乙骨(おっこつ)により処刑された虎杖(生死不明の状態)、絶望しかない展開の中で明かされる本当の意図!

143話では、脹相(ちょうそう)に敗北した直哉の安否、そして、偽夏油こと、加茂憲倫によるデスゲームが幕を開ける!

直哉さん大丈夫?
脹相(ちょうそう)の術式をモロに受けた直哉は体の異変に気付く。「なんやこれ?毒か?」。脹相の毒が体を蝕(むしば)んでいく。
そんなピンチな状況に現れた乙骨。悶絶する直哉さんを見下ろしながら、「治しましょうか」と真顔で提案する。
乙骨の反転術式による治癒術は解毒も可能。直哉を助けた乙骨は、虎杖処刑完了の立会人として、上に報告してほしいと頼むのであった。
乙骨の本心
戦いは一段落した。直哉は虎杖死亡の伝達役として高専に向かう。そして、乙骨の側に寝そべる虎杖の死体。
だが、次の瞬間、虎杖は目を覚ました!!?すべては乙骨が上層部を騙すための演技。つまり、敵ではなかったのだッ!
これまでの言動は五条の指示。呪霊の不気味な動向を危惧した五条は、封印前に乙骨と接触し虎杖を守ってほしいと頼んでいたのだった。
デスゲーム「死滅回游」開始
虎杖を殺さなければならなかったのは、上層部との縛りがあったため。縛りを解除するには一度殺す必要があった。
その後、反転術式を使い虎杖を蘇生。縛りは解除され、虎杖を事実上死亡させた。そんな虎杖の前に現れた伏黒は、「俺を助けろ」と願い出る。
死滅回游(しめつかいゆう)
加茂憲倫が仕組んだ術式を与えられた者同士の殺し合い、その中には伏黒の姉・津美紀(つみき)もいた。姉を助けるために虎杖の協力が必要だ!
つづく
呪術廻戦143話の深堀り考察
ここからは、呪術廻戦143話で気になったコマを掘り下げていきます。
乙骨は味方だった!
乙骨の迫真の演技に、ホントに裏切ったの?と絶望的なシナリオを想像しちゃいましたが、ツイッターでは乙骨はいい奴説が優勢でした。
てか、やっぱり乙骨憂太の目的が読めねーんだよなーーーー、演技だと思うし隠れた意図がある気がするけどなーーー、どうかなーーー
— こまめ (@ko_mame) March 7, 2021
乙骨が虎杖のことゆうじくんって言うところから殺す気はなさそう
— もっさりブリーフ (@sHUMP00rbHx5dcG) March 1, 2021
術式なしで戦ってたり、リカちゃんで瞬殺しないとか、違和感を指摘する人は多く、「やっぱり」という声が多かった気がします。
乙骨の今回の演技は、五条が関係していました。乙骨と五条の接触は本編では描かれてないけど、公式ファンブックにて二人の接触情報が載ってます。
宿儺のニヤけ顔の真意
141話でみせていた宿儺のニヤけ顔、あのコマの真相としては、乙骨が虎杖を本気で殺そうとしていないと見抜いた笑いだったんですね。

出典:呪術廻戦141話 芥見下々 集英社
だから、虎杖の肉体の主導権を奪うことはしなかった。乙骨が攻撃しても、なすがままにさせてなにもしなかったわけか。
あの場面をもう一度読み返すと、宿儺がニヤけ顔になったのは、虎杖が心臓を突き刺されてしばらくしてからのこと。
恐らく、乙骨が反転術式を使ったことを宿儺は察知したんでしょうね。乙骨の意図を見抜きニヤけたって流れだと思う。
虎杖出生の秘密
虎杖出生の謎が143話目にしてようやく明らかになりました。まず虎杖は「呪胎九相図」の一人ではありませんでした。
ただ、加茂憲倫により生まれたことから、脹相(ちょうそう)とは兄弟(義兄弟)の関係なのは間違いなさそうです。

出典:呪術廻戦143話 芥見下々 集英社
虎杖の父親は(おそらく)普通の人間、そして、母親がメロンパンママ(加茂憲倫)でした。母親の額にある例の縫い跡が根拠。

虎杖仁(じん)の妻である香織が死亡→香織の身体を乗っ取り仁の前に再び現れたって流れなのでしょうか。

出典:呪術廻戦143話 芥見下々 集英社
虎杖仁は妻を亡くしたショックで正常な判断できていなかったのか?それとも、メロンパンママに操られていたのか?
爺ちゃんからしてみれば、死んだはずの息子の妻が生き返り、しかも子供を身ごもった。激オコで反対するのも納得です。
脹相(ちょうそう)の毒の秘密

出典:呪術廻戦143話 芥見下々 集英社
脹相の血液が毒効果を持つのは、血液に毒効果があるって意味ではなく、人間に人外の血が入ることから起こる拒絶反応だったんですね。
拒絶反応=毒
となると、一つ気になることが。それは裏梅にも脹相の毒が効いていたってことです。脹相の毒が効くのは人間です。

出典:呪術廻戦136話 芥見下々 集英社
裏梅も人間なのか?宿儺と面識あるようだし、てっきり受肉体かと思ってたんだけど違うのか?(ならなんで宿儺と面識あるのか謎)

反転術式は術者によって効果に差があるって設定だったはず。乙骨の底の知れない呪力が、反転術式の効果一つとっても分かる場面だった。
呪術廻戦143話みんなの感想・考察
SNSの143話に関する考察紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
脹相の血液が毒なのは、加茂家だからじゃなくて半呪霊だからなんですね、(九相図兄弟が体液に関する術式を使えるのは加茂が入ったからと言っていたはずだけど)加茂憲紀の血(術式)は付着することで操術できるけど、毒ではない。(日常生活考えればそりゃそう)
— 焉 (@jjkskaen) March 21, 2021

というか地味に裏梅が人間なの確定したのか
— まつだ (@mattuan_matsuda) March 22, 2021

悠仁の父は虎杖仁、母親は虎杖香織…か……香織さんの身体を乗っ取るなら当然そうする合理性があったんだろうから香織さんは術師だったんだ…よな?多分。
— ぽくも (@TgdghsiTr4sxujw) March 21, 2021

呪術廻戦143話まとめ&144話展開予想
- 反転術式で直哉治す乙骨
- 虎杖の母親が加茂憲倫だった
- 実は演技していた乙骨!
- 死滅回游ゲーム開始デス
死滅回游(しめつかいゆう)により東京が破壊的状況になっていたようです。死滅回游のルールを簡単に説明すると、
- 参加条件は十九日以内に結界に入ること
- 不参加者は術式はく奪
- 非術者も結界内に入ると強制参加となる
- 参加者を殺すことでポイント獲得
- 十九日以内に参加者不殺で術式はく奪
- 100ポイントでルール追加可能
伏黒のセリフからして加茂憲倫が下ろした結界は東京を中心としたもの、また、任意の結界ってことから結界は複数降ろされてそう。
死滅回游のルールを破ると術式はく奪のペナルティがつくけど、棄権扱いにはならないことから、死亡リスクが爆上がりになる。
伏黒が虎杖に頼むのは津美紀を守ることだけど、憲倫は術式開放だけでなく悪意も植え付けてるっぽいから、津美紀の状況が気になるところ。
つづく
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