シンプルケアをコンセプトに情報を発信している当ブログですが、シミやシワといった悩みはシンプルケアではどうしても限界があります。
ですが、美肌を目指す方向けに攻めのケアも紹介しています。そこで、科学的にも立証されているイオン導入に辿りつきました。

イオン導入器は効果あり!?
シミやシワのスキンケアを調べていたところ、「宇津木式」提唱者の宇津木龍一先生の本に、こんな興味深い記事があったんです。
イオン導入によってたしかにビタミンCが肌の中に浸透していることが、科学的に証明されるようにもなり、その効果を認めざるをおえなくなったのです
出典:肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法 宇津木龍一
結果を認めざるおえなくなったと、なんとも苦々しい気持ちが伝わってきますが、なんでもはじめはイオン導入には半信半疑だったそうです。
ですが、イオン導入をしている患者さんの肌が改善していく様子を目の当たりにしたことで、イオン導入による効果を認めたといいます。

ビタミンC誘導体の選び方
ビタミンCのイオン導入効果は先に書いた引用がすべてなので、ここではどんな商品を選べばいいのかに焦点をあてて紹介します。
まず、イオン導入に使うのはより効果が期待できるビタミンC誘導体を選びます。ビタミンCは壊れやすいという弱点があります。
そこで、安定して使えるように改良したのがビタミンC誘導体です。ただ、ビタミンC誘導体も日々進化!さまざまなタイプがあります。
おすすめは「万能型」
ビタミンC誘導体には、おおきく三つのタイプがあります。水に溶けやすい水溶性、油に溶けやすい油溶性、そして油にも水にも溶ける万能型。
ビタミンC誘導体の種類水溶型 | 水に溶けやすいが油に溶けにくい |
油溶型 | 油に溶けやすいが水に溶けにくい |
万能型 | 水にも油にも溶けやすい |
肌は水分と油分が共存しているので、水溶性や油溶性タイプだと、水や油が邪魔をして十分に馴染みにくいという弱点があります。
一方万能型は違います!水にも油にも親和性があるため、イオン導入器を使用することで、より効率的に浸透させることができます。
ならどんな商品がおすすめか
ビタミンC誘導体は、油にも水にも溶けやすい万能型を選ぶのがいいことが分かりました。これをふまえて実際に商品を選んでいきましょう!
まずはこの商品
イオン導入は肌への浸透を考えると、どんな成分が配合されているのか十分にチェックしないと肌トラブルの原因になりかねません。
そこで成分表を確認していくと、旧指定成分のパラベン(防腐剤)が配合されています。導入剤としておすすめできません。
ほかにも
この商品はどうでしょうか。説明文にはパラベンフリーとありますが、
たしかにパラベンは配合されていませんが、代わりにフェノキシエタノール(防腐剤)が配合。導入剤にはおすすめできません。
一見するとビタミンCの原液に見えますが、実際には防腐剤が入っていることが多いです。そこで、選ぶときは液体ではなく粉末から探します。

液体ではなく粉末から探す!
APPS(万能型ビタミンC誘導体)
ここまで引っぱってきましたが、どうやって選ぶのか、その過程も省略せずに書いた方が納得できると思うので書かせてもらいました。
成分をチェックするとパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naとあり、これがいわゆる万能型のビタミンC誘導体になります(通称APPS)。
楽天市場リンクこの粉末に、蒸留水か軟水のミネラルウォーターをまぜて導入剤として使用します。軽量スプーン付で簡単に作れますよ。

APPSが手に入らない場合
人気商品のため、度々品切れになることが多く入手困難になる場合があります。そのときは同じ万能型ビタミンC誘導体のAPSもおすすめです。
APPSをおすすめするのは、持続性が高いためです。APSの即効性の早さは、導入器を使うのでさほどメリットにならないんですよね。
種類 | 特徴 |
APPS | 肌への浸透性・持続性高い |
APS | 肌への即効性早い |
かんたん!イオン導入剤レシピ
水100mlにAPPS3gなので、濃度3%のビタミンC誘導体導入剤の出来上がりです。手作り導入剤の濃度は1~3%程度がおすすめです。
軟水の水より、蒸留水のほうが不純物がなくおすすめです。防腐剤が入っていないので、冷蔵庫に保管して1ヶ月以内に使い切ります。

使用頻度は週1~2回程度
安心安全の手作りイオン導入剤が作れたら早く試してみたいですよね。ですが、使う上で注意したいポイントがあります。それが使用頻度。
イオン導入は成分をイオン化して、電流で肌に強制的に浸透させるという仕組みです。肌への負担を考えると週1~2程度が理想。
毎日やるのはむしろ逆効果です!毎日やって効果が出た!なんて口コミは、本当にイオン導入器を使っているのか疑った方がいいですね。
