甘々と稲妻もとうとう最終回。
甘々と稲妻最終回かぁ~
— anabre (@kaoru_anatu) 2019年2月8日
12巻をもって最後。本編二話と番外編五話という構成でした。つむぎの成長もきになるけど、やっぱり公平と小鳥の関係が気になります!
ただ、中身を読む前に、まず気になったのが表紙です。12巻のこの表紙からしてすごく意味深です。
これまでの表紙では、公平とつむぎとか、小鳥とつむぎとか、つむぎのみっていうパターンだけで、公平とつむぎと小鳥の三人が表紙に描かれることはなかった。
それが最終回となる12巻では・・・
しかも、公平の目線よく見たら、つむぎじゃなくて小鳥のほうに向いてるようにも見えるから、余計に「これはッ!」と思ってしまった。
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公平と小鳥の関係は!?
意味深な表紙からして二人が付き合うことになるのではと思っていましたが、結論からいっちゃうと二人がゴールインすることはありませんでした。
当ブログでは進撃の巨人とかHHとか、ダークな作品を好む傾向にありますが、その中で紅一点追いかけていたのが甘々と稲妻でした。
過去には、おとさんの結婚相手は誰なんだと考察したことも。
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甘々と稲妻はgoodアフタヌーンで連載中。作者は雨隠ギドさん。妻を亡くした数学教師・犬塚公平が父親1人で愛娘のつむぎを育てて ...
単行本12巻のラストでは、結局は公平は再婚することはありませんでした。小鳥も公平への想いはあったはずですが、口に出すことはなかった。
出典:甘々と稲妻12 雨隠ギド
本編最終回のこのコマとか見ても、つむぎは小鳥がおとさんのお嫁さんになることには反対してはいないみたい。
ただ、そのあとにお母さんの仏壇にお供えものするコマを描いたってことは、つむぎのお母さんは多恵なんだと作者さんのメッセージにも受け取れます。
とはいえ、公平と小鳥の伏線は今まで描かれていたわけで、この最終回で納得できるかといえばできない自分がいたりします。
二人の意味深な伏線は多い
12巻では本編最終回のあとに、番外編が収録されていたけど、そこには公平と小鳥のつかず離れずの意味深なコマも描かれていたのも事実。
その前に、今回エンディングについて一言。
おとさんと小鳥が結ばれる可能性も十分にあったし、これまでも、いい雰囲気は出してたからね。そして、たとえば仮に特別編が出たとして。
二人が付き合う、あるいは結婚するなんてストーリーもありそうだとは思う。でも、少なくとも12巻で描かれたあのラストでよかったと思った。
話を戻して、、、
12巻の意味深なコマについて見ていくと、たとえばこのコマ。
出典:甘々と稲妻12 雨隠ギド
番外編4のラストに描かれていた公平が小鳥に手を差しのばすシーン。
このコマは公平の根っからくる優しい性格からの行動だけなのかもしれませんが、こうした様子を描いているってことからして意味深ですよね。
公平の年齢の謎
そもそも、全話通して公平の年齢が公表されいないことからして「そういうことだよね?」と疑ったものです。
二人の関係は先生と生徒、もし二人が結ばれることになれば年齢差で引く読者もいるはず。私もそんな結末に引いた一人だと思います。
ほんわか系のラストに年の差結婚はイヤだッ!!
公平の年齢については、ラフが雑誌に公開されたことがあったけど、そのときの年齢は30代になってた。けど、これは作者さんがキャラ設定のために付けたもの。
公平の年齢をストーリーの中には持ち出さなかったことを考えると、作者さんは明らかに意図的に年齢を隠してたように思います。
二人の関係は読者に委ねる形で終わったけど、その後に結ばれた可能性は高いと思うな。
いい娘に育ったつむぎちゃん
今回がラスト巻ということでつむぎの急成長シーンも描かれてます。
小学生の時は「おとさん」と「おとーさん」が混じっていて、中学生になると「お父さん」になって、大学生には「父」って呼び名が変わるところも丁寧に描いててよかった。
ただ、つむぎはいい子に育ちすぎてますw
出典:甘々と稲妻12 雨隠ギド
北海道の大学って、あれ北大ですよね。あの校舎はそのまんま北海道大学の農学部棟です。いや~すごいな。まじか、あのつむぎちゃんが北大生になるとは、おとさん頑張ったなと。
読みながら目がウルウルしてしまった。
もしかして雨隠先生の母校だったりして。いやいや、たしか先生の前職は保母さんだったと雑誌のインタビューに答えてたから、違うとは思うけど。
甘々と稲妻で教えられたのは、子どもがまっすぐに育つ要因はたくさんの愛情と手作りの食事ってこと。我が家の食卓はいつもお惣菜をお皿に移しただけの手作り風食卓ですがwww
甘々と稲妻12巻 最終回感想まとめ
片親での子育て、しかも設定が父親と娘というのは面白いけど奇をてらった設定でした。番外編では、中学生になったつむぎがお父さんに反抗する回もあったりして、でも内容はホッコリ。
いい娘に育ってます。
大学で栄養学を選んだのも、その前の回にあったお父さんが胃腸炎になった話とつながってるのかなと想像してみたりして。
つむぎは「食べること」からいろんなことを学んでいったようですね。食万歳!ということでしっかりと締まりましたね。
ええラストでした。
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