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ダンまち13巻 最凶の敵ジャガーノート登場、ベル死す!?

ダンまち13巻 ネタバレ感想

ベルの「心」の成長がみられた12巻、大人の階段を着実に上っていくベル、ただ、まだまだ甘さは残ってる。

「ったく、少しは成長したと思ったら、やっぱりあんたは『坊や』のまんまだねぇ」
出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13 大森 藤ノ

アイシャさんに坊や扱いされる場面はあったけど、ヘスティア・ファミリアのリーダーとして成長してるのは確か。

宿敵・ミノたん、ことアステリオスとの激戦を境に、変化を見せはじめてきてるベル、ストーリーもまとまり、面白さも倍増してきた!

はじまりは殺人事件

今回の物語の主人公はリュー。

ことの発端はセーフティーポイントである18階層、リヴィアの街の外れで起こる。モンスターではない、明らかに人の手による「殺し」が発生。

これは事件の匂い!

四肢の腱がすべて切られ、全身傷だらけ、ところどころ骨が粉砕、、、致命傷となったであろう首には、ズサリと刺された貫通痕のある男の死体。

ムゴイ、そしてダンまちお約束のグロ描写

目撃者の証言によるとフードを被ったエルフが殺したという。そこで犯人として名前が上がったのが「疾風」の二つ名を持つリュー・リオン。

仲間を殺された仇のため、リヴィアを取り締まっている大頭、ボールズによって討伐隊が組まれ疾風の首を取るため冒険者が次々に参加。

だが、リューにいく度となく助けられてきたベルにとって、本当にリューが犯人なのか、どうしても納得できない。そこで、リューに直接聞くべく、ベルも討伐隊に参加することを決意する。

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リュー・リオンの素性

13巻のヒロインはリュー・リオン。まずは、リューさんについておさらいも含めて基本的情報をまとめておきたい。

リュー・リオンは迷宮都市オラリオにある酒場「豊穣(ほうじょう)の女主人」の店員。元冒険者で二つ名に「疾風」を持つ。

かつて覆面の冒険者として【アストレア・ファミリア】に所属、正義と秩序を司る女神アストレアのファミリアとして、オラリオの治安維持に尽力をつくしていた。

しかし、5年前、敵対していた闇派閥(イヴィルス)に属する【ルドラ・ファミリア】によってダンジョン内で闇討ちにあい派閥は壊滅する。

仲間の復讐のため一人生き残ったリューは【ルドラ・ファミリア】に乗り込み、ファミリア全員を殺害し壊滅、ブラックリストに載ることになる。その後、追われる身となった彼女は経緯は不明だが、豊穣の女主人に身を預けることになった。

リューの過去が判明

リューの素性は過去にも何度か書かれていた。

けど、それらの情報は、曖昧な部分が多く、ザックリとした概要にすぎなかった。13巻では、その曖昧だった彼女の過去が、明らかになる。

そのきっかけとなるのがリヴィアでの「殺人事件」ってわけ。リューが犯人として疑われるんだけど、そこに黒幕がいて・・・といった二転三転とストーリーは進んでいく。

リューが所属していた【アストレア・ファミリア】は【ルドラ・ファミリア】の闇討ちで壊滅されられたと思っていたけど、事実は違ってた。

実はリューは闇討ちのとき、仲間を見殺しにしていたことが判明するんですッ!

なぜリューがそんなことをしたのか、ただ、ルドラ・ファミリアを壊滅させたのはリューってのは事実なわけで、5年前にリューに何があったのか、私気になります。

で、そのヒントとなるのが、母なるダンジョンが生み出した最強最悪のモンスター、その名もジャガーノート。このジャガーノートが、リューの過去に暗い影を落としていたんですねぇ~。

ジャガーノート登場

ダンまち13巻 ネタバレ感想
出典:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13 大森 藤ノ

ジャガーノートとは「破壊者」という意味。

尋常ならざる「力」と「敏捷」に特化したモンスターで、その速さはレベル4のベルでさえ対応できないほど、しかし、攻撃に特化した代償として「耐久」は著しく低いという弱点もある。

これだけなら、たんなる強敵にとどまるが、ジャガーノートはこれだけじゃない。まず魔法攻撃の一切が効かない。

装甲殻「魔力反射(マジック・リフレクション)」にり、あらゆる魔法攻撃を反射させてしまうのである。ベルのファイアボルトも当然効かない。

さらに厄介なのが

いかなる防具をも貫く破壊の爪は、絶対防御不可。ヴェルフに作ってもらった最強の盾、宿敵アステリオスの攻撃にも耐えた盾でさえも貫通してしまったほど。

終盤はシャガーノートとベルとの死闘を描いてます。手に汗握るって言葉がピッタリな展開、ベルの左腕がもげ、、、ゴニョゴニョ、凄い展開が待ってた。

ダンまち13巻感想まとめ

13巻から続く今編は次の14巻との上下巻のストーリー。ヒロインはリューなんですが、今巻のヒロインは、間違いなくカサンドラちゃんでしょう。

彼女の予知夢にあった「太陽」ってのはベル(あるいはベルの魂)を意味してたんですね。ベル以外の死相は出てたけど、ベル本人はどうなるのだろうか。

「汝を苛む」って最後から四行前の詞がベルのことなのか、それともカサンドラたちのことなのか、なんとも言えないけど、予知夢からベルが生還する可能性はあるはず。

問題はどうやって37階層から戻ってくるかだよね。

リリがヘスティアへ手紙を送っていたけど、これが伏線になってるのは確か。だから援軍がくるのは間違いないと思う。ミアハやタケミカヅチは援軍を貸しているからこれ以上の戦力は難しい。

となれば、ヘスティアのアジトに一緒にいたヘファイストスが一番確実な候補、あとは、フレイヤも援軍として参加したら面白いな~と思ったりするんだけど。

ウラノスはダンジョンの異変に気が付いたっぽいから、緊急指令を出すとかあるのかな??ジャガーノーとの決着も含めて、次巻、どうなるか、非常に楽しみ。

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