アニメ『ワンパンマン』で度々設定されている鬼や虎といった災害レベル。
アニメ版しかチェックしていない人にとってはそれぞれの違いが分からない。
災害レベルの説明は、しばらくしてから(巨大隕石の後くらい)にジェノスから説明されることになる(原作通りなら)。
そこで、一足早く原作より災害レベルの基準についてまとめてみました。
今まで登場してきた怪人たちはいったいどのくらいの強さだったのかも、災害レベルから予想することもできます。
災害レベルの基準
出典:ワンパンチ 村田 雄介 ONE
災害レベルマックスの「神」から「狼」までの5段階評価を採用。それぞれにしっかりと設定があります。
鬼とか虎いったようにはっきりと断定される意外にも、鬼以上、虎以上といったようにアバウトな基準が設定されることもありました。
災害レベル鬼 モスキート娘
出典:ワンパンチ 村田 雄介 ONE
ジェノスとサイタマがはじめて出会うこの回に登場した敵・モスキート娘の災害レベルは鬼でした。
町全体の機能が停止もしくは壊滅の危機
蚊の超・大量発生によって、地域住民に外出禁止令が発令されていたので町の機能は完全に停止していました。
あと、冒頭で無人化した店から商品を盗んでいた強盗犯も一瞬にミイラ化していまし、しっかりと基準を満たしておりました。
災害レベル虎以上 昆布インフィニティ
出典:ワンパンチ 村田 雄介 ONE
鋼鉄並みの強度をもつ昆布を自由操る怪人。A級ヒーローのバネヒゲ(33位)と黄金ボール(29位)と戦闘を繰り広げるも、あえなく敗北。
その後、偶然通りかかったサイタマによってワンパンで撃破。サイタマに合わなければ災害レベルはもっと上がっていた可能性アリ。
災害レベル鬼 フケガオとマルゴリ
出典:ワンパンチ ONE
究極のステロイドを開発した兄・フケガオと、その薬を服用し巨大化した弟・マルゴリ。この戦いによってD市が壊滅。
さらに、とばっちりでB市も壊滅する。複数の町が壊滅させられたので、災害レベルは竜でもいいんじゃないのとも思うんですが、怪人と人間とで災害レベルに差があるのかもしれない。
ギャグ漫画なので、そもそも適当につけてるのかもしれないけど。
応用 災害レベルの推測
ワンパンマン初登場の怪人のワクチンマン。その圧倒的な見た目と声から、アニメ放送後はバイキンマンとの異名を持つ人気怪人。
災害レベルについては触れていませんでしたが、実際コイツのレベルはどれに指定するのでしょうか。
各レベルの基準に照らし合わせてみると、まずエネルギー弾的なもので町を吹っ飛ばしていたので鬼以上は確定。ただ神ほどの破壊力はないので、鬼か竜のどちらかになります。
鬼と竜の違いは、原作を読んでもなかなかはっきりした違いを見つけ出せなかったんですが、「フケガオとマルゴリ」のケースを考えると、怪人による破壊活動のほうが災害レベルは高いのかなと思うので、今回は
災害レベル竜
と設定します(多分ね)。
ちなみに、このワクチンマンが誕生したきっかけを覚えていますか。勝手に1人で説明していました。
出典:ワンパンチ 村田 雄介 ONE
地球を生命体としてとらえる考え方は「ガイヤ仮説」といいまして、数年前に話題になった説。
ワクチンマンは地球の意志によって生まれたわけだから、人間にとっては怪人でも地球にとっては機能の1つといってもいい。
ワクチンマンと名乗っているのもそうした意味合いがあるのだろう。それを人間のサイタマによっとワンパンされる。
意外と深い怪人ですな。
オリジナルとリメイク
単行本でも読めますが、サイトやアプリからすべての回ではないんですがほとんどの回を無料で読めます。
2009年に連載されたONE先生のワンパンチが、その後反響を呼び2012年に村田雄介先生(代表作:アイシールド21)が作画担当として携わったリメイク版がとなりのヤングジャンプで連載開始。
多少の加筆修正はありますが、ストーリーはほぼ同じです。
また、公式サイト以外にも、となりのヤングジャンプのアプリ(となジャン)をダウンロードしても読めます。
使い勝手は相当悪いですけどね・笑