漫画「七つの大罪」の中でも、ひときわぶっ飛んでいるキャラがマーリン。人間族ながらも、魔力「無限」は何でもありのチートキャラ。
さらには謎多きキャラでもあり、とくにラストで明かされた「混沌」にまつわる理由は、七つの大罪とのこれまでの関係を覆すものでした。
ここでは、マーリンの魔力や能力、人間関係などを詳しく紹介。マーリンの正体を改めておさらいしていきます!
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マーリンの正体を探る!!
身 長 | 177cm |
体 重 | 57kg |
誕生日 | 12月3日 |
年 齢 | -歳 |
魔 力 | 無限(インフィニティ) |
出身地 | ベリアルイン |
マーリンは七つの大罪の一人で「暴食の罪」の持ち主。ブリタニア一の魔術士であり、キャメロット王国アーサー王の側近でもある。
左の首筋には紅蓮の豚の刺青、右目尻の下にホクロが。詳細な年齢は不明なものの、魅力的な容姿の持ち主にして露出狂でもある。
普段服は洋服というよりも布、なぜ布が肌からズリ落ちないかといえば、魔力でピッタリと肌に張り付けているからだw
マーリンの出身地と魔力
マーリンの出身地は賢者の都ベリアルイン。魔神族側にも女神族側につかず繁栄していた国で、人間族の優秀な賢者が住む都市でした。
ベリアルインの長の娘として生まれたマーリンは、魔力「無限」というチート能力を持つ天才少女でもあった。
出典:七つの大罪24巻 鈴木央 講談社
魔力「無限」は、一度発動すれば、どんな難易度の高い技であっても発動し続ける(いわばMP消費なしの)チート能力。
ちなみに、マーリンは自分の時を止めることで老いない身体を手に入れてます。時間停止の技と無限の合わせ技によって実現させている。
そのため、技を解いた本来のマーリンの姿は普段見慣れた美人さんとは異なる姿!実は本来の姿が明らかになる回があります。
出典:七つの大罪29 鈴木央
チャンドラー戦にて、絶対強制解除を受けてしまったマーリンは、魔力が強制解除され元の姿に。その姿は子供、年齢は12~13歳くらい。
詳しい年齢は不明ですが(時を止めてる時点で年齢という概念が通用するのか怪しいが)、マーリンは三千年以上生き続けている人間だ。
マーリンの容姿の秘密
マーリンの「本当」の名前
出典:七つの大罪24 鈴木央
?????
ここまでマーリンと呼んでたけど、実は本名が別にある。「マーリン」はいわば仮の名前。ただ、本名は人間族には聞き取れない発音。
つまり、本名はあるものの呼び方は不明。なぜ本名を捨てマーリンに代えたのか、理由は不明ながら本名を名乗れなくなったキッカケはあります。
神を欺いたマーリン
マーリンは最高神と魔神王の怒りに触れ故郷を滅ぼされています。なんとか生き残ったマーリンは身を隠すためマーリンと名前を変えたようです。
また、本名よりもマーリンのほうが慣れ親しんでおり、自分の正体を忘れていたほど。マーリンと名乗っていた時期の方がずっと長い。
マーリンのチート能力考察
二人の神からの祝福
マーリンは魔力「無限」以外にも、魔術に関するあらゆる知識と術師・秘術を備えているけど、そこにはある秘密が隠されていたんです。
マーリンの知識は三千年前に魔神王と最高神からだまし取ったものでした。天才的な才能に目を付けた二人の神はマーリンを引き入れようとします。
このときそれぞれの神は、マーリンを手なずけるため「贈り物」を用意していました。それが秘術や加護です。
裏切りのマーリン
二人の神から受け取った加護や知識、けど、マーリンは加護をもらうとそのまま逃亡、神への好意を平気で裏切ってしまいます。
出典:七つの大罪30 鈴木央
二人の神をだましたマーリンに対し、当然、許すはずもなく、最高神と魔神王が結託して故郷ベリアルインを滅ぼした。
だが、マーリンは神さえ一目をおく天才少女。神の目を盗み逃げ切った。二人の神がマーリンが死んだと思ったが、実際は生き延びていた。
戒禁無効の加護があるのになぜマーリンはガランの戒禁「真実」で石化したの?
