デジ絵

ジャンプ流 食戟のソーマ・佐伯俊先生のデジタル作画の技がスゴすぎ!

食戟のソーマや東京喰種のようにデジタルで漫画を描く漫画家さんが増えてきました。有名なところでは東京喰種の作者石田スイ先生のアシスタント募集条件として、ペイントソフト(コミスタなど)が扱える人というのがあったります。

ジャンプ流 食戟のソーマ
出典:週刊ヤングジャンプ公式サイト

これから漫画家になりたい!という人はソフトもある程度使いこなせないといけないようです。特に若い漫画家さんのアシで経験積もうとしている人は。

食戟のソーマの作画担当・佐伯俊先生もそんなデジタル作画組。人気漫画家さんたちのテクニックが学べる『ジャンプ流』での附田祐斗・佐伯俊回がデジ絵(とくにクリスタ使い手)を使ってる人には参考になると思います。

ジャンプ流 食戟のソーマ
出典:ジャンプ流!DVD付分冊マンガ講座(10)

作業環境、紙やペンなどは一切なく機器がずらりと並んでいます。すべての作業をデジタルで描いているんだとか。

使用しているペイントソフト

デジタル名手の佐伯俊先生は原稿によって使用ソフトを使い分けているようです。アナログ原稿の場合はコミックスタジオ、そしてカラー原稿の場合はクリップスタジオを愛用。

付属DVDにはカラー作画の作業過程(つまりクリスタ)が収録されています。ラフから色塗りまでのすべての過程が収められているので参考になるはず!

ちなみにアナログとカラーのdpi(解像度)設定ですが、モノクロは600dpi、カラーは400dipに設定していました。

カラーの場合300~350dpiにすることが一般的だと思うんですが(処理速度が重くなるなどの理由で)、先生の場合解像度は高めに設定していました。

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ペン入れはプロでも何度も引きなおす

アナログと違ってデジタルはプロでも思い通りの線がバシっと決まることはないんだそうです。そのため、何度も線を引きなおして納得いくまで引きなおしていました。

先生自らポイント解説


出典:ジャンプ流!vol.10 附田祐斗・佐伯俊 作画映像PV

作業をしながら佐伯俊先生自らがポイントをしゃべっていて、ぽろっと言った一言がものすごい参考になったりします。

たとえば、色の変化をつけるとき色相を変えることで色の変化を出していたりと、思わずへ~と思わせるテクニックが出てきます。

色相を変えるテクニックを今度試してみようかなと思ったりwあとは、レイアーの使い方なんかの説明もしています。

ちなみに、先生がしていた時計はオメガのスピードマスターでしたw

こんな方におすすめ

とここまでジャンプ流佐伯俊回の内容を書いてきましたが、佐伯俊先生の作画ファンの方はすでに購入済みと思うので、プロのクリスタ使いをまじかで見たい人におすすめです。

前にNHKで放送していた『漫勉』をイメージするといいかも。ただ、カメラは1台でしか映していないので、多角度からのアングル映像はありません。

ジャンプ流に収録されている作画過程DVDのほとんどはアナログによるものなので、デジタル作業は貴重だと思います。というかこの回だけかも(多分)。実はぼくが購入したのもそのため。

ホントは冨樫義博回しか買う予定なかったのでw気になる方はチェックしてみてください!早めに購入しないとこのシリーズはすぐ売り切れになるのでそこはご注意を。

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言語: 日本語
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