急展開すぎる前回のパワーの死亡、気づけばデンジの周りには、大切な人は誰一人としていなくなってしまった。

81話では、イッヌになりたかったデンジに、隠しきれないマキマの本性が出てしまう、マキマはデンジをどうしたいんだッ!
目次

デンジの反応に爆笑するマキマ
デンジの目の前でパワーを殺害し、そして、なにごともなかったように玄関のドアを閉め部屋に戻ろうとするマキマ。
必死に現状を理解しようとするデンジが出した答えは、夢。すべては夢なんだと自分に言い聞かせるデンジ。
だが、、、

出典:チェンソーマン82話 藤本タツキ 集英社
そんなデンジにマキマに笑いがこみあげてくる。ハハハハハッ、アハッ。今までみたことのない爆笑を見せるマキマ。
そして、、、
明らかになるマキマの本性。マキマの目的はデンジとポチタの契約を破棄させることにあった。狙いはポチタの心臓か?
デンジ君を不幸にしたいの
目的を果たすため、デンジの心をズタズタにし、平凡な生活とは程遠い地獄を見せてあげるとデンジを目の前で言い放つ。
仕事を与えたのも、アキとパワーと共同生活させたのもデンジに幸せを実感させるため。そして、幸せの最高潮で二人を殺した...
デンジ君は普通の生活を送っちゃいけない人間なの
マキマから告げられる糾弾。それは、デンジが幼い頃に自殺した父親が、実は自殺ではなく、デンジが殺したことを告げるものだった。
扉の向こうで見たもの
デンジがときたま夢に出てくる開けてはいけない謎の扉。扉の向こう側で「開けちゃダメ」と呼びかけるポチタらしき声。

出典:チェンソーマン82話 藤本タツキ 集英社
だが、マキマの糾弾によりあの扉の正体をデンジは知ってしまう。あの扉は、デンジが記憶の奥底に隠し続けてきた父親を殺した過去。
マキマに誘導されるように扉を開けてしまったデンジ。扉の向こうにあったのは父親の死体。俺は普通の生活を送っちゃいけない人間なんだ。
デンジはマキマの悪魔のささやきに従いすべてに絶望する。完全に支配されたように見えたデンジ、この先どうなってしまうのか。
チェンソーマン82話の深掘り考察
ここからは、チェンソーマン82話で気になるコマを掘り下げていきます。
マキマが望むのはデンジの心臓か
明らかになったマキマの意図。それは、デンジとポチタの契約を破棄すること。となると、これまでの悪魔と同じく狙うはデンジの心臓なのか?

ただ、力づくでないのが気になる。デンジの心をズタズタにして自殺を誘導、つまりは、ポチタとの契約をデンジ自ら破棄するように仕向けてる。
遠回りな方法になんの意味があるのか。支配の悪魔の能力を使えば、いくらでも従わせることができるのではと思ってしまう。
人形の悪魔と似てる説

出典:チェンソーマン8巻 藤本タツキ 集英社
マキマの遠回りな方法はどこか人形の悪魔と似ています。トーリカを精巧な人形に仕上げるために、さまざまな感情が与えられた。
悪魔の能力を使わず、条件を満たすことで能力を使う以上に成果を得られる。マキマもまた、目的を達成させるために必要不可欠な工程なのか?
マキマはデンジの記憶を覗いていた
マキマの誘導によって、今まで開けなかった扉を開けてしまったデンジ。扉の向こうにあったのはデンジの父親の死体でした。
マキマの話では、父親を殺したのはデンジ少年、けど、父親の借金を返すために、周り(ヤクザ連中)が自殺として処理させた。
ただ、マキマは支配の悪魔、天使の悪魔のように記憶の改ざん能力もあるため、鵜呑みにしていいのか問題は疑う必要がありそう。

出典:チェンソーマン82話 藤本タツキ 集英社
というのも、今回マキマのセリフの中で「キミの昔を調べた」とあるけど、これってデンジの記憶を覗いたのは明らか。
デンジの夢に出てくる扉を知ってる時点からして確定だけど、問題は、マキマが改ざんした偽物の記憶を植え付けたかどうか。
マキマは過去に銃の悪魔の本来の情報を隠蔽していたこともあり、どうしても疑ってしまう自分がいるんだよね。
デンジの出会いは最初から必然だった
さらにマキマのセリフから、仕事を用意し、お金を上げて、家族も用意した。つまり、はじめからデンジ目的で近づいていたことになる。
デンジと初接触したとき、ゾンビの悪魔を処理するためにやってきたと言っていたけど、あのセリフはウソだったわけだ。

出典:チェンソーマン1巻 藤本タツキ 集英社
マキマは意図してデンジと接触していた
となると、マキマはポチタのことも知っていた。ポチタもまた謎が多い悪魔。そもそも、ポチタはだれに攻撃されたのかも未だ不明。

マキマが考える契約
マキマがデンジを天国から地獄へと突き落とそうとするのは、ポチタの契約にある「普通の生活」を壊すため。

デンジが言っていたのは、自分が死んたあとで一人残されたポチタに望んだことで、契約内容とは全く関係がない。

出典:チェンソーマン1巻 藤本タツキ 集英社
二人が契約を交わしたのは、ゾンビの悪魔に殺されたとき、ポチタの心臓をデンジにあげる代わりにデンジの夢を見させてほしいというものでした。

出典:チェンソーマン1巻 藤本タツキ 集英社
マキマのこのセリフは何を意味するのか。単純に間違ってるだけなのか、それとも、あえてウソを言っているのか、その答えは何とも言えない。
ただマキマはデンジの「扉」のことも知っていたことから、記憶だけでなく心の声も把握してたしミスリードとは思えないんだけど。
チェンソーマン82話みんなの感想・考察
SNSの82話に関する意見・考察を紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
チェンソー1巻読み直してポチ太の契約見直したけど「デンジの夢を見させて欲しい」という契約内容は死後の精神世界で行われていてマキマには絶対聞かれてない筈だからこれがマキマを倒す手がかりになるのかも
— Алисия (@Aliciawearpain) August 31, 2020

チェンソーマンの最新話読んだけどマキマさんが契約勘違いしてるの逆転の布石だと思いたい
— 大奥様 (@yadawaokusan) August 31, 2020

結局契約が履行されてデンジに心臓が完全に譲渡されるのを防ぐのがマキマの目的なんだよな。そうなると契約内容は普通の生活とかじゃなくてただデンジは『夢を見続ける』だけでポチタとの契約は果たせるんだから、つまりこれ、デンジが誰も予想できない最悪の夢を見て、それが叶う?
— XX_ouga (@XX_ouga) August 31, 2020

デンジくんとポチタ契約は2回してるけど、マキマさん両方ともちゃんと認識してないっぽいのでこの辺りが勝機ですかね pic.twitter.com/4q8DWMrhnC
— こねここねこね (@21phbltd) August 31, 2020

82話まとめ感想&83話展開予想
- パワーを殺し平然と戻るマキマ
- 理解が追い付かないデンジ
- マキマの目的はポチタとの契約破棄
- デンジを地獄に突きおとすマキマ
デンジの前では優しい女性を演じていたマキマさんですが、それはデンジを地獄へと突き落とすための序章だったとは。。。

そして、マキマの犬になったデンジは命令に従うだけ、もはやマキマの思い通り。つまりはデンジの支配が完了したってことなのか?
つづく
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