当ブログが今まで読んできた漫画の中で、エグすぎる描写や吐き気をもよおす残虐非道な描写を扱った漫画を紹介していきます。
完結・連載問わず、少年、青年漫画問わず扱っていきます。少年漫画でもグロい作品は普通にありますからね。
中には救えないストーリーや後味が悪すぎてトラウマになる作品も扱ってます。グロすぎるというクレームは一切受け付けておりません。
とはいえ、「初級者」「中級者」「上級者」とグロ度を分けて評価しました。当然ながら上に行くほどグロ度は増し増しになります。
評価基準
グロ度を評価するにあたり「残忍残酷度」「精神崩壊度」の二つの基準を採用します。残忍残酷度は文字通り描写のグロ度を評価した数値。
精神崩壊度はストーリーの評価、主人公が救われない、バッドエンディング、鬱展開など、ストーリーのグロさを評価した数値。
評価指数はドクロマークで表示、最高評価の5段階ドクロは通常黒色のところ、赤色になり、覚悟して読んでほしい警告サインです。
グロ評価指数LEVEL1 | |
LEVEL2 | |
LEVEL3 | |
LEVEL4 | |
LEVEL MAX |
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初級編
怖いものみたさでグロ漫画を読みたい、でも、過度な描写は控えたい人向け。恐怖と好奇心が半々くらいの人向け。
切子
作者 | 本田真吾 |
単行本 | 全1巻 |
16年ぶりに集まった同窓会で、次々と同級生たちが無残な殺され方をしていくという、サイコホラー漫画。
鍵を握るのは、17年前に謎の死を遂げた「切子」の存在。ホラーならがも叙述トリックを取り入れた構成は一味違ったストーリー展開になっています。
キーワードは「いじめ」と「ブサイク」、かなり陰湿な描写も描かれているのだが、ストーリーが若干トンデモ展開のためグロさは薄まっている。
漫画評価ネタバレ感想 |
ドクムシ
作者 | 八頭道尾、合田蛍冬 |
単行本 | 全6巻 |
逃げ場のない密室空間でおこなわれるバトルロワイアルもの。最後の一人になるまで殺しあるストーリーはグロさいがいのなにものでもない。
ストーリーが進むにつれて、集められた人間たちの共通点が明らかになっていく。また、この作品はエロ要素多めのエログロ漫画でもある。
食糧がない密室空間で、殺した人間の人肉を貪る描写(カニバリズム)や、栄養補給にタンパク質豊富な精子を集めるキャバ嬢などキャラ立ちも魅力。
その上、ラストで待ち受けるさらなるどんでん返しもある。グロ、エロ、そしてミステ要素と読みごたえ十分な漫画。
漫画評価ネタバレ感想 |
人狼ゲーム
作者 | 川上亮、小独活 |
単行本 | 全3巻 |
密室に集められた8人のプレイヤーによる生死をかけたデスゲーム。実際にあるパーティゲーム「汝は人狼なりや?」の漫画版。
ゲームをプレーしたことがある人もない人も分かるようになっていますが、漫画オリジナルのルールが適用されていたりと、若干異なる部分はある。
毎夜多数決で狼を決めるのだが、処刑は選んだ本人が実行しなければならず、処刑するときの各キャラの葛藤が読みどころ。
漫画評価ネタバレ感想 |
ちーちゃんはちょっと足りない
作者 | 阿部 共実 |
単行本 | 全1巻 |
かなり天然でちょっぴりおバカなちーちゃんとその友達の日常を描いた漫画。肉体的グロさは一ミリもないが、精神的にかなりキツイ。
ただし、万人受けするキツさではない。ちーちゃんの友達ナツに感情移入してしまうと鬱症状を発症するほどの恐さがあり、決してその先は考えてはいけない。
周りの目を気にしすぎる女子が読むとヤバイ。激しい虚無感に襲われ、現実を深く考えたなら沼にハマり、心が摩耗し抜け出せなくなる。一部の読者にとっては劇薬。
漫画評価ネタバレ感想 |
呪術廻戦
作者 | 芥見 下々 |
単行本 | 連載中 |
呪いから生まれる呪霊を祓う呪術師の活躍を描いた少年漫画で、少年ジャンプにて絶賛連載中の作品。
作画に関しては人を選ぶところですが、ストーリーの組み立てがエグイくらいうまい。そして内容がグロいです。
少年漫画と侮るなかれ!とくに順平編はトラウマになるほどの衝撃度があった。H×Hあたりが好きならぜひ読んでみてほしい。
漫画評価- |
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中級編
グロさにある程度の耐性を持っている人向け。初級編はトンデモ展開多めですが、中級編以降はストーリーもしっかりしている作品をチョイス。
シガテラ
作者 | 古谷 実 |
単行本 | 全6巻 |
グロ漫画というと、肉体の残忍さをイメージしやすいけど、精神にくるものもある。そして、精神的グロさのほうがトラウマになりやすいのではないかと思ったりする。
ギャグ漫画「行け!稲中卓球部」でデビューしたものの、2001年に連載された「ヒミズ」からギャグからシリアスに、いわゆる「不道徳の時間」シリーズへと突入。
主人公・荻野優介はスクールカーストの最下位、同級生から激しいいじめをうける毎日なのだが、ひょんなことから犯罪へと巻き込まれていく。
ちょとしたボタンのかけちがいで、誰もが転落する危険と隣り合わせに生きている恐ろしい作品。自分に照らし合わせながら読んでいくとこれほど怖い作品はない。
漫画評価ネタバレ感想 |
