2012年にシャンプ改で連載されたいた『予告犯』。作者は筒井哲也さん。単行本全3巻にわたるストーリーの組み立てが秀逸で、読み応えは十分。 ドラマ化や映画化もされている人気作。ただ、この作品問わず時事ネタを描くとどうしても作品の古さが目立ってしまうのが否めない。そこが残念といえば残念。 目次1 予告犯2 犯人の境遇3 サイバー犯罪対策課吉野4 ラスト5 おわりに 予告犯 この漫画は、警察が犯人を追いつめていく謎解きがメインではない。実際、1巻の序盤で犯人の素性や過去が描かれる。ただ、肝心な「なぜ犯人は犯行を ...