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リゼロ26巻ネタバレ感想 新章突入!舞台はまさかのヴォラキア帝国

リゼロ26巻ネタバレ感想

プレアデス監視塔編が幕を閉じ、新たにヴォラキア帝国編(仮)がはじまります!舞台はルグニカからヴォラキアへ!

中の人
新たなる物語の予感

とはいえ、監視塔の謎もまだ全然明かされてないですし、水門都市プリステラの人たちを助ける解決策は見つけたのかも不明。

新章の中で、エミリアたちの現状が部分的に描かれるとか?いずれにしても、さらなる謎がどんどこ増えていきますw

リゼロ前巻(25巻)のあらすじ

塔の完全攻略を目指すスバルは、三層タイゲタの書庫で「菜月・昴(ナツキ・スバル)」、自分自身の死者の書を見つける。

自分の記憶を辿っていった先で出会ったのは暴食の大罪司教ルイ・アルネブ。記憶の回廊でアルネブとの戦いに辛くも勝利する。

記憶を完全に取り戻したスバルは、試練クリア、魔獣、大罪司教、巨大サソリらの脅威のすべてを跳ねのけた!

監視塔を制覇したスバルたちだが、突如出現した黒い影がスバルを包み込み、どこか別の場所へと転移させられてしまった!

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リゼロ26巻あらすじ・ストーリー

ここからは、リゼロ26巻のストーリーをざっくりと振り返っていきます。新たな物語のはじまりですッ!

見知らぬ草原と記憶のないレム

スバルが目覚めたのは見知らぬ草原。監視塔に現れた黒い影によって、別のどこかへと転移されられてしまったらしい。

周りを見渡しても見覚えのある景色は一つとしてない。ただ、そんな状況下であってもスバルの心は晴れ晴れしていた。

なんたってレムが意識を取り戻したからだ!この場所がどこなのか不安はあるものの、それよりも嬉しさが勝るスバルであった。

とはいえ、レムは記憶までは戻っていない。スバルのことはもちろん、自分の名前すら分からない状況なのだ。

それに、転移したのはレムだけではなかった。なぜか幼児化した暴食の大罪司教ルイ・アルネブも一緒であった。

スバルに向けられるレムの敵意

レムはスバルに敵意を向ける。理由はスバルから漂う魔女の残り香だ。思えば、スバルがはじめてロズワール邸にやってきたときと同じだ。

あのときはレムに殺されたっけ。そんな思い出を巡りながら、スバルはある違和感に気づく。レムが思うように足を動かせないことだ。

まさか、ラムの無茶な魔法の不可抗力で足が動かなくなったのか、、、とはいえ、鬼族の戦闘能力はスバルから逃げるには十分すぎる。

レムに追いつけたスバルだが、突然!弓矢の強襲を受ける。信頼回復は一時保留にし逃げることを最優先するスバルは、無理やりレムを抱きかかえた!

弓矢の強襲から逃げ切れたと思った矢先、今度は武装する二人組の男に捕まってしまう。そして、スバルは見知らぬ大地で捕虜となった。

ヴォラキア帝国

スバルを捕らえたのはトッドと名乗る青年、神聖ヴォラキア帝国の兵士だという。スバルが転移した場所は、ルグニカからはるか南方の大陸だった!