マーリンのもつ加護ならガランの戒禁で石化しなかったはずだけど、思いっきり戒禁を受けていたよーなw
その答えとしてマーリンが実際に話してます。それによれば、あまりに昔すぎて戒禁に加護があることを忘れていたみたい。
出典:七つの大罪24 鈴木央
魔力「無限(インフィニティー)」
魔力「無限」は、一度魔法を発動すれば永続的に持続する能力。マーリンが解除しない限り魔法は永続的に発動。
魔力が永続的に発動するとは、つまり魔力消費しないこと。そのため、マーリンに対しては「闘級」という概念は無意味。
出典:七つの大罪35 鈴木央 講談社
たとえば、聖戦時におけるチャンドラー・キューザック戦で見せた二重衝波では、反則レベルのチート技のオンパレードだったw
敵に弱体化魔法を発動、このとき一撃受けるごとに耐久度は無限に下がり続ける。しかも、この攻撃は防御不能にして知覚不能。
さらに攻撃透明化、自動追尾付き、これら魔法を同時発動させる上に、敵が息絶えるまで無限に攻撃し続ける、これが魔力「無限」のなせる神業。
マーリンの神器・魔法具
神器:明星アルダン
出典:七つの大罪16 鈴木央
数千のルーン文字が刻まれている球体状の神器が明星アルダン。分かっていないことも多いですが、使用している場面はいくつか描かれてます。
用途としては、アルダンを通してブリタニア中の様子を見れたり、ガラン戦では、石化を逃れるために魂をアルダン内部に移すこともできる。
さらに、自分の姿を投影して幻影を見せることも可能。石化状態時は幻影のマーリンを映し出し登場していた。
神器というと武器のイメージが強いですが、ことマーリンの神器に関して言えば、攻撃よりもサポート的な役割として扱われています。
魔法具(マジックアイテム)
マーリンの膨大な知識から、数多くの魔法具を産み出しています。これまでにざっと100種類以上にも及びます。
出典:七つの大罪14 鈴木央 講談社
たとえば、ホークに与えたバロールの魔眼。魔力・気力・武力の三つの要素からなる闘級の数値が分かる魔法具だ。
このほかマーリンは、ミニマム・タブレットや呪言の玉、女神の琥珀(こはく)などの魔法具が作中で登場していた。
マーリンの技の数々
瞬間移動(テレポート)
瞬間移動させる技。王都キャメロットに瞬間移動したときには、ホークママごと瞬間移動させ一瞬にして辿りついていた。
絶対強制解除(アブソリュート・キャンセル)
どんなに複雑で強力な魔力であっても強制的に解除する技。
探知(ロケーション)
一定範囲の人やモノなどを探し出す能力。「常闇の棺」を探すために王都中を調べていた。
殲滅の光(エクスターミネイトレイ)
光の線上にいる敵を殲滅する技。十戒グレイロードが放った蟲をなぎはらい、グレイロードの顔をも貫通するほどの威力を見せていた。
時間停止
フラウドリン、グレイロード戦で明かされたマーリンの時間停止技。自身の時を止め、老いることなく三千年以上も生き続けてたことは判明した。
二重衝波(ダブルインパクト)
チャンドラー、キューザック戦で使用した技。第一波で対象の弱点属性を検知し、第二波で弱点属性の耐久度を永久的に下げる。
時の棺(クロノ・コフィン)
時間を停止させる禁呪。発動するには数分の時間を必要とする。聖戦時、魔神王メリオダス誕生を阻止するために使った技。
マーリンを取りまく人間関係
アーサーとマーリンの関係
マーリンはアーサーをブリタニア全土を統べる王になる逸材であると予見し、側近として共に行動していました。
ところが、キャメロット城を取り戻すために魔神族と戦いに挑んだときに、キューザックによって倒されてしまう。
出典:七つの大罪31 鈴木央 講談社
目覚めないアーサーの傍らで、悲しみにくれるマーリンですが、アーサーのことを仲間以上に思っていたのでしょうか?
