黙示録の四騎士87話ネタバレ感想 ギネヴィアの魔力と不吉な予兆

新たな旅路の前に、リオネス王国でひとときを過ごすパーシバル隊の姿を描いた前回。

中の人

そして今話は

今回も準備回。ランスロットとギネヴィアのデート回を描きますが、そこで明かされるのはギネヴィアの正体でした。

ギネヴィアの正体

現在ランスロットがいるのは、ギネヴィアが泊まる宿屋の一室。侍女（じじょ）はお出かけ中、この部屋には二人しかいない。

さっそく、ランスロットの腕に抱きつく積極的なギネヴィアちゃん。ほぼ初対面ながら、距離感がエグい少女だ。

グイグイくる彼女の行動含め、その理由は魔力が関係していた。ギネヴィアの魔力「神託型」は、未来を視通せるレアな型の持ち主だった！

魔力「未来視」

この世界には九つの魔力型が存在しており、ギネヴィアがもつ神託系の魔力は、その中でも最も希少な型だといいます。

魔力「未来視（カレイドスコープ）」は、彼女の周囲で起こる未来を、夢の中で鮮明に視ることができるという。

ランスロットと恋人になることも、未来視により夢の中で何度も視てきたという。彼女のグイグイくる行動はそのためだった。

ギネヴィアの魔力

未来視は「夢」の中で視ることから、ギネヴィアは強制的に未来を見せられることになり、かなり辛い魔力といえそう。

実際、ランスロットの前で、感情を抑えることができず涙する場面もあり、精神的な面で辛い魔力に思えます。

英雄型の正体

ギネヴィアの話の中で「英雄型」の話題についても触れていましたね。恐らく、未来視でランスロットに詳しく聞いたのでしょうか。

英雄型は九つある魔力型のうち、四種類以上の型を持つことだという。となると、当然パーシバルもこれに当てはまる。

出典：黙示録の四騎士4話 鈴木央 講談社

ペルガルド戦では、複数の魔力を使用。破壊型、付呪型、変性型、回復型とあり英雄型の定義にピッタンコする。

予言の騎士は全員「英雄型」？

ランスロットとパーシバルは英雄型確定と言えそうですが、英雄型＝予言の騎士と考えると、トリスタンやガヴェインも該当しそう。

運命の二人

半信半疑なランスロットに、ギネヴィアは「私の視る未来は絶対よ」と言い、恋人になることも必然だと断言した。

ランスロットの存在が私を支えてくれたといい、夢の中ではなく、現実に出会え喜ぶ姿に、ランスロットもまんざらでもない様子。

別れ際、「またいつか必ずな、ギネヴィア」とはじめて名前を呼ばれ、頬を赤くするギネヴィアの姿があった。

確定未来を整理

未来視からギネヴィとランスロットが恋に落ちて恋人になるのは、どうやら間違いなさそう。ここで二人の確定未来を整理。

ギネヴィアの未来視は、彼女が７１歳で死ぬまでの中で、確定で実際に起こる未来を夢でみるって説明でしたよね。

出典：黙示録の四騎士87話 鈴木央 講談社

となると、ランスロットはギネヴィアよりも前に死ぬことになります。でも、ランスロットって混血ですよね。

混血の寿命については不明だけど、心を読める術とか妖精族の血が濃いっぽいランスロットを考えると短命すぎる気も。

中の人

病気とか寿命とかではない原因で命の危機に遭遇するのか？

ギネヴィアは人間族確定か

ちなみに、ギネヴィアはどうも人間族っぽい気がします。故郷はカメリアードという場所。かつてのキャメロットがあった近くの小国らしい。

さらに、７１歳の寿命と考えると、人間族に思えます。バンとディアンヌの子供説も考えていたんですが違うみたい。

黙示録の四騎士87話まとめ＆88話予想

ラストページにて、ランスロットが「予兆はまだ終わっていない」的なことを言っていたけど、これが何を意味するのか。

予言の騎士の集結は実現済み、となると、混沌の刺客と裏切り者の刃により希望が奪われる、がまだ起こってない未来なのか。

混沌の刺客・裏切り者がジェリコを意味していたと思ってたんだけど、他にも敵がいるってことなのでしょうか？

つづく