七つの大罪

七つの大罪 エリザベスの右目の紋章とメリオダス3兄弟説

七つの大罪BD特典として付いてくる『エジンバラの吸血鬼』編、ここで明らかになったのはエスカノールの人物像や能力だけではありません。

メリオダスと十戒の一人ゼルドリスとの関係なども明かされました。ここではこの特典からエリザベスの右目に浮かび上がった紋章について考察していきます。

エリザベスの右目の印

考察のはじまりはヘンドリクセンとの戦いによって発現したエリザベスの能力。「女神の使途」「ドルイドの巫女(みこ)」といった気になるキーワードもありました。

7つの大罪 エリザベス
出典:7つの大罪 13巻 鈴木央

この紋章が何を意味しているのか謎のだったんですが、最近入手した『エジンバラの吸血鬼』の中で、この印と同じ形のものを見つけたんです。

それがこのコマ。

7つの大罪 メリオダス
出典:7つの大罪 BD特典「エジンバラの吸血鬼」鈴木央

隣国エジンバラで暴れている吸血鬼どもを討伐することになったメリオダス一行の話なんですが、ここでメリオダスの鎧に刻まれていたのがこの印でした。

この印は一体なんなのか?ほかのキャラの装備品を確認しても、この印は確認できませんでした。となると、メリオダス自身と何か関係があるのかもしれない!!

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メリオダス3兄弟説

『エジンバラの吸血鬼』の中でもう一つ謎を解くカギが描かれています。

この情報はネタバレ要素が強いですが、実はこのストーリーでは十戒編で登場してきたゼルドリスがメリオダスと兄弟であることが明らかになります。

七つの大罪 エジンバラの吸血鬼
出典:7つの大罪 BD特典「エジンバラの吸血鬼」鈴木央

ゼルドリスを思い出しながら「できそこないの兄貴」と呟いているんです。そして、ここからメリオダスとゼルドリスが兄弟であるのなら、エスタロッサもメリオダスとの血が繋がっているという可能性です。いわゆる三段論法。

エスタロッサと鎧に刻まれた印

3兄弟説を唱える根拠としては次の2つがあります。まず1つ目は14巻のゼルドリスのセリフ。

エスタロッサどう思う?
兄者(あにじゃ)・・・!!
出典:七つの大罪14 鈴木央 P181

ゼリドリスが兄者と呼んでいることから兄弟の可能性がものすごく高い。幽遊白書の戸愚呂弟も「兄者」と呼んでましたよねww

もちろん、尊敬などの意味を込めて「兄者」という可能性もなくはありません。そこでもう1つの根拠になってくるわけです。

それがこちら

七つの大罪 エスタロッサ
出典:七つの大罪14 鈴木央 P168

このコマは14巻でゴーセルが暴走してみんなの記憶を奪ったときに、エリザベスの夢(あるいは記憶?)の中に登場してきた人物。

このときエリザベスはメリオダスを捜していましたが、現れたのがメリオダスではなくこの人物でした。

エスタロッサに似ているように思うのはぼくだけでしょうか、そして、この人物が身につけている鎧にもエリザベスの右目に浮かび上がった紋章が刻まれています。

さらに読み込んでいくとゼルドリスが身に付けていた剣の柄にもこの印が刻まれています。これはもう偶然じゃなく明らかな伏線ですよね。

七つの大罪 ゼリドリス
出典:七つの大罪14 鈴木央 P181

紋章がどんな意味を持ているのは今のところ不明ですが、メリオダス・ゼルドリスそしてエスタロッサは兄弟と考えてまず間違いないと思います。

ドルイドの巫女(みこ)

改めて14巻を読み込んでいくと、ゴーセルのセリフも気になります。

記憶とは所詮ただの記憶だ。作ることも消すこともたやすい。俺が知りたいのはその先にある『感情』なんだ
出典:七つの大罪14 鈴木央 P163

ゴーセルは人間の「感情」に興味をもったことで暴走しましたが、これによりエリザベスは記憶の奥底に眠っていた原体験(あるいは前世)のようなものを、このとき垣間見たのではないかと思うんです。

七つの大罪 エリザベス
出典:七つの大罪14 鈴木央 P181

ゴーセルによって記憶を消されたことで、エリザベス本人さえも気づかなかった遠い昔の記憶。もしくは「ドルイドの巫女(みこ)」としての記憶かもしれません。紋章とのつながりとも関係しているのでしょうか。

ちなみにこの章のタイトルは「啓示(けいじ)」。啓示とは人知ではわからないことを神が現し示すことという意味深なタイトルが付けられています。

右目の紋章とリオネス王家の紋章

最後に紋章とリオネス王家との関係にも触れておきます。注目したいのはリオネス王国の紋章です。

七つの大罪 リオネス王国
出典:七つの大罪 14巻 鈴木央

この印をよくよく見ると、メリオダスたちの装備品に付いていた紋章とどこか似ているように思います。

こうして抽象化してみたら、どうでしょうか?

七つの大罪 リオネス王国
出典:七つの大罪 14巻 鈴木央

リオネス王国第3王女であるエリザベスの右目に浮かび上がった紋章、そしてメリオダス・ゼルドリス・エスタロッサの装備品にあった紋章、さらにはリオネス王国の紋章。

これらがどれも酷似していることは偶然の一致ではないはずです。だとすればそれぞれ何らかの繋がりがあるのは間違いはずです。

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