進撃の巨人24巻にして、ついに!判明した九つの巨人の最後の一人。その詳細は今まで一切描かれずに放置されていました。
ですが、ようやくここで明らかに!
その名も
戦鎚(せんつい)の巨人
この巨人はタイバー家が所有していることも明らかとなり、これで「九つの巨人」すべてが出そろいました。そこで、ここではタイバー家について、まとめ+考察をしていきます。
タイバー家とは
タイバー家とは100年前の巨人大戦にて、フリッツ王に反旗を翻した最初の貴族。エルディア人でありながら、フリッツ王を退けマーレに勝利をもたらしたことから、一目置かれた存在。
さらに、フリッツ王を退けただけでなく、政治にも戦争にも「不干渉」を貫いたことで、今の地位を築いたともいえそう。
けど、フリッツ王がいなくなったと思ったら、今度はマーレが巨人を利用して世界の覇権を握ろうとしてしまう。
歴史は繰り返す、なんて名言をどっかの偉い学者が言ってたけど、結局フリッツ王がマーレに代わっただけというw
タイバー家当主ヴィリー
出典:進撃の巨人24 諫山創
巨人大戦での活躍により名誉マーレ人となり不干渉を貫く。しかし、実際にはマーレの実権を握っていたのがタイバー家だったという。
不干渉を貫いたがゆえ、マーレの暴走を野放しにしてしまった。その責任を感じていた現当主ヴィリーは、1年以外にパラディ島を殲滅することを世界に向けて宣言することになる。
いよいよ最終決戦といった感じになってきた!
第86話「あの日」の伏線
出典:進撃の巨人21 諫山創
グリシャ(エレンの父親)の父親が語っていた巨人大戦の歴史によれば、マーレが所有していたのは七つの巨人を手駒(てごま)にしていた。
フリッツ王が持っている力を除けばあと1つはどこに??と思ってたけど、マーレ側に味方してはいたが、不干渉の立場を貫き最後まで巨人の力は使わなかったということか。
たしかに戦鎚の巨人はマーレの「手駒」にはなってはいなかった。内部工作をしたのがタイバー家ってことなのだろう。
タイバー家の紋章
ちなみに一つきになったのがタイバー家の近衛兵の鎧に描かれていた紋章。おそらく、これはタイバー家の家紋とかそういった類(たぐい)のものだと思うけど、エルディア人が身に着けていた腕章に描かれていたモノとどこか似ている。
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今まで不干渉を貫いてきたとはいえ、実質マーレの権限はタイバー家が握っているわけだから、似てるのも当然か。いや、よーく見るとそんな似てない気もするんだがwww
戦鎚の巨人の所有者
戦鎚の巨人はタイバー家が所有しているのは分かった、けど、まだ疑問が残ってる。それが、タイバー家の「誰が」所有しているかってこと。
当主ヴィリーによれば、戦鎚の巨人の所有者はマーレ上層部でもごく一部の人間にしか知られていない、トップシークレットな極秘情報らしい。
なぜ極秘にするのか気になるところだが、ヴィリーが必ずしも所有者とイコールでは結ばれないらしい。なら「誰が」となるわけだが、それは明かされていない。
出典:進撃の巨人24 諫山創
ヴィリーのセリフから考えるに、次の3つほど可能性が浮上する。
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- 当主ヴィリー
- レベリオに来たタイバー家の中の誰か
- レベリオに来ていないタイバー家の誰か
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レベリオに来ていない者が所有者ならどうしようもないけど、もしヴィリー含めレベイオに来た者の中に所有者がいるとして考えてみる。
まず、子供に受け継がせることはありえんでしょう。所有者は継承してからおよそ13年後に死ぬわけだから、子供に継承するのは親心を考えてもどうなのか。継承するにしてもさすがに幼すぎる。
次に、部屋の中で立っている女性二人。一見するとメイド(特に後ろに立ってる女性)にも見えるけど、ヴィリーが「タイバー家一族」と紹介していたことから、所有者の可能性は捨てきれない。
あと、今後、戦鎚の巨人が戦っていく展開になるのは必死、そのときジジババが所有者ってのはどうなのかな。今まで隠してきた最後の巨人の所有者が実はジイさま、バアさまってのは、ねぇ。
というわけで、チビッ子、ジジババは除くことはできるかなと思う。あとは、この部屋にいないタイバー家って選択肢も可能性も一応考慮しておきたい。
タイバー家まとめ
今まで不干渉を貫いてきたタイバー家、それがゆえに登場してこなかったわけですが、ようやく最後の巨人が判明しました。
ストーリーも佳境にさしかかり、テンポも速くなってるので、所有者の謎もすぐに分かるんじゃないかな。
エレンがマーレ
に潜伏してたようですし、ヴィリーの演説に何かが起こりそうな予感がプンプンしますな。