ダンまち14巻 リオンの最期?!ヴェルフの覚醒!

ダンまち14巻 ネタバレ感想

ダンまち14巻発売されましたね。前回13巻の絶望エンドからどうなるのか気になりすぎていたんですが、ベルとリオン、そしてヴェルフたちの生死がようやっと判明します!

今回の表紙が物語っているように、見せ場はベルだけじゃぁありません。いや、下手するとベルの活躍がかすむほどといっても言い過ぎじゃない。

表紙に描かれてるキャラでも、ひときわ存在感があったヴェルフ、そしてリオン。この二人の見せ場がとっても印相的でした。とくにリオンは過去のトラウマがガッツリ明らかになります!

援軍の正体

まずは、ベルたちの救出すべき援軍に向かったのは誰だったのか。13巻にてヘスティアの本拠に登場していたヘファイストスが伏線だと当ブログでは予想していましたが、椿・コルブランドが助けにダンジョンに潜っていました。

そのほか豊穣の女主人のウエイトレス三人組。ただ、この中にシルがいなかったのが意外でした。椿と一緒にダンションに向かったのは、アーニャ、クロエ、ルノアの三人。

外伝なんかでは登場してるんですが、ダンまち本編のみチェックしてる人にとってははじめて登場する名前もあったはず。

キャラ設定とはよく分かんなかったんじゃなかろうか。たとえば、アーニャに兄がいる設定とか。ここらへんの人物描写はもっと丁寧に描いてほしかったな。

ベル・リオン救出援軍

  • 椿・コルブランド(ヘファイストス)
  • アーニャ・フローメル(豊穣の女主人)
  • クロエ・ロロ(豊穣の女主人)
  • ルノア・ファウスト(豊穣の女主人)

ちなみに本編組は以下のキャラ一覧が参考になるゾ!

カサンドラの予言の「詩」の正体

13巻でベルたちの運命を予言していてカサンドラの「詩」。解釈によってはベルの死亡もありえる内容だっただけに気になっていたんですが、今回その謎が判明します。

17節からなる予言の詩において、とくに14節からの最期の4節がベルたちの運命を左右する重要な意味を持ってました。そこで、この4節をチェックしていきます。

  • そして絶望の檻は棺へと変わり、汝を苛む
  • 求めし光は蘇りし太陽のもと他にはない
  • 破片を集め、火を捧げ、日輪の灯火を請え
  • 心せよ。其は惨禍の宴

棺(ひつぎ)というワードはメインキャラの死の暗示にもとれましたが、その意味とはなんだったのか見ていきます。

「絶望の檻」はヴェルフたちの状況

そして絶望の檻は棺へと変わり、汝を苛む

まずは14節から、「絶望の檻」とは、イレギュラーにより生まれた階層主アンフィス・バエナとの戦いの状況を暗示していました。そして「檻は棺へと変わり」、ヴェルフたちの苦戦を意味していました。

ベルがいないパーティーで階層主とのバトル。レベル2前後では当然太刀打ちできない。パーティにはレベル4のアイシャ(エロアマゾネス)がいるけど、戦力は明らかに不利。

しかもです!援軍はまだまだこない。ベルも援軍もいない状況で彼等は戦うことになります。ヴェルフ死亡ルート、リリ助、春姫、千草死亡ルートだって可能性は大きい状況。

棺は「死」を連想させます。つまり、カサンドラの予言に従えば、ヴェルフたちには死相が出てることになるんです!マジか!

「求めし光」はベル?椿?

求めし光は蘇りし太陽のもと他にはない

ヴェルフたちの未来を予言してた詩であるならば、次の一行になる「求めし光」とは救世主を意味しているはずです。この絶望的な状況を救ってくれる人物。

考えられるのは援軍の存在、遅まきながら駆けつけてきているのは確実、そして、もう一人はベル。ヴェルフたちが求める光とはヘスティア・ファミリアのリーダーであるベルしかいません。

だけど、いずれも不正解でした。

求めし光とは人物ではなく進むべき道のこと!そしてこの一節は「他にはない」で終わっていることから、ヴェルフたちが進むべき道は1つしかないという意味でした。

つまり、どの道を進むかで生死が決まってしまう。まさにギリギリの状態。もし、カサンドラの予言がなかったら恐らく全滅していた、そんな状況です。

ならどの道に進むべきか。

それが「蘇りし太陽」に隠されていたんです。太陽は東から登り西へと沈む。沈むことを比喩として死、登ことを比喩として蘇ると表現するならば、蘇りし太陽とは日の出のこと、つまり東の方角を暗示していたんです!

進むべき道は東しかない!さもないとお前ら死ぬよ、そんな意味です。

「日輪の灯」とはヴェルフの覚醒!

