韓国ドラマと言えば、「交通事故」「記憶喪失」「間取が異常に広い」「身近にいた近親者」など、指摘すれば切りがありません。思えば冬ソナから、この王道設定は韓国ドラマには必須の要素!
むしろ、これがあるから韓国ドラマは面白いんやで!と思えるほどです。最初はツッコんでいた設定が、いつしかドラマにハマり、そしてラストで思わず涙、これが韓国ドラマです。
トッケビも、序盤ツッコミます。でも、私は知っているのです、韓国ドラマはツッコンだら負けだということを!そして、案の定ハマっていました。
なつかしき90年代
韓国ドラマをついつい観ちゃう心理ってなんなのかと、考えていったとき、そこにあるのは懐かしき90年代の日本のドラマを彷彿とさせるからだと思います。
設定とか、ストーリーとか、一理ありますが、それよりももう、ドラマを観た瞬間から分かります。なんかナツイな!と。

出典:トッケビ tvN|Amazon.com Int'l Sales, Inc.
チキン店を経営しているサニーさんの登場シーンなんですが、この時思ったのが、W浅野や!ってことです。当時ワンレンの髪をかいあげることがナウかった時代の話。
サニーさんのしぐさはまさにそれ。さらに、メモ帳の切れ端に携帯番号を書いて、最後にキスマークっていつの時代の行動だよツ!と、どこか哀愁漂う序盤でトッケビはこうしてはじまります。
トッケビではないけど、2000年代以降のドラマなのに、ガンダムみたいな肩パット入った服着てたりするけど、リアルであんな人いるの?そんな人見たことないんだけど。
日本含め海外意識して作ってるからなんだろうかね。ともかく、いろんな意味で韓国ドラマは盛りだくさん!面白いゾ!
悲痛な運命をたどる主人公・ウンタク
主人公がめちゃくちゃ不運ってのも韓国ドラマあるある。トッケビの主人公ウンタクも叔母からボロクソに虐められまくります。しかも、学校では「幽霊が見える子」として完全無視状態!
高校三年生にしていまだお友達が一人もいません!修学旅行のグループはどうしていたのか、要らぬ心配をするほとです。
さらに、母親の交通事故により本来ならば生まれるはずのない子どもだったことが明らかになり、もう何重苦なの!と思わず彼女の人生に同情してしまいます。
トッケビの花嫁として生きていくウンタクちゃんですが、ストーリーが進むにつれて、母親の事故やトッケビの花嫁になったことまでもが、全てが繋がっていきくのは見どころです!
運命の人はとても身近にいるんです!
メインキャスト
キム・ゴウン
今回ヒロインのウンタク役を演じるのはキム・ゴウンという人。あまり知らない、と思ったら、チーズ・イン・ザ・トラップの人でした。
韓国人らしい目鼻立ちは個人的にスコ。TWICEのダヒョン系。91年生まれと、思ってたよりもアレでしたが、高校生役に違和感がないのは肌がキレイだからなのか。
ただ、サニーさんが全然老けてなかったのは、女優さんがNG出したのかな、会長はもろに老けメイクして登場してたからね、どうなんだろう。性格悪いのかな??
コン・ユ
主人公です!トッケビ役のコン・ユさん。久々のドラマ出演って感じですかね。ただ、映画には出演してたから、そうでもない感はあります。
個人的には、コーヒープリンス1号店の印象が強いけど、久しぶりのコン・ユさんはやっぱおっとこ前やった。ただ、目に違和感あったんだけど、昔からあんな感じだったっけ?
その他キャスト
そのほかのキャストとしては、死神役のイ・ドンウクさん。コン・ユとの掛け合いは見どころの一つ。多分アドリブ多めなシーンが多かった気がする。
演技ではない(いい意味でね)素の笑顔が拝めるので、女子ファンにはいいんではないでしょうか。個人的にはキム・ソヒョンのクリクリの目が可愛いかった。あとは、ユ・インナさんやユク・ソンジュくんなども登場しています。
どんなお話?
ラブロマンスものです。
ラストはハッピ?アンハッピ?
アマゾンプライムにようやく登場したので、まだ観てない人はチェックあるのみです。冬ソナがハマった人はおすすめ。というか、歴史ものではなく、恋愛ドラマのどれかにハマったならおすすめ。
韓国ドラマの基本的な構成はほとんど同じ、ちょこっと設定や順番を変えてるだけで、基本的な流れはなんも変わってないので、そこが韓国ドラマの魅力です(褒めてます!
で、問題のトッケビのラストなんですが、ネタバレになるので言えませんが、悪くはないです。少なくとも泣けます。最後まで観てよかかったってなるのは間違いなしです。
もう一周してもいいかなってレベルです。