ジャンプ新連載で久々にワクワクした漫画。「トリコ」でお馴染みの島袋先生による新連載が今週からはじまりますッ!
強敵がいて、主人公が成長して立ち向かう王道冒険ファンタジーに、「建築」という某人気ゲームの要素をゴリゴリに取り入れた設定もよい。
あと、1話目にしてストーリー展開が予想できるのもよい。小難しい漫画ってハマるまで時間かかるけど、ビルドキングはすぐハマれる。
主人公は二人
主人公はハンマー島に住むとんかちとレンガ。名前からしてもう完璧。とんかちは人間離れした強さがあり、レンガは天才的な建築技術の持ち主。
主人公- とんかち:建築の才能はないが超強い
- レンガ:天性の建築才能を持つ
この二人がいろんな冒険の中で成長し強くなっていくというストーリー。第Ⅰ話では、二人の境遇についても触れています。
子どもの頃に、ハンマー島という孤島に流れついた二人は、両親が誰なのかも分からない(今後明らかになってきそうw)。
頑丈な家を作るレンガ

出典:ビルドキング1話 島袋光年 集英社
頑丈な家を作るのはレンガの役目。ハンマー島は自然が猛威をふるう場所。そのため、頑丈な家は生きるために必要なのだ。
現在、この島に住む人間はとんかちとレンガの二人だけ。ほかには人言をしゃべる動物がいるだけ。そして、何より恐ろしいのが家食いの存在。
家を壊す「家喰い」

出典:ビルドキング1話 島袋光年 集英社
家食い「ゴルル ゴル」
この世界には家を壊す「家食い」なる敵が存在します。ハンマー島にもそんな家食いたちがたくさん生息しています。

家喰いが襲ってきても壊れない頑丈な「建築物」を建てることで、家喰いの脅威から身を守ることができるんです。
さらに、「家喰いのボス」なんていう強モンスターもいる。そして今後は、とんかちの前にものスゲー強敵が登場してくるんだろうな。
家喰いを倒すのはとんかちの役目
頑丈な家を作っても家喰いを倒したわけじゃない。そこで!とんかちの出番。愛用武器ビガーハンマーで敵を倒していきます。
ビガーハンマーは「活力」を伝える工具。活力については詳細は不明だけど、強さを推し量る重要なパラメーターの一つなのかもしれない。

出典:ビルドキング1話 島袋光年 集英社
大工とはどんな環境でも「安心」と「平和」を作れる者のことを言う。レンガは頑丈な家を作ることで「安心」を人々に与える。
とんかちは家喰いを倒すことで人々に「平和」を与える。まともに家を作れないとんかちは大工じゃなくね、と思うかもしれない。
だが、この世界では、家を作ることだけが大工の仕事ではない!家食いを倒すという広い意味で大工の役割はとても重要なのだッ!
ビルドキングとはなんぞや
今作のタイトル「ビルドキング」、その名前からビルド(作る)+キング(王)と、どこぞの海賊王に俺はなる的なものを連想するかもしれない。

- マグマに浮かぶ暗黒城
- 雲海の黄金ホテル
- よみの国の牢獄
何百何千、もしかするとそれ以上の年月もの間、壊れることなく建ち続ける伝説級の建物たちをビルドキング呼ぶ。
地震だろうと津波だろうと台風や竜巻だろうと、いかなる天変地異がおころうとも、耐え抜き続けたクソほど頑丈な建物なのだ。
主人公のとんかちたちは、このビルドキングの建設に携われるような凄腕大工になることを夢見る少年たち。
そして、主人公ともう一人、重要なカギを握るのがとんかちたちに家を建てる大工技術を教えてくれた棟梁の存在!
大工棟梁シャベルとの約束

出典:ビルドキング1話 島袋光年 集英社
ハンマー島に住む人間はとんかち、レンガの二人だけ、少年の彼らにとってどうやって大工技術を身につけたのか、その鍵を握るのがシャベル。
ある日、島にやってきた大工の棟梁シャベル。たまたま流れついたのか、それとも、目的があってやってきたのかは不明だ。
島に降り立ったシャベルは、親のいないとんかちと出会い、そして、生き抜くために大工の技術を教えていった。師匠であり親代わりとして。
シャベルの元で大工の技術を学んでいったとんかちたちだったが、ある日、ビルドキングの工事に携わるために島から離れることになる。

島を出るとき、シャベルはちんかちらに「二年後迎えに来る」と約束した、、、それから三年の月日が経とうとしているのだが、いまだ迎えは来ない。
ビルドキングの分かりやすいストーリー
ビルドキングの内容をざっくりとですがまとめてみました。シャベルが島を出ていってから、かなりの成長をみせているとんかちたち。

ビルドキングのストーリーは、世界中にいる強敵な「家喰い」とバトリながら、伝説級のビルドキングの工事に携わっていくお話。
四天王的な強敵が出たり、誰も辿り着いたことのないような伝説の建造物、さらに伝説級の大工たちも登場するんだろうな、きっと。