ここ2~3年頃から、指先(親指や人差し指)に透明な水泡が、プクッと何個がでるようになったんです。最初は
と思いピンセットで潰していました。潰すと中から透明な液体が出てくるんです。ただ痒(かゆ)みだったり、傷みといった症状はないんです。
同じような症状に悩まれている方は、もしかしたらこれが原因の可能性もありますので参考にしてみてください。
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異汗性湿疹
私なりに調べてみると、異汗性湿疹(いかんせいしっしん)という症状で、汗疱(かんぽう)や発汗異常性湿疹(はっかんいじょうせいしっしん)と呼ばれることもあるようです。
異汗性湿疹の具体的な症状を挙げてみると
- 手足(特に手)にできやすい
- 痒みはないが痛みが伴うことがある
- 水泡や水ぶくれができる
- 水泡がなくなると皮むけする
私の場合は、痒みはなく、痛みもありません。水泡があり、水泡がなくなると皮むけするので①、③、④に当てはまります。
いくつ当てはまるかセルフチェックしてみてください。また、中には痛みはもちろん痒みの症状がでる方もいるようです。
原因は?どんな人になりやすい?
異汗性湿疹の詳しい原因は解明されていないようです。湿疹や皮膚炎の一つとされ、ストレスや肌が弱い方(敏感肌やアレルギー体質、アトピーなど)にも出やすいといいます。
異汗性湿疹のできやすい方としては
- ストレスを溜めこんでいる
- 肌が弱い(アトピー含む)
- 水仕事が多い
- 汗っかき・多汗症
水仕事でいえば、飲食店で働いている方や、主婦の方は、水に触れる機会が多いので、なりやすい可能性が高いようです。
また、普段からゴム手袋を使用して水仕事をしている方はとくになりやすいようで、手が蒸れることで症状がでやすくなるといいます。
通院した場合の処方例
私の場合、症状が指先にポツポツと数える程度しかなく、痒みも痛みもないため皮膚科に通院するまでには至っていません。
ですが、手全体にまで水泡が広がり悪化するケースもあるようで、ご自身の症状によって病院で診てもらうか判断するのがいいと思います。
通院した場合の治療としては、ステロイド外用と保湿クリーム(尿素入り)によるケアをしていくようです。
私のようにポツポツ程度であれば、このあと紹介する保湿ケアで十分(あるいは様子を見る)かなと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
自分でできるセルフケア
ワセリンケア
私の症状が異汗性湿疹だと分かってからは、保湿クリームでケアをしています。ようはハンドクリームです。ドラッグストアなどで売られているハンドクリームで十分です。
私の場合、もともとアレルギー体質ということもありワセリン、症状がヒドかったときは昔から愛用していたソンバーユを使用。尿素入りのハンドクリームも効果があるようです。
ワセリンが苦手ならニベア!
あとは、ニベアも個人的には効果がありました。
チューブタイプが扱いやすくておすすめです。どこでも手に入る上に、数百円と安くニベアブランドなので安心して使えます。
ニベアの主成分はワセリン。ワセリンにホホバオイルやスクワランといった保湿力のあるオイルが配合されています。
ワセリンは粘度が高いから扱いづらい、なんか苦手という方はニベアを使うのもおすすめですよ!
水泡は潰しちゃダメ!
また指にできた水泡は潰さないでください。私は水泡ができはじめの頃に、ピンセットで潰しまくっていたんですが、これがよくなかった。
皮がどんどんめくれてきて、第一関節までの皮膚がむけてしまい、赤ちゃん肌がむき出しになりヒリヒリが酷くなってしまいました。
水泡を潰すと中から透明な液体がでてきて、一時期クセになってしまい止められなくなってしまったんですw
そんなこともあって患部は絶対に触らないようにして、保湿ケアをしたら、次第に(半年ぐらいかかりました)症状が改善していきました。
現在の指先のぶつぶつ状況
保湿ケアによって水泡や皮むけはなくなりました。ただ、改善したとはいっても、指先の水疱がときどきなることがあります。
たぶん体質によるものだと思います。季節も関係あるのかと思ったんですが、夏でもなるときがあるので、やっぱ体質ですかね。
保湿クリームによるセルフケアでも、十分症状は改善していきますので、気になっている方は保湿ケアはおすすめですよ。
ちなみに、あまり関係ないかもしれませんが、指の末端が冷えやすいのでパソコン作業などのときはハンドウォーマー使ってます。
アイテム紹介サプリメントは必要ありません
異汗性湿疹について調べていくと、サプリメントを紹介するサイトもありましたが、あまりおすすめはしません。
サプリメントって健康食品なので、効果が出るまで時間がかかる上に効果があるのか判断しにくいので、コスパが悪いです。
保湿ケアによるセルフケアでも心配な方は、多少億劫でも、皮膚科で診てもらったほうがはやいと思いますよ。
指先のぶつぶつケアまとめ
そんなわけで、ハンドクリームによる保湿ケアでしっかり対策しましょう。とくにお風呂上がりや水仕事の後の保湿はしっかりと。