2009年2月から週刊ビッグコミックスピリッツで連載がはじまった花沢健吾さんの「アイアムアヒーロー」。 足かけ8年目(連載期間)、そして今年単行本22巻で完結。青年コミックの中でも累計発行部数はトップクラスの数になってるんじゃないでしょうか。 ただ、ラストがなぜか不評なんですよね。 花沢作品はくそダメな青年や中年おっさんの等身大を描くのが真骨頂なわけで、それは自身の学生時代の体験やら女性観、29歳で漫画家デビューしたという経歴から考えても作品に十分すぎるほどエグく表現されてるじゃないですか。 それでもラス ...