マキマの言葉によって明らかに誘導されていたアキは、すべてを捧げ「契約」を交わしてしまった。ということはマキマは悪魔?

正体そのものが不明のマキマですが、75話にて何の悪魔なのかが明らかに!ただし、それ以上に謎多き回でもありました。
目次

逆らえない天使の悪魔
アキの異変を感じた天使の悪魔はマキマに敵意を向ける。寿命10年を使い剣を作りだし、斬りつけようとするも叶わない。
マキマの「伏せ」の一言により、強制的に従わされたからだ。地面にひれ伏し体を理由に動かすこともできない。

出典:チェンソーマン75話 藤本タツキ 集英社
伏せ
マキマとの出会いの記憶を思い出した天使の悪魔だが、マキマは再度命令しすべてを捧げる契約を交わしてしまう。

世界の敵は銃の悪魔ではなくマキマ?
場面は変わりホワイトハウス内。米大統領がマキマを殺すことを決断する。世界が恐れていたのは、銃の悪魔ではなくマキマだったのか?
マキマの脅威は世界中が認知していたが、今やアメリカ以外殺すことを諦めてしまっていた。しかしアメリカだけは違っていた。
米大統領は国民の寿命を一年与える代わりに、マキマを殺す契約を銃の悪魔と結ぶ。そして、日本に銃の悪魔が姿を現す!
マキマは支配の悪魔
米大統領が明らかにしたマキマの正体は「支配の悪魔」。人類の歴史は支配の歴史。領土を資源を財産を奪い合い、勝者が敗者を支配してきた。
そこから生まれてきたのが支配の悪魔、つまりマキマ。人類にとってマキマに対する恐怖は増大し勝つことさえ諦めてしまっていた。
銃の悪魔、出現す
1997年9月12日午後3時、秋田県にかほ市沖合より12秒間銃の悪魔出現。被害範囲は周囲1500メートル、犠牲者100名以上。
- 全ての男性が頭部を銃弾で撃たれる
- 全ての子供が頭部を銃弾で撃たれる
いずれも銃の悪魔の能力。攻撃範囲内において条件に当てはまる人間の頭部を撃ちぬいていく能力。しかし、犠牲者の中にマキマはいない。
銃の悪魔はなぜ、マキアがいない秋田県の沖合に出現し能力を発動し大量の人間を殺したのか、その理由は不明である。
チェンソーマン75話の深掘り考察
ここからは、チェンソーマン75話で気になったコマを掘り下げていきます。
マキマの言う「ブラフ」とは?
75話で話していたマキマのブラフ発言の真意。ブラフはハッタリ(嘘)っていう意味だけど、何に対して嘘をついていたのか。

討伐作戦と米の動き
銃の悪魔討伐の時系列としては、アキのセリフから明日に控えていた。でも、その前日にアメリカが銃の悪魔と契約し日本に上陸した。
アメリカ大統領が「時が来てしまったようだ」というセリフは、マキマが動く前にこちらから動くことを決断したセリフに読めた。

出典:チェンソーマン75話 藤本タツキ 集英社
討伐情報は諜報員によって他国に流れていたのはマキマ自ら話していたことで、「討伐作戦はすでに知られていた」のは状況からも納得できる。
問題は次のセリフ

出典:チェンソーマン75話 藤本タツキ 集英社
ここでいうブラフって何を指しているのか分からない。マキマさんの謎すぎて、どれがブラフでどれがブラフでないのか判別がムズい。
討伐作戦自体がブラフ?
討伐作戦を隠れ蓑に、マキマはなにかをしようとしてたのか。でも、結局は銃の悪魔と戦うことになるわけだからブラフの意味がないような?
それとも、マキマの本楽の目的には、銃の悪魔との交戦は考えてなかったってことなのかな。でも、公安の最終目的は銃の悪魔を倒すことだよね。
うーむ。
各国の肉片所有率がブラフ?
73話で明らかになった銃の悪魔の肉片を各国で所有しているという話があったけど、あの話がブラフってことなのか?
つまり、アメリカが所有する肉片は20%ではなかったってこと。肉片も各国で共有しておらず、アメリカがすべてを所有している?
となると銃の悪魔はどうやって拘束したのか、ソ連で瀕死状態で発見されたところから嘘なのか、よく分からない。
うーむ。
銃の悪魔が敵だというブラフ?
これまで銃の悪魔は人類の敵という認識で戦っていたけど、米国大統領の言動から銃の悪魔が実は悪者ではない可能性も浮上した。

