H×H

ハンターハンター0巻の内容から暗黒大陸編を考察

ハンターハンター0巻 ネタバレ内容

ハンターハンター0巻とは、映画化第一弾の特典として付いてきた冨樫先生描き下ろしの特別編。幼少期のクラピカが里を出るまでのストーリーを描いています。

2013年の作品をなぜ今取り上げるのか?実は0巻の内容が現在進行中の暗黒大陸編の今後の展開を予見させる情報がつまっているからです!

そのため、あえて今ハンターハンター0巻を振り返っていこうというわけです。

ハンターハンター0巻の内容【ネタバレあり】

まずはハンターハンター0巻がどんな内容なのかを紹介。主人公は幼い頃のクラピカ。外の世界に興味を持ち、一日でも早く里からでることを望んでいた。

ただ長老は「里の掟」という理由で里から出ることを禁止。そんなある日、外の世界からきたシーラという女性を助ける。ケガをしていた彼女を大人たちに内緒で洞穴で休ませることにした。

このとき、シーラから看病のお礼にと一冊の本を貰う。「D・ハンター」というタイトルのその本にはプロハンターの主人公の冒険譚が書かれていた。

これがきっかけでプロハンターに憧れるようになり、ますます外の世界に出たいと望むようになる。そしてついに!クラピカに根負けした長老は外の世界に出るための試験を受けることを許可。

試験を無事にクリアしたクラピカは、外の世界に出ていくといった内容。ストーリーとしてはゴンがクジラ島から出ていく構成と似た作りです。

カイトがシーラ、ハンターという職業を知り、憧れるという内容はほぼ一致。ただ、0巻の内容は気になる点が多々あるので、次からはそこらへんを考察していきます。

クラピカの親友パイロについての謎

0巻にてクラピカの親友として登場していたパイロ。クラピカが里を出てから6週間後に盗賊(幻影旅団)に襲われることになります。これは0巻のラストで明かされている内容。

クルタ族絶滅は確定か

まず0巻を読むと、クルタ族の里の住人は128人とクラピカのセリフの中で言っています。その後旅団による虐殺事件を報道するニュースの中で、128人全員が殺されていたとあります。

そのため、パイロをはじめとするクルタ族全員の死亡が確認されていたことになり、たとえば、旅団から運よく逃げることができた、といった人物は一人もいないことが分かります。

ツェリードヒニの人体コレクション

ハンターハンター0巻 ネタバレ内容
出典:HUNTER×HUNTER33 冨樫義博 集英社

そうなると、33巻のツェリードニヒの後ろに描かれていた人物がパイロの可能性が高い。当ブログではパイロ説を強く推します!

0巻ではクルタ族の虐殺事件について細かい情報が判明しています。それによれば、クルタ族の全員の目が抉られています。

ただ、パイロは事故の後遺症で目が見えなくなりつつあります。「緋の目」は怒りによって赤くなる特徴があるけど、パイロの場合は恐怖で目が赤くならなかったのではないだろうか。

目が見えず家族や里の人達の叫び声だけが響く、パイロの状況を考えると「怒り」というよりも「恐怖」が先行したのではないだろうか。そのため、パイロは目を抉られなかった。

また、旅団は緋の目を闇の市場で売りさばくつもりだったことから、クルタ族の目だけでなく頭部も価値があると判断して首を奪ったという可能性もあります。

パイロはクルタ族ながらも目が赤くならなかったことから、レア度が高いと考え頭部を持ち去ったとか?実際に、虐殺事件では首を斬られた死体もあったといいますから可能性は十分ある。

