五条を封印した獄門彊(ごくもんきょう)は愛も変わらずイレギュラーな状況、夏油組は渋谷地下に立ち往生を余儀なくされます。
前回、真人が提案した虎杖の殺害。五条がいなくなった今なら、術師も相手にらなんでしょという楽観&驕りにより、術師との全面対決へ。
真人のこの判断は正しいのか。五条がいないとはいえ、渋谷周辺には1級術師が複数いる中で、特級が優位とは必ずしも言えない。
五条封印後の夏油組の動き
獄門彊を持ち帰れない現状で、五条封印がメカ丸の偵察より敵に知られてしまった。つまり、複数の術師が渋谷地下にやってくるのは必至。
偽夏油は敵がこようがこまいが、獄門彊を見守る以外に選択肢はなく、この場を動けない。そんな中で特級たちは虎杖の処分について話し合う。
真人・脹相:殺す派⇔漏瑚:復活派
五条封印で呪霊有利と考えているのが真人。いまさら宿儺を復活させる必要もないと考える。脹相も殺す派だが、目的は兄弟の仇うち。
一方、漏瑚は宿儺を復活させるという当初の目的を進める派。宿儺を復活させれば、確実に人間と呪霊の立場は逆転すると考える。
出典:呪術廻戦93話 芥見下々 集英社
この二分した意見に対して、真人の「ゲームしよ」という提案により、先に虎杖を見つけたほうが好きにしていいよという展開へ。
虎杖とバトルをするのも、宿儺を復活させるために指をやるのも、最初に見つけた特級呪霊しだいというわけ(ちなみに赤い特級もなにげに参加w)。
五条封印で夏油組は一安心な状況なのは確かではあるものの、真人の余裕は明らかにナメプ。足元すくわれなきゃいいけど。
偽夏油と二人の少女
偽夏油が夏油の体を乗っ取っているニセ者だと判明したことで、夏油の体を取り戻す呪詛師の存在も明らかになります。
五条の過去編、夏油が闇落ちし呪詛師になるきっかけとなった、非術師惨殺事件で救われた少女(みみこ&ななこ)です。ただ、黒髪少女の身長低過ぎて一瞬別人かとも思った。
0巻で登場したときの二人の身長はだいたい同じくらいだったはずです。でも、渋谷地下に現れた黒髪少女は明らかに身長が低すぎてる。
出典:呪術廻戦93話 芥見下々 集英社
ただ、次のコマ見たら二人の顔が同列に並んでることから、等身バランスが崩れてただけだと思われ。みみこ&ななこで間違いないかと。
出典:呪術廻戦93話 芥見下々 集英社
少女たちは偽夏油が体を乗っ取ていることを見知っていた。ただ、五条によれば、記憶も術式も呪力も夏油のまんまって話していたから、偽夏油が正体を暴露したってことなのか。
メカ丸のケースを考えても、偽夏油はまともな取引はしない、仮に縛りを設定したとしても、二人の少女が死しかない残酷さを連想してしまうと涙。
虎杖と七海班合流!
虎杖と七海班が合流したことで五条が封印されたことが周知された。いよいよ渋谷地下への突入作戦開始といった展開になりそうです。
それは、帳C(術師が入れない帳)を上げなければ渋谷地下には辿りつけないこと。そこで、七海と虎杖はそれぞれ別行動で動いていきます。
七海の役目
七海は帳外に待機している伊地知さんと合流をはかります。ただ、伊地知さんと言えば、前回夏油組の呪詛師に刺されてしまった。
しかも、帳外にいる補助監督を狩ってる状況です。伊地知さんを探す中で接触、バトルの可能性もありそうです。
猪野班の役目
猪野琢真をリーダーに虎杖、伏黒の三人は、帳Cを降ろしている敵を見つけて倒すのが役目。帳を守る敵は三名が確認されてます。
- オガミ婆
- 粟坂(あわさか)
- 名前不明:男の呪詛師
バッタ男同様に嘱託帳を使っているとは思うけど、気になるのが敵の強さ。特級呪霊を祓える虎杖、伏黒は問題ないけど、猪野の実力が気になるところ。
虎杖の大声が聞こえたってことは、近い位置、そして、どこぞのビルの屋上にいるみたい。次回あたりバトルになりそうな予感。
七海のセリフの真意
出典:呪術廻戦92話 芥見下々 集英社
92話で五条が封印されたことで、七海は「この国の終わり」と話していましたが、その真意が今回明らかになります。
最強五条の損失により、日本の終わりを予見した七海ですが、具体的には2つの理由が考えられるといいます(猪野解説より)。
- 五条家の失墜
- パワーバランスの崩壊
術師界隈で五条家の存在が大きいのは、五条悟という最強術師がいるおかげ。御三家を見ても呪力がない術師は人間以下の扱いです。
強い奴が存在感を示せる、これつまり、最強五条の存在がいかに大きいかを物語っている。虎杖が処刑されずに済んだのも五条のワガママによるものw
そんな最強五条が術師界からいなくなれば、五条を恐れていた術師たちの不満が声になり行動になり、最終的に術師界はメチャメチャになってしまう。
さらに、五条という存在が抑止力になり呪詛師や呪霊の牽制にもなっていたけど、一たびフタが外れてしまえば、悪い奴らが動き出す。
術師界の内部抗争、さらには呪詛師たち外部の動きと、内部と外部の両方がメチャクチャになれば、日本が終わるという七海の言葉も当然だ。
呪術廻戦93話みんなの感想・考察
SNSにある93話に関する意見・考察を紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
#wj10
呪術廻戦
ナナミンを三三七拍子で呼ぶのちょっと笑ってしまったw
そうやって考えると先週の
スーーっと息を吸ったコマも、応援団風に見えてしまう— 兄 (@ANI_R331) February 3, 2020
呪術廻戦 この世界 五条に頼り過ぎである。 #wj10
— みず (@tatarijya) February 2, 2020
呪術廻戦、オガミ婆が達観したこと言ってるけどジョニーズアイドルのタスキかけてて良い。
— 藤ャポ (@ezqqqaGUZ6OEZCO) February 2, 2020
「自分が死んだとしても目的が達成できればそれでいい」の漏瑚と「欲求の赴くままに行動する」の真人と、どちらも人間らしいけれど、個人的に応援したくなるのは漏瑚の方かな
というか「待たんか!!」含めて漏瑚の方に親近感持たせようとしてるよねこれ……?#wj10#呪術廻戦— ひがし (@higashi_e_east) February 2, 2020
さっきも言ったけど夏油さん呼びをしているという事実がなんかどーしよーもなくななみけんとという人間を表してるようですき.....
— ちかげ (@camtaro_) February 3, 2020
93話まとめ感想&94話展開予想
- 獄門彊動かせず未だ立ち往生
- 特級と術師の全面対決間近!
- 帳を壊すため猪野班動く
- 七海は帳外の伊地知と合流へ
まずは帳Cの破壊が最優先任務となるはず。となると、猪野班と帳を守る呪詛師との戦いという流れになってきそうです。
特級呪霊が渋谷地下から地上へと向かうところからして、帳が上がることは想定済み、つまりは、呪詛師は捨て駒と言えそうです。
猪野の実力が気になるところですが、今回の帳破壊任務に関して言えば、そこまで強い相手ではないのかとも思ってます。
とはいえ、猪野の死亡フラグの可能性をザワつかせるのはぼくだけではないはず。オカッパ坊主の存在にも警戒は必要。
つづく
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