アーサーはマーリンに友人以上の想いがあるのは確かです。バイゼル大喧嘩祭りでは、メリオダスにマーリンのことを相談する場面もありました。
出典:七つの大罪20 鈴木央 講談社
ならマーリンの気持ちはどうなのかですが、これは「答えてばっちょ!」にて回答しており、アーサーは師弟愛による好きとあります。
マーリンはあくまで師弟として、将来のブリタニアを導く王として期待を寄せているようで、そこには恋愛対象はないみたい。
メリオダスとマーリンの関係
メリオダスとマーリンの関係については、実は七つの大罪のメンバーになる以前、それこそ三千年前から知っていました。
幼い頃のマーリンは、里を抜け出してはメリオダスに会っていました。そこにはメリオダスへの恋心があったようなんです。
出典:七つの大罪28 鈴木央 講談社
ちなみに、公式ガイドブック「罪約聖書」で「人生で一番恥ずかしいこと」という質問に、人生で唯一告白したこと、とあります。
つまり、
出典:七つの大罪31 鈴木央 講談社
マーリンが告白した相手とはメリオダスのこと。番外編「大罪バケーション」の中で、お酒に酔ったマーリンが口を滑らせていました。
エリザベスとマーリンの関係
マーリンは、エリザベスとも三千年前から知っていました。その頃はエリザベスを「姉々(ねえねえ)」と呼んでいたようです。
ただ、マーリンはメリオダスのことが好きだったけど、メリオダスはエリザベスを選んだ。マーリンは嫉妬しなかったのでしょうか?
出典:七つの大罪40巻 鈴木央 講談社
一度は嫌いになろうとは思ったけど、実際はエリザベスの優しさに触れて嫌いになりきれず、二人は親しくなっていきました。
出典:七つの大罪31 鈴木央 講談社
一人寂しく過ごしていたマーリンは、よくエリザベスに「祝福」といって額にキスするおまじないをしていました。
故郷を失い、愛に飢えていたマーリンにとって、エリザベスの存在はメリオダスと同じくらい大切なものになっていきました。
エスカノールとマーリンの関係
この二人の関係は、エスカノールの一方的な想いが強くありました。マーリンの本心はともかく、エスカノールはゾッコンですw
出典:七つの大罪19 鈴木央 講談社
自分が経営する酒場に「麗しき暴食(マーリンの罪状)」という店名にするほど、マーリンのことを一途に想っていました。
とはいえ、マーリンに告白する勇気まではありませんでした。ですが、聖戦が終結したときエスカノールはついに告白します!
残念ながら、エスカノールの恋は叶いませんでしたが、マーリンはエスカノールの想いはしっかりと受け止めていた。
明かされるマーリンの真の目的
聖戦が終結しブリタニアに平和が訪れた頃、マーリンのこれまでの目的が明らかになりました。それが混沌(こんとん)の復活です!
混沌とは古より誕生した「力の意志」。その力は膨大で、最高神や魔神王を創造した存在。いわはブリタニアの創造主。
出典:七つの大罪19 鈴木央 講談社
いや、ブリタニアだけでなく魔界や天界さえも混沌が創造したもといえます。マーリンは「混沌」を探し出すために人生を賭けていた!
マーリンの三千年の旅
終盤で明らかになったマーリンの目的。天才少女として生まれたマーリンの人生は「孤独」だった。両親からの愛は軽薄で愛情に飢えていた。
メリオダスに恋心を抱くも願わなかったマーリン。そんなとき「混沌」の存在を知り、孤独を埋めるように混沌を探し求めていきます。
そこで分かったのは混沌が魔神王と最高神により封印された事実。そして、混沌を復活させるには魔神王を倒さなくてはならないということ。
マーリンは、七つの大罪結成させ魔神王を倒すよう仕向けた。表向きはブリタニアの平和のためと称して、魔神王は倒され混沌は復活した・・・
暴食の罪マーリンの正体まとめ
出典:七つの大罪41巻 鈴木央 講談社
マーリンによって封印が解かれた混沌は、アーサーの中へと宿ります。これもマーリンの思惑通りだったようです。
混沌を取り込んだアーサーは魔力が覚醒することになるも、魔力をうまくコントロールできない不安定な状況。
実は混沌を取り込んだアーサーがその後どうなったかは描かれていない。どうやら、ここらへんは続編の「黙示録の四騎士」に引き継がれるようです。
メリオダス | バン | エスカノール |
マーリン | エリザベス | ゼルドリス |
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