でも、日本だけは銃の悪魔も公安ぐるみで探していた。肉片を探し回り、上層部に「銃の悪魔の居場所が分かりました」とも報告する場面もあった。

出典:チェンソーマン5巻 藤本タツキ 集英社
マキマによって真実が隠されていたのか。米国が銃の悪魔と契約し日本に出現させたことで、ブラフがばれ意味がないと発言したのか?
うーむ。
マキマが待っていたのは銃の悪魔?
マキマが浜辺にいたのは、何かを待っていたからですよね。そして、今回銃の悪魔が日本に来たことから銃の悪魔を待っていたってことなのか?
ただ、銃の悪魔が上陸したのは秋田県にかほ市でマキマがいる場所ではない。さらに、無関係な一般市民が犠牲になった。
銃の悪魔が出現したのはアメリカとの契約によりもの。悪魔の契約には対価が必要だけど、もしどちらかが破れば死が待ってる。

出典:チェンソーマン3巻 藤本タツキ 集英社
それくらい拘束力のある契約なのに、肝心の銃の悪魔ったらマキマとは関係なく無差別殺人をしている時点で、契約破ってないかい。
マキマが浜辺にいた理由

出典:チェンソーマン3巻 藤本タツキ 集英社
あと、マキマがどうして浜辺にいたか問題ですが、空には鳥が描かれていたことから、鳥を通して世界中の情報を集めていたとか?

マキマの正体は「支配の悪魔」
今まで謎だったマキマの正体が今回判明。その名も支配の悪魔。根源的恐怖の悪魔として、彼女?もまた一度も死んでない悪魔なのでしょうか。

けれども不明な点も多い。たとえば、地獄から生還するための地獄の悪魔に「すべてを捧げる」と言いながら、何を対価に支払ったのか不明のまま。
支配の悪魔の能力が、他人や動物を支配する力であれば、アキや天使の悪魔、ネズミや鳥を操っていたのも能力の一つなのは分かる。
けれど、新幹線や京都の神社で使った能力も支配の能力なのかな。体に穴を空けることと支配の能力と関係なさそうにも思えるんだけど。

マキマと日本政府の関係性
マキマは内閣官房長官直属のデビルハンターの肩書を持つ。悪魔ではなく人間として、そして政府の中枢にまで入り込んでいる。
マキマの支配の能力により日本政府が操られているのか、それとも人間の振りをして潜り込んでいたのかも気になるところ。
チェンソーマン75話みんなの感想・考察
SNSの75話に関する意見・考察を紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
ってか、「ブラフ」ってのがそのこと?
この「ブラフ」が何を指してるのがよく解らないんですよね。
「銃の悪魔討伐作戦を行う」ってのがブラフで、本当の作戦は他にあるって意味なんだろうか。#チェンソーマン #wj30— ハンセイ(元祖) (@neoamakusa) June 27, 2020

「ブラフ」って何かな?って考えてたんですが、世界中に散らばってるのは嘘で銃の悪魔と契約してるのはアメリカだけって事ですかね
マキマさんが銃の悪魔倒して欲しいっていうのは多分本当の事なんでしょう#wj30 #チェンソーマン pic.twitter.com/zXib5oHJLl— キッスVMAX@ダブル頑張る (@SilverWind_sub) June 26, 2020

銃の悪魔は姿を現したけど、アメリカ大統領との契約(マキマを殺す)は守っていないどころか、殺害対象から明確にマキマさんが外れてるんですよね。射程内にいたはずの男性であるアキも死亡者一覧にないし。
海岸とかは全部ブラフでマキマさんが「おいで」って言っていた相手は銃の悪魔ではない…?— 瑠璃 (@ruri15005) June 28, 2020

結局マキマさんが神社貸し切ったんはブラフだったんかな
— みすど🌙🥕👯♀️😈🌸⚓️🦊 (@misudoraccoon) June 28, 2020

マキマさんの言う「ブラフ」は銃の悪魔討伐作戦の事っぽいけど、討伐作戦がなんのブラフなのかよくわかっていない
— どっぱん (@dppnpn) June 27, 2020

73話まとめ感想&73話展開予想
- マキマの正体は支配の悪魔
- アキ、天使がマキマの支配下に
- 米が銃の悪魔と契約しマキマ殺害
- 銃の悪魔、なぜか秋田に上陸
マキマの正体が明らかになったものの、細かくストーリーを追っていくと意味深すぎてなにがなんだかよく分からない。
銃の悪魔は拘束され、各国が肉片を共有してるって話自体がそもそもウソなんじゃないかって可能性も否定できない。
ただ、マキマの話を信じるなら米が保有してるのはあくまで銃の悪魔の肉片の一部でしょ。でも、日本に上陸したのは完全体に見えたんだけど。
うーむ。
つづく
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