1986年ジブリスタジオ制作の長編アニメーション映画「天空の城ラピュラ」、毎年必ずと言っていいほどテレビ放送される名作。スタジオジブリ初作品としても有名。
そして、この作品には印象的なセリフがいくつも登場する。
男が簡単にあきらめんじゃないよ!
へっ!急に男になったね。
などがあるが、1つ気になったセリフ。それがそれがドーラがパズーに言った
40秒で支度しな!
というセリフ。
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検証準備と考察
このセリフで本当にパズーは40秒以内に支度を整えたのか、そしてさらにパズーは一体何秒かかったのかが無性に気になる。
推察してみるに、バズ―の準備といえば愛用のゴーグルをかけるくらい、40秒は彼にとっては朝飯前ではないだろうかとは思う。
しかし実際に検証してみないとなんともいえない。そこで
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検証してみた
出逢い
ムスカ大佐からシータを守れなかったパズー。
何もできないまま引きさがるしかなかった己と、やりきれない気持ちは自然と足をはやめ、いつしか無我夢中で走りだしていた!
出典:天空の城ラピュタ(C)1986 Studio Ghibli
当然バランスはくずれそのままコけるパズー。そして手からチャリンチャリンとイヤらしい音がこだまする。
金貨がこぼれ落ちたのだ。
なんともいえない屈辱感を受けるパズーだが、投げ捨てることもできずトボトボと家路を歩く。
懇願
しかし家には海賊ドーラ一家が待ちうけていた!
グルグル巻きに縛られ捕まってしまうパズー、何も言えずにシータを守れなかったパズーにドーラは
それでもお前男かい!!
と野太い大声が響く。
見抜いていたのだ、シータはパズーを助けるためにウソをついていたことを。
そのとき!
ムスカ大佐が動き出す。動向を傍受していたドーラはヤツらの暗号を解読し、すぐに出発の支度を整える!
そんなドーラにパズーは「一緒に連れて行ってほしい」と懇願する。
出典:天空の城ラピュタ(C)1986 Studio Ghibli
ドーラは何かを見定めるようにパズーの目を凝視、そして縄をほどき一緒に連れて行くことした。
そして
40秒でしたくしな!
検証スタート
である。
まずパズーがとりかかったのは愛用のゴーグルを身に着けること、ここまでは予想通り、タイムは2秒41と5秒も経過していない理想的なスタートをただき出す。
出典:天空の城ラピュタ(C)1986 Studio Ghibli
正直に言おう、パズーの支度はもう完了しているwww
しかし、これで終わりではなかったのだ。ハトも支度のうちに含まれる。支度のポイントはドーラのところに行くまでとみなせるからだ!
出典:天空の城ラピュタ(C)1986 Studio Ghibli
ハトを逃がしたのが10秒を通過したあたり、ドーラの約束までまだ30秒近くも残っている。さてここまでゴーグル、そしてハトと1つ1つ支度を順調に済ましていくパズー選手。
と、次のシーンではドーラが部下に指図し準備を着々と済ませていく、フラップター(乗り物)のエンジンも順調準な様子!
そこへパズー選手が駆け寄りドズーの後ろに付くかたちで乗り込む、ここまでで支度終了!
出典:天空の城ラピュタ(C)1986 Studio Ghibli
かかった時間は21秒!
結果
というわけで今回の調査ではパズーの支度は予想よりも時間がかかっていた。というのもハトの存在を忘れていたからだ。
しかし実質、ゴーグルを身に着けただけだったw
結論
ちなみにドーラの発音は「40↑秒↓で支度しな」だった。