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ハンターハンターキャラ分析 モタリケのゆくえを追え!!

グリードアイランド編には多数のモブキャラが登場しましたが、そんな中、地味に記憶に残っている人気キャラが一人w

モタリケである!!

少年ジャンプで実施された第三回キャラ人気投票では第29位(48票)にランクインしたモタリケ、彼の認知度と人気を舐めてはいけない。

下がり眉毛のモタリケ

モリタケの初登場シーンは、ゴンが月例大会でゲットしたレアカード「真実の剣」を奪おうとしたときである。

モタリケ
出典:HUNTER×HUNTER14 冨樫義博

グリードアイランにやって来た早数年、ゲームクリアを諦め定職に就き結婚までしてしまった男。しかし、だからこそ彼は生き延びてこられたといえる。

あれはまだここに来たばかりの頃。攻略のためにスペルカードが必須だと気づいたモリタケは魔法都市マサドラへ向かうことを決意する。

ただ彼の実力ではマサドラへ辿りつくのでさえ困難な道のりだった。しかし、彼はやってのける。すべてはゲームクリアのために!

カードショップに徹夜で並び3パック、全15枚の入手に成功する。だがしかし、パックを開けてみるとスペルカード「名簿(リスト)」が6枚も被っていた!運のなさに失望し速攻ゲームクリアを諦めるwww

名簿(リスト)
対象アイテム1種を指定し 現在そのアイテムカードを所有している人数とカードの合計枚数を知ることができる

しかしこのとき1枚だけレアなスペルカードを入手していたのである。それが「窃盗(シーフ)」であったぁ!

窃盗(シーフ)
他プレイヤー1名の指定ポケットのカードをランダムに1枚奪う

クリアを諦めたあの頃からずーーーっと温めてきた「窃盗」、今このときのために取っておいたスペルカードを隠し玉にゴンたちの前に立ちはだかる。

「真実の剣をおとなしく渡せば 乱暴なマネはしない」

モタリケがこういう訳ですわ。

しかしモブキャラに脅されても怖くもなんともない2人。そして追い打ちをかけるようにキルアが暴言を吐く!

モタリケ
出典:HUNTER×HUNTER14 冨樫義博

やだよバーカ

プライドをズタボロにされたモタリケは「窃盗」を使い強硬手段に出るも、一枚上手のキルアが指定ポケットではなくフリーポケットに入れていたことで、なにも奪えないまま「窃盗」の効果も失いカードが消える。

妻のため、あのカードを換金すればグリーンアイランドで一生安心して暮らせる金額が手に入る!すべてはそのための行動だったのだが水泡にきしてしまった。

その場に崩れるモタリケ!しかし彼の不運はこれだけではなかった!!

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モタリケとダイス

ゴンから真実の剣を奪えなかったモタリケ、彼のその後はどうなったのか。実はどんな経緯かは不明だが、モタリケはゲンスルーに捕まり奴隷となって再登場することになるwww

モタリケ
出典:HUNTER×HUNTER16 冨樫義博

手錠をされたモタリケはゲンスルーから渡されたリスキーダイスを強制的に降らされる。大吉が出れば幸運が起こるが、一たび大凶が出れば今までの幸運分以上の厄災が降りかかるサイコロ。

このとき全部で5回リスキーダイスを振っているがすべて大吉を引き当てている。そのため命はギリギリで繋ぎとめていた。強運だけは強いモタリケ。

しかしこの後の彼の行方は知れず、ゲンスルーに殺されたのか、それともリスキーダイスで大凶を当て殺されたのか、どちらにしても彼の運命は地獄しかない・・・のだろうか??

生死と行方

グリードアイランド編ではこれ以降モリタケが登場しているコマは見つけられなかった。しかし安否については1つ朗報がある。

ゴンがレイザーと戦うためにプレイヤー集めに奔走していたとき、ブックを開き今まですれ違ったプレイヤーを調べていたときのコマに注目したい。

モタリケ
出典:HUNTER×HUNTER16 冨樫義博

ここにモリタケの名前も確認できるのだが、名前の前にあるシロマルが黒くなっていない。つまりモタリケは生きているのである!

ゲンスルーから解放されたのか、それともいまだ奴隷のままなのか、その詳細は不明だがとにかく生きていることだけは間違いない!!

そもそもなぜモタリケはグリードアイランドに辿りつくことができたのか?これこそが一番不思議な部分である。しかしここに1つの興味深い説がある。モタリケは実は証(ライセンス)持ちではないかという説だ。

グリードアイランドが発売されたのが1987年で即完売。1年後バッテラが高額な報奨金をかけてゲーム収集をはじめている。

モタリケのセリフからグリードアイランドに来てはや数年が経過。つまり彼がグリードアイランドに来れる可能性があるとすれば、ゴンと同じようにバッテラに雇われていたとしか考えられない。

モタリケ
出典:HUNTER×HUNTER13 冨樫義博

実力のない彼がバッテラに信用されたとすれば、ライセンス持ちだったからではないか。数年前というとツェズゲラも雇われていない頃で、審査も今より甘かったかもしれない。それゆえにあきらめた連中を大量に出してしまったのではないか。

バッテラはゲームクリアを諦めている連中が半数以上いると話していた。もちろん雇われているハンターはプロ・アマ不問のためモタリケが「絶対」にプロハンターだとは断言はできない。

しかし信じ続けることで突破口は開かれる。

33巻選挙編では会長選挙のため世界中のプロハンターが集められた。この選挙会場にモタリケらしき人物が描かれているのである!

モタリケ
出典:HUNTER×HUNTER32 冨樫義博

たとえプロハンターだとしてもどうやってあのスペックでグリードアイランドを脱出できたのか疑問は残る、ゲンスルーから無事に逃れたのかさえ不明だ、だが、たしかにここに下がり眉毛に白いシャツ、そして黒いベストのモタリケらしき人物がいるのである。

彼は今もどこかで生きている、そう信じたい・・・

報告終わり

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