トットの説明では、ここバドハイム密林で「シュドラクの民」を探しているという。大規模な野営地が密林の側に設営されていた。

敵ではないと拘束はとけたが、しばらくの滞在を余儀なくされそうだ。あてがわれたテントでラムとアルネブの三人の生活がはじまる。

魔女の残り香に警戒するラムはいまだスバルを信じられないでいた。時間をかけて信頼を積み上げていくしかないと心に誓うスバルであった。

ヴァラキアの価値観の違い

ヴォラキア帝国はシュドラクの民にどんな用事があるのかは不明、おそらく政治的な問題だろうが、武力行使とはまでいかない。

、、、とスバルは目論んでいたが、森に魔獣がいることを知るや、シュドラクの民と接触する計画を中止し、森の焼き払いを決断した。

自国の損害を鑑み森の焼き払いを即断した?スバルは帝国の恐ろしい一面に触れ、これがヴォラキアの精神なのかとルグニカとの違いを痛感した。

バドハイム密林の火の手が大きくなる森が消滅していく中で、スバルはどこからともなく飛んできた毒矢によりあっけなく死んでしまう。

矢を放った主は、シュドラクの民だ。原因を突き止めようと草原に出たとき、野営地を見つけ、そこにいたスバルに激しい怒りを向けたのだ。

スバルの嘘

リスタート地点は、捕虜としてトッドに捕まったところから。今回は密林焼き討ち阻止を考えるスバルは、トットとの関係がカギだと判断した。

その矢先、トッドはスバルの表情の違和感から敵とみなした!死に戻りでトッドの人となりを知るスバルの言動が、違和感=敵とみなされた!

このままでは命の危険さえある状況で、一か八かの賭けに出た。前回ルートで上っていたシュドラクの民の話題を持ち出すことにした。

シュドラクの民を知っていると嘘をついたのだ!この密林には魔獣がいる、案内人のフリをして森を歩き、魔獣を誘う作戦だ。

目論見通り魔女の残り香に誘われ大蛇が現れた!この隙を利用し逃亡できたものの、足を踏み外し崖から滑り落ち意識を失ってしまった。

シュドラクの民

意識を取り戻したスバルは牢屋の中。どうやら今度はシュドラクの民に捕まったようだ。隣の牢には顏を包帯でグルグル巻きにした謎の男。

青年はアベルと名乗った。同じく捕らわれているという。牢から解放されたいアベルは、族長ミゼルダに「血命の儀」を申し出る。

血命の儀とは、シュドラクの民が仲間と認められるための通過儀礼のようだ、試練を通過したものは仲間として認められるという。

族長ミゼルダが課した試練は「エルギーナ」。大蛇を倒す試練が与えられた。そして、二人は命からがら血命の儀を突破し仲間として認められた。

スバルは帝国が密林に火を放とうとしていることをみなに伝え、シュドラクの民は奇襲攻撃を決行、帝国を滅ぼした。そしてレムも無事に救出された。

つづく

Re:ゼロから始める異世界生活26
作 者 : 長月達平ほか
出版社 : KADOKAWA
発売日 : 2021/3/25
ページ : 326ページ

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リゼロ26巻のストーリー整理

ストーリーを整理したところで、ここからはネタバレありあり考察回。今回考えるのは以下五つ、一つずつ見ていきます!

