コロナから発売されているコアヒート(スリム)とスリムカーボン。どちらも、遠赤外線によって、体の芯から温める暖房器具。
ただ、似たような性能に思えて、実際にどちらを購入すべきが悩む購入者は多いはずです。そこで、各製品を比べてみました。
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コアヒート(スリム)の特徴
コアヒートは、ステンレスヒーター管から発する遠赤外線を利用して体の芯から暖める暖房器具で、コアヒートの熱が届く範囲暖めます。
遠赤外線の放射量が多く、2メートル近く離れていても暖かさを感じるほどパワフル。大広間やリビング用に最適です。
温度調整は11段階、エコモード機能も付いているので、電気代の節約にもなる、お財布に優しい暖房器具です。
コアヒートとコアヒートスリムの違い
- 消し忘れ防止タイマー
- チャイルドロック
- 11段階調節(200w~1150w)
- 切タイマー(0.5・1・2・3時間)
- エコモード(30%以上節電可)
- 消し忘れ防止タイマー
- チャイルドロック
- 10段階調節(115w~900w)
- 切タイマー(1・2・3時間)
- エコモード(30%以上節電可)
コアヒートとコアヒートスリムの一番の違いは威力にあります。コアヒートは、パワフルモード(1150w)があり大広間にも使えます。
一方、コアヒートスリムには、パワフルモードはなく、威力も最大900wなので、一人部屋や脱衣所などの個室用に適しています。
- コアヒート⇒大広間・リビング
- コアヒートスリム⇒個室・一人部屋
スリムカーボンの特徴
スリムカーボンは石英管を使用した暖房器具で、スリムカーボンの熱が届く範囲を暖めます。最大の特徴は「速暖性」です。
スイッチを入れてから、わずか数秒でポカポカと体の芯から暖めてくれます。子供部屋、一人用部屋におすすめです。
ただ、コアヒートのエコモード機能は付いていません。また、マイコン式とメカ式がありますが、メカ式は下位モデルになります。
スリムカーボンマイコン式・メカ式機能比較
- 転倒OFF
- 加熱防止装置
- 消し忘れ防止タイマー
- チャイルドロック
- 10段階調節(350w~900w)
- 転倒OFF
- 加熱防止装置
- 消し忘れ防止タイマー
- チャイルドロック
- 2段階切替(450w/900w)
マイコン式とメカ式に一番の違いは温度調整機能です。マイコン式は10段階と細かい温度調整ができますが、メカ式は2段階のみです。
コアヒートとスリムカーボンの違い
コアヒートとスリムカーボンは遠赤外線暖房器ですが、使用している発熱体が違うため、それぞれの製品の特徴はあります。
遠赤外線のエネルギー量の違い
コアヒートスリムの特徴は、遠赤外線のエネルギー量が多いことにあります。アマゾンのレビューを見ても分かります。
半年前に同じコロナのスリムカーボンヒーターを買いました。もう1台追加と思ったのですが白が欲しかった為、このコアヒーターにしました。カーボンの方が瞬時に暖房が始まり、このコアの方はジワリジワリと1分です。しかし、その後1.5m離れた位置ではコアヒーターの方が熱がくると思いました。
出典:Amazonレビュー
遠赤外線量が多いコアヒートスリムの方が広範囲にそして、遠くまで暖かさをしっかりと感じることができます。
イメージとしてはこのような感じです。遠赤外線量が多いコアヒートは、大部屋やリビングにも重宝する暖房器具としておすすめです。
速暖性の違い
速暖性はスイッチを押してからどのくらいの早さで暖かくなるかのことですが、スリムカーボンの方が速暖性が高いです。
スリムカーボン
点灯後、全力運転で一気に暖めていき、徐々に設定温度に切り替わります。このかんわずか数秒!つけた瞬間から暖かくなるイメージ。
コアヒート
コアヒートも点灯後、全力運転ですが体がポカポカ感じるまでに1分前後はかかります。立ち上がりがスリムカーボンに比べ遅めです。
各製品比較まとめ・おすすめ用途
コアヒートとスリムカーボンそれぞれの違いについて分かりましたが、ここからは用途別におすすめの製品を紹介していきます。
リビング・大広間用ならコアヒート
コアヒートは遠赤外線量が多いため、広い部屋向けの暖房器具に適しています。パワフルモードやエコモードなど、用途に合わせて使えます。
子供部屋・個室ならコアヒートスリム
コアヒートよりパワーを抑えた製品なので、子供部屋など1人部屋に最適です。チャイルドロックや転倒防止など、安全面にも配慮。
脱衣所・台所ならスリムカーボン
1人部屋でもおすすめですが、コアヒートスリムとは違いエコモードがないです。立ち上がりが早いので脱衣所や台所などに置くと重宝します。
同じ機種で価格が違う理由【追記】
アマゾンでコアヒートを検索すると機種は似ているけど値段が違う製品がありますが、これは発売日による違いです。
ようは2019年モデル、2018年モデルとモデルチェンジしているため、型落ちモデルは価格が安くなっています。
各型番の読み方
型番は大きいほど新しいモデルです。コアヒートなら、DH-1219R(最新型)、DH-121R(2018年型)、DH-1217R(2017年型)です。
コロナの他製品も同様に型番から最新か型落ちか分かります。ここでどのくらいの価格差があるか比較してみました。
コアヒート
型番 | DH-1219R | DH-1218R | DH-1217R |
発売日 | 2019年 | 2018年 | 2017年 |
価格 | 28,000円 | 23,600円 | 取扱ナシ |
割引率 | - | 16%割引 | - |
※Amazonでの価格
コアヒートスリム
型番 | DH-919R | DH-918R | DH-917R |
発売日 | 2019年 | 2018年 | 2017年 |
価格 | 19,800円 | 取扱ナシ | 取扱ナシ |
割引率 | - | - | - |
※Amazonでの価格
型落ちモデルとはいっても、性能の差はほぼありません。デザインが変更された程度なので、型落ちを狙って購入するのもオススメです。
Amazon最安値情報
コアヒート【Amazon割引価格】
カラー | ジャパンシルバー |
参考価格 | 21,800円 |
割引率 | 22%OFF |
スリムカーボン【Amazon割引価格】
カラー | ゴールド |
参考価格 | 16,093円 |
割引率 | 19%OFF |