掃討部隊の前に突如現れたエスタロッサ、掃討部隊と言えばエリザベスがいる部隊、今まで謎だった二人の関係が明らかになる前触れ?とも言えそうな予感。
エリザベスとエスタロッサとの関係は単行本14(エリザベスの夢)からあったので気になっている読者は多いはず。
ただ、今のところはエスタロッサがエリザベスと連れ去ったところまでしか描かれていない、次巻以降に期待したいけど、その前にエスタロッサの体も気になる。
なんたって複数の戒禁を取り込んでいるわけで、何ともないわけがない!!!
精神の崩壊は起こっているようだけど、それだけじゃ済むはずもない。そこで、戒禁を取り込んだ場合のリスクやエスタロッサの今後の展開などを32巻より考察していきます。
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戒禁と拒絶反応
戒禁を体内に取り込む場合、拒絶反応が出てしまう。これは、メリオダスが五つの戒禁を取り込むときにゼルドリスに話していたセリフ。
出典:七つの大罪31 鈴木央 講談社
メリオダス曰く、拒絶反応なしに戒禁を取り入れる場合、最低でも半日は必要だと言う。あのメリオダスでさえ、急激な取り入れは避けているのに、エスタロッサに拒絶反応が出てしまうのは必至!
自分を「メリオダス」と混同している様子はメリオダスが言っていた「拒絶反応」の1つなのではと思ったりもする。
破滅への道を突き進む!?
問題は戒禁を取り込んだエスタロッサが制御できるかどうか。1つ気になるのがモンスピートが話していたエスタロッサの過去について。
出典:七つの大罪32 鈴木央 講談社
エスタロッサは魔神王の息子でありながら闇の力を受けずに生まれてきたという。さらに虫さえも殺すことができないほど優しい性格の持ち主。
魔神王から戒禁「慈愛」を授かったことで闇の力を手に入れたものの、精神が蝕み不安定になってしまった。四大天使との戦いで戒禁を複数取り入れたことで、自我さえも保てなくなったのはこのためなのだろうか。
闇の力を急激に取り入れすぎたことによって精神が病んでしまうことになった、、、そんな風に見えなくもない。
それにしても謎が多い
ただ、32巻においてエスタロッサに関して矛盾というか不可解な点が多いのも事実。一番分かりやすいところでいえば、エスタロッサが弱すぎなのであるwww
モンスピートに普通にやられとるやん!
とあの場面を読んだとき、誰もが思ったはず。えッ!?エスタロッサって四大天使最強のマエルを倒したはずなのに、モンスピートに簡単に後ろを取られて気絶してる。
出典:七つの大罪32 鈴木央 講談社
デリエリが人質にされなかったら負けてただろ!
さらに言えば、今回のタルミエルらの戦いで判明したように、四大天使は最高神から恩寵を授かっているため、戒禁が効かない状態、そんな不利な状況下でも勝ったわけだ。
つまり、今回のモンスピート戦とほとんど同じ条件で勝ったはずなのである。エスタロッサがマエルを倒したのが本当なのかさえ怪しいのである!
記憶がないエリザベス
モンスピートはエスタロッサの幼少期に記憶を覚えていたけど、なぜかエリザベスだけは「知らない」と言っていた。
エスタロッサと話していくうちに思い出していったみたいだけど、これは何を意味しているんだろうね。ん~謎だ。
エスタロッサって一体何者??