとり)とか?

黙示録の四騎士59話まとめ&60話予想
- 黒髪の少女の名はギネヴィア
- 酒場にいた男はペルガルド
- ガウェイン未だ行方不明中
リオネスに黙示録の四騎士全員が揃ったことで、アーサー王側もなにか仕掛けているのは間違いない。
バルトラの予言を考えても、リオネスを舞台に大規模な激闘が、繰り広げられる可能性は否定できないよね。
つづく
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