破片を集め、火を捧げ、日輪の灯火を請え

この一行はヴェルフのことを指していたとは思わなかった。「破片」とはヴェルニの四肢(しし)、つまり手足のこと。カサンドラの予言ではヴェルフは手足がもげるほどの重傷ルートが存在したようです。

ですが、予言はあくまで予言、未来を変えることで現実も変わる。

問題は次の言葉、「火を捧げ」とは、ヴェルフと火、つまり鍛冶のことを指します。ダンジョンに潜る際にヴェルフは、鍛冶一式を持参しています。

予想を逸脱した階層主の登場により当初持っていた魔剣をすべて失い、さらにはパーティの体力もすり減りギリギリの戦い。敵はさらに湧いてくる。

この危機的状況を打破するためにヴェルフはダンジョン内で魔剣を作ることを提案します。「火を捧げ」とはヴェルフが魔剣を作る暗示、そして次の「日輪の灯火を請え」とは、ヴェルフがやり遂げた魔剣の力を意味していました。

「惨禍の宴」とはイレギュラー

心せよ。其は惨禍の宴

そして、最後の節「心せよ。其は惨禍の宴」ですが、これは階層主アンフィス・バエナからはじまるヴェルフたちに降りかかる災いを暗示するものでした。

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始高「煌月(かずき)」

カサンドラの予言の詩からも、今回の読みどころはベルたちの生死だけにあらず!ヴェルフの成長、鍛冶職人としてレベルアップしたヴェルフも見逃せない。

『魔剣』を超える武器を、『魔剣」に次ぐ武器を、『恒常的な魔剣』を。『魔剣』の運命を捻じ曲げ、矛盾の武器を生み出す
出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 大森藤ノ

本来魔剣は回数制限ありの使い捨て、使用上限がくると剣はこなごなに破壊されてしまう。けど、ヴェルフが作った新しい魔剣は壊れないという特性を持っていた!

始高「煌月(かずき)」

これがヴェルフが生み出した魔剣の名前。

至高ではなく「始高」。これはヴェルフが考えた造語、「これから始まる高みへの頂上」その記念すべき一作目が煌月(かずき)。

ただ、この魔剣は持ち手の精神力(マインド)を消費するため、無制限に使えるというわけではない。ちなみに煌月はヴェルフにしか扱えない魔剣。

持ち主と共に成長する魔剣というのがヴェルフらしい発想ですよね、ヴェルフは武器は使い手の半身という考えの持ち主、今回の魔剣はヴェルフの想いを具現化した傑作に思えます。

リオンの生死!

ここからはベルとリオンに生死に触れていきます。まずはベルもリオンも生きてます、しかも瀕死の状況でもない。予想していたよりは絶望ではなかった。

少なくともベルもリオンも歩ける状態、精神力(マインド)もわずかながら残ってる。彼らを追ってきたジャガーノートも襲ってくる様子はない。

ギリギリの状態だけど絶体絶命ではない、そんな状況。

とはいえ、防具も道具も頭数も不足、その上体はボロボロ、生死の境をさまよっていることには変わりはない。ベルたちがいるのは深層37階、白宮殿(ホワイトパレス)と呼ばれる階層。

そして一番心配だったのはリオンが死亡するのでは!?という懸念です。

リオンのあの性格です。なんとしてもベルを助けたいと思っているはず。そこには当然「自己犠牲」も含まれてる。リオンの過去がすべて明らかになったのも死亡フラグを匂わせます。

過去のトラウマと決着すべく命を落とすのでは?!と、最後の最期まで分からない状況でした。ジャガーノートとの最終決着は避けられないわけだからね。

ちなみにだが、リオンのベルに対する対応の変化は見どころの一つ。「クラネルさん」から「ベル」と呼び方が変わっていったのは見逃せないw

色んな意味で!

「や、やはり・・・・・・・・・肌を、寄せ合いましょう」
出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 大森藤ノ

ダンまち14巻 まとめ感想

今回の探索によってパーティ全体のレベルの底上げがされたとみていいんじゃないかな。印象的だったのは、どんなにレベルが高くても深層には一人でくるのは無謀だってこと。

「リューさん。『深層』を探索するパーティって、今の僕たちみたいに二人で来る人達は」
「いる筈がない。(中略)たとえ第一級冒険者でも単独の探索などしないでしょう」
出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 大森藤ノ

ベル一人がレベルアップしても意味がないってこと。だって今のパーティーはベル一強パーティ。ダンジョン探索の階層が上がっていくにつれてヴェルフたちは必ず足をひっぱる。

そう考えると、階層主戦をヴェルフたちだけで戦った意義はデカい。階層主を倒したという自信はもちろん、生死をかけたギリギリの実践経験は一回りも二回りも成長したはず。

ダンまち14巻 ネタバレ感想
出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 大森藤ノ

15巻でどのくらいレベルアップしているのか楽しみ。ちなみにベルのステータスが未知数(数値が記載されてない)になってるのが非常に気になる!

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 大森藤ノ
文庫: 640ページ
出版社: SBクリエイティブ
発売日: 2018/12/14
ISBN-10: 4797396202

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