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僕アカ 1000000%は本当に意味不明なセリフか問題

僕のヒーローアカデミア(僕アカ)単行本9巻で読者から「ワン・フォー・オール1000000%ってどゆこと」という感想をもらったことが明らかに。

個人的にはこのセリフに関してはあまり違和感なく読めたんですが、分かりにくいと言えば分かりにくい・・・か。ただ、今までの緑谷(デク)の言動を考えると、あのシーンはかなり胸アツだったのは間違いない。

そもそも「大人こども」しかり、僕アカのセリフ回しの独特さは(残念ながら悪い意味で)は連載読んでると気になるところがちょくちょくあるわけで、そこと取り上げたらきりがないわけで。

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セリフの真意

一応問題の場面について説明すると、単行本9巻にてヴィラン連合の1人マスキュラーと対峙(たいじ)したデク。オールマイトの師匠グラントリノとの修行で習得したワン・フォー・オールフルカウルで挑むも火力不足で相手にならない。

だが、マスキュラーをぶちのめすためにワン・フォー・オール100%のデトロイトスマッシュでも致命傷を与えることができず、デクの腕はボロボロになってしまう。

僕のヒーローアカデミア9
出典:僕のヒーローアカデミア9 堀越耕平

窮地に追い込まれたデクは、オールマイトのセリフを思い出し自分を奮い立たせワン・フォー・オール1000000%と言い放ち新必殺技デラウェア・デトロイト スマッシュを繰り出しマスキュラーを倒すことができた。

このときの「1000000%」の真意について意味がよく分からなかったという感想が相次いだんだとか。

作者堀越先生によればデクが文字通り1000000%の力を出した訳ではなく気合、気持ちとしてのかけ声で、いわば「火事場の馬鹿力」と説明していました。

僕のヒーローアカデミア9
出典:僕のヒーローアカデミア9 堀越耕平

とはいえ、ワン・フォー・オール100%でも通用しなかった敵に、次のページでは1000000%と言いながら攻撃したわけだから勘違いしやすいのも事実。

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狂気すぎるデクの性格

まぁ、そうは言ってもデクの今までの言動や性格を考えれば、ワードのチョイスはややっこしいとしても「意味が分からなかった」とまでは個人的には思わなかった。

たとえば前のコマなんかを見ると、ヴィラン連合と戦ったときのオールマイトのセリフを思い返すシーンが挟みこまれていて、「一発一発が100%以上の」と説明されている。

僕のヒーローアカデミア9
出典:僕のヒーローアカデミア9 堀越耕平

全盛期の力は遠く及ばず体もボロボロ、それでもヒーローとしてヴィラン連合に立ち向かい敵を打ちのめすオールマイト。このセリフがデクを奮い立たせ、火事場の馬鹿力を生み出すことになった。

さらにはその前のコマでは「お母さんごめん」というデクの心の叫びを描いているので、100%以上の力(火事場の馬鹿力)は出していたのは事実で読者にも伝わった。

だからこそ混同してしやすい。個人的にはあの「たまるかああああ」というセリフだけでも十分伝わるので、1000000%はなくてもよかった、あるいはワードを変えるなり、そもそもゼロの数が多すぎて桁数数えちゃうほどw

ヒーローの条件?

実を言えば1000000%問題よりもデクの無茶ブリの方が個人的には気になってしまう。

僕のヒーローアカデミア9
出典:僕のヒーローアカデミア9 堀越耕平

たとえばお母さんごめんというセリフは、デクの無茶苦茶な個性使用によって周りをさんざん心配させてきた結果だ。もう悲しませるような個性の使い方はしないと約束したはずなのに、ここでも自己犠牲という名のヒーロー精神なるものによって破ってしまう。

僕のヒーローアカデミア5
出典:僕のヒーローアカデミア5 堀越耕平

歪んだ右手を戒めにするんじゃなかったのか、とこのシーン読んだとき思ってしまう。お母さんどんだけ泣かすのかね、デクは。

今までヒーローに憧れながらも無個性という不幸を背負ってきたデクがオールマイトに出会い、オール・フォー・ワンを手に入れた。少しでも早く自分のモノにしようという焦りもあり無茶をしてしまう。

さらに、その後の展開でもさらわれたかっちゃん(爆豪)を助けるために病院を抜け出す始末、なにも反省していない。これはさすがにオイオイと思ってしまった。自己犠牲はヒーローの必須条件とオールマイトは言うが、今のデクはただの無謀な少年にすぎない。

デクといえば努力型主人公というイメージが真っ先にくるかもしれないが、実のところ頑固で無謀な性格の方が目につく。「ワン・フォー・オール1000000%」とは、そんな無謀な主人公が土壇場で一発逆転を決める心の叫びと考えればいいんじゃないでしょうか。

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