それとも、ツェリードニヒが所有しているパイロと思しき頭部は目が抉られた状態で飾られているとか??ムゴイな。

里に迷い込んだ旅人シーラの謎

0巻に登場していたシーラという女性についても謎が多い。まず、シーラが里に来てから数週間後に旅団が襲撃してきたことを考えると、シーラが偵察役だった可能性もある。

シーラの不可思議な行動

ハンターハンター0巻 ネタバレ内容
出典:HUNTER×HUNTER0 冨樫義博 集英社

シーラは足に怪我を負ったことで身動きがとれなかった。ただ、彼女は足の怪我が治りかけると、また転んで治療を何回もしていたという。

シーラは怪我の治療のために里に留まったというよりも、別の目的があってクラピカに接触した。だから、わざとゲカを繰り返して留まり続けたとも考えます。

なら、なぜ彼女はワザとケガをし続けたのか。考えられるのは旅団とつながっていた可能性。旅団の偵察役として接触したのではないか。

シーラが持っていた「D・ハンター」

ハンターハンター0巻 ネタバレ内容
出典:HUNTER×HUNTER0 冨樫義博 集英社

0巻のストーリーから考えてシーラが持っていた「D・ハンター」はクラピカがハンターという仕事を知るための道具として作者が取り入れたと考えるのは普通でしょう。

ですが、シーラが念能力者であるならば、能力を発動させるための条件の一つと考察できます。彼女がクラピカと接触した理由も本を渡すことが目的だったのかもしれません。

違和感のある去り方

ほかにもシーラには気になる不可解な点があります。それはゲガが完治したとき、クラピカに置き手紙を残して去っていたこと。なぜ、直接会わずに去っていったのか。

しかも、シーラはクラピカに一番大切にしてる「D・ハンター」という本を上げています。助けてくれたお礼でしたが、なら、去る時も直接別れの挨拶を言ってもいいように思います。

別れ方を手紙にしたのは、旅団が襲ってくることを知っていたからではないか。クラピカと仲良くなったことで面と向かって別れを言うのが言いづらくなったのだろうか。

惨殺現場の発見者はシーラ?

ハンターハンター0巻 ネタバレ内容
出典:HUNTER×HUNTER0 冨樫義博 集英社

シーラについての疑問はまだあります。それは0巻ラスト。クルタ族の惨殺現場を最初に発見したのが森に迷い込んだ旅の女性とあります。

「森に迷い込んだ」「旅の女性」この二つのキーワードからシーラではないかと考察もできます。なら、なぜ戻ってきたのか。

可能性としてはクラピカを探しに来た。シーラとクラピカは以前に出会っています。仮にシーラが旅団の協力者だとすれば、クラピカがいないことに気付いたはずです。

そのため、クラピカを探すために里に残ったとも考えられます。シーラは旅団の協力者だったのか、それとも、単なる森に迷った旅人だったのかは意見が分かれるところ。

0巻と暗黒大陸編の伏線

暗黒太陸編、その中でも継承戦の中心にいるのは間違いなくクラピカです。そして、旅団の動きも激しくなってきました。

0巻の最期には作者のインタビューも掲載。そこには、暗黒大陸編の今の現状とピッタリ一致するような回答があるんです。

これはかなり興味深いので最後に紹介していきます。

「今後クラピカ、旅団はどうなる」「死にます」

ハンターハンター0巻 ネタバレ内容
出典:HUNTER×HUNTER0 冨樫義博 集英社

まずは有名な「死にます」回答からw

今後のクラピカ、そして幻影旅団がどうなっていくのか作者に質問したところ「全員死にます」と答えています。

この回答を、そのまま受け止めていいのかという問題もありますが、継承戦においてクラピカ、そして、旅団の死亡フラグが立っているのは確かなこと。

確定ではないにしろ「全員死にます」発言を暗黒大陸編にて信憑性が増してきたのは事実なんじゃないでしょうか。

ハンターハンター考察 幻影旅団死亡フラグ
ハンターハンター表紙36巻と12巻を徹底比較!花の暗示と死の伏線

単行本35巻が発売されましたが、内容もさることながら気になるのが、その表紙。これはヨークシンシティ編を描いた12巻のそれと同じ構成です ...

人がだんだん減っていくストーリーが好き

ハンターハンター0巻 ネタバレ内容
出典:HUNTER×HUNTER0 冨樫義博 集英社

ほかにも「どんなジャンルの映画が好きですか?」という質問に対して、「ジャンルというか、人が少なくなっていく設定がはてしなく好き」と回答しています。

人が少なくなっていく、、、まさに継承戦は王子やその護衛たちが次々に減っていくストーリーになっています。0巻はクラピカと旅団が因縁を持つきっかけになったストーリーです。

なんだか意味深ですね~。

BW号にてクラピカと旅団が再び鉢合わせになったとき、どういった展開になるのか想像もつきませんが、読んでみたい!という強い思いはありますw

クルタ族惨殺事件は明らかになるのか?

ツェリードニヒが所持している緋の目コレクションの中にパイロの頭部があるとしたら、クラピカが正気ではいられないのは間違いありません。

さらには幻影旅団も加わるとなれば、クルタ族惨殺事件の真相、つまりシーラについても明らかになるのでしょうか。ただ、ツェリードニヒはゴンやキルア並みに念の才能がある王子です。

さらに時間をも可変できてしまうという恐ろしい能力の持ち主。クラピカの目的は緋の目奪還です。ツェリードニヒとの接触の可能性は当然あります。

とはいえ、継承戦で生き残れる王子はたった一人。

ツェリードニヒが離脱する可能性だってあるので、今後の展開を予想するのは難しいですが、今回0巻と関連づけて考えることで新たな発見があったのは収穫でした。



Copyright© アナブレ , 2019 All Rights Reserved.