戸愚呂兄弟初登場回でもあった垂金事件をきっかけに雪菜との(一方的なw)運命を感じた桑原和真(かずま)。
まさに一目惚れ
その後、連載が終了するまで、桑原は雪菜一筋を貫いていく。最終巻ではゴット冨樫の手によって、絶好のチャンスが訪れたものの、桑原のアタックも天然気質の雪菜にスルーされ続け残念な結果に。
それにしても雪菜の兄が誰なのか、最後までが知らされなかった和真。万が一この2人が結ばれることになったらどうなるのだろうか、桑原以上に飛影のリアクションが気になる。
どのみち、かずまの恋には幾重もの険しいハードルが待ち受けているのは確かなのであったw
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はじめての出会い
桑原が雪菜との初めての出会いは、霊界探偵として浦飯とともに垂金権造(たるがねごんぞう)の屋敷に潜入することになったとき。
出典:幽遊白書4(集英社文庫) 冨樫義博
コエンマからもらった指令ビデオ(VHSね)に映っていた彼女を見た瞬間に惚れてしまった桑原和真。
無事助け出すことに成功するも、今まで人間に酷いことをされてきた雪菜に対して桑原は、「人間を恨まないで」と訴えかける。それに答えるかのように雪菜も「人間が好きです」と答える。
人間が好き→桑原が好き→あなたが好き
桑原にとっては人間=俺が好きと脳内変化していたのかもしれない。ここから、桑原のさりげなくも必死なアタックがはじまっていく。
人間と妖怪の恋愛・・・となるはずが、悲しいかな桑原の一方的すぎた1人相撲。さらに雪菜の天然っぷりも合わさって、桑原の想いは遥か彼方の宇宙のチリと化していった、
嗚呼嗚呼ああぁあぁぁ
出典:幽遊白書6(集英社文庫) 冨樫義博
暗黒武術会でキズを負った桑原に雪菜が介抱するシーン。このとき、さりげない告白をするも天然雪菜には届かない。
その後、ストーリーは仙水編、魔界編へと突入するにしたがい、桑原の登場回も「受験勉強」という理由によって出番が少なくなり、同時に雪菜との関係も疎遠になっていった。
だが、ラストでまさかの急展開が巻き起こる!
玄海師範が亡くなったことで、雪菜が桑原の家に居候することになったのだ。冨樫先生きっと桑原というキャラ好きなんだなと思ったりしたもんです。それにしても、私服の雪菜可愛すぎ!
出典:幽遊白書12(集英社文庫) 冨樫義博
ゆ、ゆきなさん!!??
さてさて、これで桑原の恋愛も成就するのか・・・と思いきや最後の最後まで届かに想いであったことは言うまでもないw
男気溢れる漢 桑原
恋愛はうまくいかないものの、周囲からの慕われ方はハンパなかった桑原。雪菜を桑原家に居候させたのも、桑原の人望がなせるワザ。
そして何よりも、学校の同級生たちがみな桑原さんと「さん」を付けて読んでいたのは忘れてはいけない!
たとえば、やんちゃだった中学時代、いつも引き連れていた沢村・霧島・大久保から桑原さんと呼ばれていたのは分かります、グループの頭(ヘッド)ですから。
出典:幽遊白書1(集英社文庫) 冨樫義博
ですが、なぜか無事受験に合格し晴れて高校生になったときも、同級生から「カズさん」とこちらもさん付けして呼ばれていましたw
出典:幽遊白書12(集英社文庫) 冨樫義博
高校では男子はもちろん、女子からも人気なようで高校生ライフを充実しているようです。おっさん顔が理由だけじゃない!人柄も人望も高かった桑原さん。
ちなみに、桑原といえば愛猫の永吉(えいきち)。
出典:幽遊白書12(集英社文庫) 冨樫義博
最終巻では永吉のほかにもう一匹黒い猫が描かれているんですが、このネコの名前がどうにも分からない。誰か知ってる方いませんかね?今になって読み返してみると、幽遊白書のキャラの中で一番好きなキャラかもしれない。
おわり
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