
ガウェインの出生の秘密が明らかになった前回。さらには永遠の王国にいるアーサー王とは異なるもう一人のアーサーが登場!?

217話では、黙示録の四騎士が倒すべき本当の敵が明らかになります。永遠の王国を支配するアーサー王とは一体何者なのか。
混沌から生まれし姉弟
永遠の王国の城で玉座にすわるアーサー王。周囲には誰もいないのだが、旧知の知り合いに会っているかのように話しています。
どうやら、混沌を通じて話しているようだ。話している相手は、混沌から生まれた姉ともいうべき「湖の姫」。通称、無限の魔力だ。
アーサー王が湖の姫に接触した理由は、混沌から生まれたもの同士、人間側ではなくコチラ側に寝返るよう勧誘するためだった。
湖の姫の返答
ランスロットと戦ったときに、彼の魔力の秘密を知ったアーサー王。黙示録の四騎士側に付いていることを知ったようです。
ランスロットを見限って、力を貸してほしいというアーサー王。しかし、湖の姫はこの勧誘をキッパリと拒絶します。
知性に欠けるアーサー王に味方などしないと全くなびかず。そして、アーサー王の本当の名を言う「キャス・パリーグ」と!
この場面のポイントアーサーとランスロットの違い
キャス・パリーグは純粋な悪意。彼が望むのはすべてを破壊し無にすること。そのため、アーサーであっても殺す対象です。
一方、湖の姫は混沌の魔力の貯蔵庫である湖からの解放を望んでいました。人間を惑わし湖に誘っていたのもそのためでした。
ただ、混沌の魔力に耐えられる人間は一人としていなく、みな理性を失い死に至る。ランスロットを除いて。
ランスロットは混沌の魔力に適応できた唯一無二の器の持ち主であり、湖の姫を湖から解放させた人物でもある。
破壊だけが目的のキャスと意見が合わないのは当然のこと。湖の姫にとってランスロットは特別な人間なのです。
アーサー王の醜い本性
湖の姫との交渉は決裂。そんなアーサー王の前に理性を取り戻した四凶が控えていた。ランスロットとの闘いで混沌の力が弱まったためだ。
理性を取り戻せている今だからこそ、アーサー王に対して疑念を持ちはじめる彼ら。そもそも本当にアーサー王なのかと。

出典:黙示録の四騎士217話 鈴木央 講談社
正体を疑われたアーサー王は、突然、主語がポクになり、口が裂け、爪が伸び、体毛が生え、巨大な化け猫へと変貌するのであった!
黙示録の四騎士217話まとめ&218話予想
- 湖の姫の協力を断られるアーサー王
- アーサー王の正体はキャス・パリーグ
- 混沌に呑み込まれた四凶
18年前の聖戦でキャスを取り込んだアーサー。キャスは混沌から生まれし存在。アーサー王の中で力を蓄えていたようです。

完全に取り込む手前で、マーリンに気づかれ分断させられた。前回、衰弱しきったアーサー王が描かれていたけど、すべてはキャスの仕業でしたか。
アーサー王の仮面を脱ぎ捨てて正体を露にしたキャス、いよいよ黙示録の騎士との最終決戦が始まる予感がします。
つづく
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