ゴールデンゴールド4巻 フクノカミの電波と祈り

月刊モーニングtowで連載している堀尾省太先生の『ゴールデン・ゴールド』の単行本4巻が発売されました!まだまだ謎が多すぎますが面白いですね~

今回はそんな4巻から気になる部分の考察&感想を書いてきます。

作家・黒蓮を語り手に、フクノカミの秘密が明らかになっていきそうですが、まさか酒巻刑事があっちに付くとは個人的は意外な展開でビックリしとります。

黒蓮(くろはす)の新たな仮説

ゴールデンゴールド4巻 ネタバレ考察
出典:ゴールデンゴールド4巻 堀尾省太 講談社
フクノカミの電波?

流花(るか)とともにフクノカミの正体を暴いていく作家の黒蓮(くろはず)。今までにもフクノカミに関する仮説を展開していましたが、今巻においてもなにやら新たな仮説を思いつく。

寧島を中心にフクノカミの電波が広がっており、その電波の中にいる人間はフクノカミへの違和感を感じなくなるのではにかというのである!

東京に戻った編集者の青木がフクノカミの記憶がまるっと消え去ってしまったのも、電波の外に出たためではないかという。たしかに辻褄は合うな。

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祈り

さらにこのフクノカミの「電波」とやらは、日に日に拡大しているらしい。現在のところ大阪あたりまでカバーしているという。

そして、この電波の拡大を強めているのは「祈り」。祈りを栄養源にフクノカミはツヤを増し増ししながら影響力を強めていくようなのだ。

ただ、ここまで読んでいくつか疑問シーンもあった。

疑問その①:干からびたフクノカミ

及川の父親に会いに流花とともに大阪へやってきたときのことである。二人は有名な神社で参拝するのだが、このときのフクノカミの描写が疑問その①である。

神社の境内に入るや否やフクノカミの存在を忘れてしまった二人。そして鳥居を出たとたん、流花はフクノカミに視られている「既視感」を感じていた。

ゴールデンゴールド4巻 ネタバレ考察
出典:ゴールデンゴールド4巻 堀尾省太 講談社
なぜかシワシワなフクノカミ

コンビニの屋根裏で干からびたフクノカミが描かれていた。こんな状態になったのは明らかに流花が神社の境内に入ったから。ということは、黒蓮のフクノカミ電波説の信憑性はかなり高そうである。

ただ、流花一人が忘れたことでシワシワになるなら、早坂町子はじめ寧強会の祈りパワーも一気に吹っ飛んだってことなのだろうか。

ゴールデンゴールド4巻 ネタバレ考察
出典:ゴールデンゴールド4巻 堀尾省太 講談社

▲他人の「フク」が見える草田(新キャラ

神社の境内で二人を見ていた草田、このときは流花のフクには全く気付いていない様子、それなにの鳥居を出た瞬間に流花に感じるフクの大きさに驚いている。

こうした描写を考えるに、思ってた以上にフクノカミは流花への依存度が強く、流花次第でフクノカミをなんとかできるのでは?と思ったりした。

早坂町子たち島民に祈らせることで、力を増すのは確かなんだろうけど、それ以上に流花一人がフクノカミの存在を忘れてしまうだけで、シワシワになってしまうようである。

疑問②:東京まで達してる!?

もう1つフクノカミ電波で気になったのが、黒蓮と共に寧島に行っていた編集者の青木が、夢の中でフクノカミを思い出しているシーンが登場していたこと。

目を覚ますとすぐに忘れてしまったようだが、フクノカミの電波が東京にも影響しはじめてるって伏線なのだろうかとも思った。

東京に戻ってきたときにはフクノカミの電波の影響が全くなかったからすっぽり頭から抜け落ちていたけど、フクノカミの力が日に日に増していくことで、青木がフクノカミを認識しはじめてきているのかもしれない。

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フクノカミは欲望を増大させる

今回思ったのはフクノカミの力。

はじめは早坂町子を操っているように思えた。確かに町子や、今回だと及川(おいかわ)もアニメの興味が失せて、ビジネスのことを語りだしていたようにフクノカミに操られている可能性は高い。

ゴールデンゴールド4巻 ネタバレ考察
出典:ゴールデンゴールド3巻 堀尾省太 講談社

けど、もう一つ忘れてはいけないのが、人間の欲望を増幅させていると言う可能性。早坂町子の同級生だった医者は「子供時代を思い出す」と町子のやんちゃさを懐かしむコマがあったように、人間の心にある欲望を増大させることで操っているのかもしれない。

そう考えると、民宿をはじめたおばさんの仏壇の前で「甲斐性は無い方じゃったよね」と言っていたのも、甲斐性がない=経済力がない=金に対する執着(欲望)が少ないともいえ、町子を通してフクノカミが言わせたセリフだとすれば理解できたりする。

ゴールデンゴールド4巻 ネタバレ考察
出典:ゴールデンゴールド2巻 堀尾省太 講談社

4巻でのはさらに、フクノカミと酒巻警部補とのやり取りをみてもそうだった。酒巻の心を読み取り、彼の心に潜む「出世欲」という欲望を刺激した。これも人間の欲望を増幅していたように思う。

今まではお金に関する欲望だったけど、酒巻の場合は「出世欲」という新な欲望を狩りたてていたのは興味深かった。

ちなみに、話はそれるけど酒巻って3巻では「課長」って呼ばれてたはず。けど、今回警察手帳には「警部補」ってある。たしか課長ってよばれる役職って警部以上の階級じゃなかったっけ。警部補の役職は主任や係長だったはず。

謎は深まるばかり

フクノカミの正体を暴いてく一人として酒巻警部補の存在を期待していたけど、なんかフクノカミ側についちゃって、これ以上の捜査はしない方向に動きそう。

個人的にここが一番意外な展開だった。

しかも政治家と接触しようとする動きも見せていた、今後の展開がさらに分からなくなり面白さは倍増!どうなっていくのか、次巻も期待したいッ!

ゴールデンゴールド(4) 堀尾省太
出版社: 講談社
発売: 2018/5/23
言語: 日本語
ASIN: B07D2CKT17

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