新章は新聖ヴォラキア帝国編

プレアデス監視塔編から一気に場面が変わった今回の新章。どうやら舞台はルグニカではなくヴォラキア帝国のようです。

ヴォラキア帝国

これまで名前はちょこちょこ登場していたけど、詳しいお国事情は不明な部分が多い。そこで、ヴォラキア帝国について簡単にまとめます。

ヴォラキア帝国は歴史の古い国家で、かつてはルグニカ王国とも激しく戦っていた関係性、基本この二国は仲が悪い。

ただ、ルグニカ王国は神龍ボルカニカと盟約を結んだことをきっかけに、あからさまな戦争はなくなりました。

とはいえ、戦争には発展しないものの、仲が悪いのは相変わらず。今の関係性を表すなら冷戦状態といったところ。

そんなヴォラキア帝国ですが、その体質は強者がより権力を握れる国。一方弱者はとことん弱者。トッドのセリフにも、

「そこまでいくともう家柄とか功績の問題じゃない」

「才能ってことか」

出典:Re:ゼロから始める異世界生活26 長月達平

権力を持つ者は家柄や功績が影響することが一般的だけど、ヴォラキア帝国は完全実力主義。強さ=才能がすべての国といえます。

ヴォラキア帝国階級制度

ヴォラキア帝国には階級制度が存在します。兵卒、上等兵、三将、二将、一将があり、その中でも一将は別格らしい。

彼らは、帝国に九人しか存在しない皇帝直属の武人らだ。「九神将」と呼ばれ帝国最強の九人と言って間違いない。

シュドラクの民

今回、ヴォラキア帝国のほかシュドラクの民なる部族も登場していました。新章にて新たに登場した名前(だと思われ)。

  • 族長はミゼルダ
  • 帝国も認める強い部族
  • 女系種族による部族

シュドラクの民は女性のみで、男手はよそからさらってくるという、いわばアマゾネスみたいな部族のようですw

中の人
ある意味ハーレム

とはいえ、その力はめちゃめちゃ強い。なんたってヴォラキア帝国と和平を結べる、つまり、実力至上主義の国から認められてるってことだからね。

今回のリスタートルートだとシュドラクの民側について、行動してく感じです。リスタート地点が帝国の捕虜なわけだしね。

今のスバルの立場は、ヴォラキア帝国を嘘をついた敵とみなされてるわけだから、次会ったら間違いなく殺されるな。

謎の男アベルは権力者?

そして、偶然は必然か、バドハイム密林で遭遇したアベル(本名はヴィンセント・アルベルスクだけどここではアベルで統一)。

最終章にてアベルの一人セリフがあったけど、その中で、寝返った九神将軍、帝都ルプガナ、奪還すべき王座、などなど。

宰相ベルステツ、寝返った九神将、そして頂を知らぬ愚かなる帝国兵共よ

出典:Re:ゼロから始める異世界生活26 長月達平

アベルのセリフからして、なんらかの事情で王座から降ろされ、姿を隠すためにバドハイム密林にいたってことなのだろう。

そして、アダムは皇帝への復帰を諦めていない!バドハイム密林から兵をかき集め、王の座に二再び返り咲こうと息巻いていた。

中の人
皇帝争いにスバルが関係してくるのが新章のメインストーリーになりそうです

レムと暴食の大罪

新章のストーリーがなんとなく見えてきたけど、新天地ヴォラキアに転移されたのはスバルだけではありません。

中の人
レム、そしてルイ・アルネブも一緒です!!

まずはレムとの関係ですが、記憶が戻る戻らない以前に、レムはスバルにかなり警戒(魔女の残り香のせい)しています。

ただ、最悪だったレムとの初対面の関係が、一歩一歩信頼関係を築いていったことで、絶大な信頼を勝ち取ったわけです!

記憶をなくした今のレムに対しても、信頼構築を丁寧に続けていけば、きっと大丈夫と、個人的には楽観的に見守ってます。

ルイ・アルネブは何者

問題はもう一人の方です!暴食の大罪司教ルイ・アルネブです。彼女の存在がマジで意味不明なんですよね。

記憶の回廊にいたときとはまるで別人で、赤ん坊に戻ったかのように幼児化していました。さらにはアルネブの状態です。

大罪司教が瘴気と無関係のはずがない。でも、レムはこいつに瘴気を感じてない。それなら、お前はなんなんだよ・・・

出典:Re:ゼロから始める異世界生活26 長月達平

スバルの言う通り、アルネブは一体なんなんだって感じですよね。瘴気がないってことは大罪司教ではもはやないのか??

そもそもの話、精神体のアルネブがどうやって肉体を手に入れたのか、そこらへんの事情がまるで謎なんですよね。

リゼロ26巻感想まとめ

新章では、ヴォラキア帝国の次期皇帝争いが描かれるのでしょうか。これまでの大罪司教との戦いとはまた違った展開で期待大!

次期皇帝争い、、、となると、今のヴォラキア帝国って思いほのか、政局が不安定な状況にあるのかもしれない。

アベルに手をかすことがスバルがエミリアたちの元に帰れるポイントになってくるのか、今後の展開が気になるねぇー。

つづく

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