ホムンクルス
作者 | 山本英夫 |
単行本 | 全15巻 |
ホームレスの名越がひょんなことからトレパネーション(頭がい骨に穴をあける手術)を受けたことをきっかけに、幻覚が視えるようになる。
危険なのは精神的にくる強烈なダメージ。幻覚を見るようになった名越の精神が次第に崩れていく様子は恐怖のなにものでもない。
現実と幻覚の区別が付けれていた名越だったが、次第に精神に異常をきたし、現実なのか、幻覚なのか区別できなくなっていく。そして、救われないラスト、おすすめです。
漫画評価ネタバレ感想 |
食糧人類
作者 | イナベ カズ 、 水谷 健吾他 |
単行本 | 全7巻 |
謎の施設に拉致された伊江(いえ)が目にしたのは、人間を加工する処理施設場だった。氷漬けされた人間を切断機で真っ二つにし、薬を投与され強制多産する女。
さらには、施設から逃げた者には罰として人体実験の被験者にされてしまう。口吻部を手術し嗅上皮を移植、大量の眼球を一つに集め巨大な水晶体と網膜を移植。
そこにはもはや人間の姿はない。残虐非道におこなわれる謎の施設の正体を伊江らが明らかにしていくのだが、最終的には人類の存亡をかけた壮大な物語へと発展していく。
漫画評価ネタバレ感想 |
ベルセルク
作者 | 三浦健太郎 |
単行本 | 連載中 |
ダークファンタジーの名に相応しい作品。一時期ベルセルクを読むためだけにヤングアニマルを購読していたが、パーティーを組んだあたりからやや減速。
相変わらずの圧倒的画力はさすがと思うも、禍々しさや陰鬱さといった独特の暗さがストーリー的にも画力的にも薄れてしまったのは残念。
とはいえ、中世ヨーロッパを彷彿とさせる世界観、拷問・処刑シーンのグロさは目を背けたくなるほどの画力、必読必須なのは言うまでもなし!
漫画評価- |
進撃の巨人
作者 | 諫山創 |
単行本 | 連載中 |
巨大な壁の中で暮らす人類と巨人との戦いを描くダークファンタジー。少年漫画というくくりながらも、その内容はかなり過激。
主人公エレンの目の前で母親が巨人に喰われる描写が細かく描かれるなど、残虐性の高い漫画。一方で精密に練られたストーリーや伏線は中毒性がある。
人類と巨人の戦いを描いてはいるが、巨人の秘密に辿りついたことで、ストーリーは思わぬ方向へと進んでいく。グロが苦手な人でも読んでほしい漫画。
漫画評価- |
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上級編
独特な世界観、救えないバッドエンディング、今まで読んできた作品で個人的に記憶に熱く残ってる作品をピックアップ。
シグルイ
作者 | 山口 貴由 |
単行本 | 全15巻 |
南条範夫の小説「駿河城御前試合」を漫画化した作品であり、漫画界に数々の伝説を残した傑作中の傑作。
各巻必ず内臓をぶちまけるシーンが描かれ、鬼畜キャラ・忠長、キチガイキャラ・虎眼、主従関係が絶対な武家社会におけるグロさをこれでもかと描いています。
一方で、笑いあり、涙あり、感動ありと、グロさだけじゃない魅力も存分にあり、今なお人気の高い漫画です。
漫画評価ネタバレ感想 |
アカメが斬る!
作者 | タカヒロ、 田代哲也 |
単行本 | 全15巻 |
この漫画は主要人物が次々に死んでいく斬新な漫画。最後にはほぼ全員、しかも主人公のタツミに至っても、死よりも悍ましい形でラストを迎えます。
グロ描写はもちろん、あっけない主要人物の死、そして胸クソ結末、表紙のポップさに気軽に手を出そうとすると、中身とのギャップに驚くレベル。
漫画評価- |
彩子(サイコ)
作者 | 本田真吾 |
単行本 | 全1巻 |
本田真吾作品の中でも一番恐怖を感じた作品。主人公・彩子の救われないストーリーはラストでも変わらず、胸クソ展開のままジエンドを迎えます。
問題のラストがまたスゴイ。今まで不運な運命をこれでもかと絶えてきた彩子ちゃんが、最後の最後で壊れちゃんです、体はもちろん精神も。
ホラー漫画という側面もあるけど、当ブログではグロ漫画(いい意味で)として紹介。黒編と白編があるけど、「白編」が最恐。
漫画評価ネタバレ感想 |
東京闇虫
作者 | 本田優貴 |
単行本 | 全7巻 |
闇金、カード詐欺、裏カジノ、裏社会で生きていかざるおえなくなった、借金の主人公・加藤の成り上がりを描く漫画。
この漫画の一番のトラウマは暴力団組員として登場する鯖目(サバメ)のイカレっぷり。加藤も鯖目の餌食になるのだが、その描写がムゴイ。
根性焼きならぬアイロン焼き、さらにアバラフルスイングの刑、言葉から最悪の拷問シーンを想像してほしいが、実際はその何倍もエグイ。
漫画評価ネタバレ感想 |
ブラッドハーレーの馬車
作者 | 沙村 広明 |
単行本 | 全1巻 |
救えない話。
孤児院で育った少女たちの残酷物語。資産家・ブラッドハレー家の養女として巣立っていったはずの少女たちが、辿りついた場所は刑務所。
短編作品をまとめた一巻完結なんですが、どの短編も残酷で救いようがない。精神的にかなりきつく、恐怖でページをめくりたくなくなるほど。
各ストーリーは繋がっており、読み込むほどに味わいはあるのだが、誰も救われない物語は虚無感しかない。万人向けではない。
漫画評価- |
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