漫画「ゴールデンゴールド」感想 引き込まれるストーリーとゲスい笑顔

刻刻』でデビュー作を飾った漫画家・堀尾省太さんの新作『ゴールデンゴールド』が2015年より月刊モーニングツーにて連載。

続きが気になって仕方がないストーリー展開とフクノカミという得体のしれない歩くキモキャラ。期待できるマンガやね。

スポンサーリンク

あらすじ

内地の中学に馴染めずにいた早坂琉花(るか)は、中学1年のときに家族と離れ祖母のいる瀬戸内にある寧島(ねいじま)の中学に転校する。

ある日海岸で貝拾いをしていたときキモイ置物を発見し家に持ち帰る。調べてみると福の神に似ていることから、近くの神社の祠(ほこら)に納めることにした。

ゴールデンゴールド
出典:ゴールデンゴールド1 堀尾省太

福の神らしき置物を置き目をつぶり手を合わせてお祈りをした次の瞬間、置物の目に色が宿り動き出す。パニックになる琉花は急いで元来た道を走り、止めてあった自転車に飛び乗るが、、、

ゴールデンゴールド
出典:ゴールデンゴールド1 堀尾省太

福の神が猛ダッシュで追いかけてくるぅぅwww

琉花には異形な姿にしか見えないのだが、寧島で生まれ育った祖母や島民には「小さなおっさん」として見えているらしい。

しかも祖母が営む民宿の宿泊客として琉花と一緒に住むようになっていき次々と不可思議なことが起こっていく・・・といったあらすじ。

スティーヴン・スピルバーグ

今作の謎を握るのは福の神に似た置物(以下、フクノカミ)の存在。前作の『刻刻』で登場した止者のように、その姿形はかなりキモイ。

あらすじで紹介したコマのようにあのブヨブヨの体にして動きは機敏でなかなかの脚力の持ち主なのだ。言葉も話せるのだが不穏でしかない。

ゴールデンゴールド
出典:ゴールデンゴールド1 堀尾省太

このコマ、まるで「E.T.」のあの有名なワンシーンではないか!

かのスピルバーグ監督の「E.T.」は藤子・F・不二雄先生の「ドラえもんのび太の恐竜」をヒントに作られたエピソードは有名ですが、フクノカミノのモデルもまさか、、、

と思いきや、ウェブの堀尾先生インタビューにおいてフクノカミはドラえもん的キャラとして最初にイメージされていたことが判明、ま、まじか。

あとはドラえもん的なマスコットが一般家庭に来るっていうのも最初に思いついた気がします。
出典:堀尾省太インタビュー【後編】|マンガ通信

あくどい笑顔

もちろんモチーフは参考にしたものの、のび太くんを助けてくれるところか「フクノカミ」なわけでカネにエグイエグイ。フクノカミの能力によって島内の住民を次々に掌握し一大金儲け団体「寧強会」なるものを立ち上げる。

そのトップに立つのが琉花の祖母。

ゴールデンゴールド
出典:ゴールデンゴールド2 堀尾省太

やべぇよ、完全の乗っ取られてるじゃねぇか。もはや祖母が言ってるのかフクノカミが言わせてるのか分かんないほど操られていく祖母。

金の切れ目が縁の切れ目

この後の展開は恐怖でしかない。操られた祖母は金儲けに貪欲になり民宿を新たに増やし、コンビニやスーパーの経営と手を伸ばしていき島内を活性化しまくっていく。

ならフクノカミの目的は一体なんなのか。その詳細はまだ明かされてませんが、

ゴールデンゴールド
出典:ゴールデンゴールド2 堀尾省太

このアヘ顔、もはや理由はいりますまいww

島民が商売繁盛の願掛けでフクノカミを祈ることで、祈りパワー(精神エネルギー)を吸収することができるようです。エネルギーをバンバン吸収したフクノカミなは日ごとお肌ツヤツヤになっていく。

巨大昆虫

琉花の祖母が立ち上げてた寧島を強化する会、通称「寧強会」に入った島民が次々に商売繁盛の御利益に預かるウワサを聞きつけて入会する住民が増えていく。

しかし当然島内の経済バランスは崩れ寧強会に反発する者もではじめ、ついには死人が出る事態へと発展していく恐ろし展開へ・・・ガクブル((;゜Д゜)

ゴールデンゴールド
出典:ゴールデンゴールド2 堀尾省太

寧強会に反発する梶刈(かじかり)が部下によって殴り殺されてしまう。その現場には謎のグロイ巨大昆虫が這い回るという奇妙で鳥肌もののコマが描かれる。

なんだこの気持ち悪さと続きが気になりすぎる展開!?

おわりに

フクノカミ、そして謎の巨大昆虫と気持ち悪さが加速していくストーリーの引っ張り方は続きが読みたくなるマンガとしておすすめ。気になる伏線が多いのも読みどころの1つ、何度も読みかえせる作品になってます。

ストーリーの流れは琉花と祖母の民宿に泊まっている黒蓮(くろはす)という女性がメインとなりフクノカミの正体を探っていく(2巻現在)。

まだまだ序盤ですが読者を惹きつける力は十分すぎるほどある。

ゴールデンゴールド 堀尾省太
出版社:講談社
発売日:2016/6/23
販売:株式会社講談社
ASIN: B01H1GXRFK

Amazon 楽天市場
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です