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アナブレ

七つの大罪

【七つの大罪】ゼルドリスの過酷な運命!ゲルダとの恋、魔神王の影

七つの大罪では、愛するもののために戦うことがテーマの一つになっています。メリオダスとエリザベス、キングとディアンヌ、バンとエレイン、エスカノールとマーリン。

アナさん
エスカノールは一方的な愛だけどねw

相思相愛になるものもいれば、ならないものもいる。茨(いばら)の道だと知ってもなお、その苦痛を甘んじて受け入れ、運命を変えようとするものたちもいます。

メリオダスとエリザベスはそんな関係性ですが、実はゼルドリスもまた、愛し合う者のために茨の道を進む一人なのです!

結ばれない二人

メリオダスにエリザベスがいたように、ゼルドリスにもまた、ゲルダという愛する女性がいましたが、聖戦によって二人は引き裂かれてしまいます。

ゲルダは吸血鬼の一族。

魔神族より劣る種族として、魔神王の隷属(れいぞく)として強制的に戦わされることになります。そんな状況で起こったのがメリオダスの裏切り。

メリオダスが女神族に寝返ったことで聖戦が勃発、これに乗じて吸血鬼一族が魔神王に対して謀反(むほん)を起こすことになります。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典 七つの大罪 鈴木央 講談社

吸血鬼族の謀反

しかし、謀反は失敗に終わり吸血鬼一族は裏切り者として、厳しい処罰が下ります。それが、一族の全滅です。

そこにはもちろん、ゼルドリスの恋人であるゲルダも含まれています。さらに、吸血鬼一族を処刑するために送られたのがゼルドリス!

ゼルドリスは「処刑人」の異名を持ち、魔神王の右腕として動いていました。ただ、その後のゼルドリスの心の内より、魔神王に逆らえない苦悩を語っています。

吸血鬼一族の処刑はゼルドリスにとってやりたくもなかったことは間違いありません。魔神王の命令と愛するゲルタ、この板挟みの中でゼルドリスが導き出した答えが、

封印

という選択でした。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典 七つの大罪 鈴木央 講談社

魔神王の命に従い、吸血鬼一族を処刑する姿を見せるものの、ゲルダを護るために封印することで、魔神王から存在を隠すことにした。

このとき、ゼルドリスははじめて父親である魔神王の命令を背いたのではないかと思います。ゼルドリスによって吸血鬼一族は全滅を逃れたのです。

エジンバラの吸血鬼

七つの大罪 ゼルドリス考察

ゲルダが封印されてから三千年後のこと。

リオネス王国にエジンバラで吸血鬼が暴れまわっているという一報が入ります。吸血鬼一族の封印が解かれたというのです。

そこでリオネス国王バルトラは、メリオダスをはじめ、七つの大罪に招集をかけ「エジンバラの吸血鬼討伐」を依頼することになります。

このとき、エジンバラでメリオダスがメリオダスが遭遇したのが、ゼルドリスの恋人ゲルダ。このときのゲルダの反応から、メリオダスとは初対面だったようです。

メリオダスはゲルダからゼルドリスとの関係を聞かされます。

聖戦に乗じて魔神王に謀反を起こしたこと、処刑人としてゼルドリスがやってきたこと、そして、ゼルドリスを今でも愛していること・・・

ゲルダは戦う意志はありませんでした。その代わりにメリオダスに微笑みながらこんな願いをします。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典 七つの大罪 罪約聖書 鈴木央 講談社

私を・・・殺して!?

と。

ゼルドリスがいない世界で、このまま生き延びても意味がないというゲルダのセリフは、いかにゼルドリスを愛していたがか分かる場面でした。そして、このときのメリオダスの表情の険しさは見逃せないところです。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典 七つの大罪 罪約聖書 鈴木央 講談社

魔神王に対する吸血鬼のうっ憤は以前から溜まっていたことから、いつ謀反が起こってもおかしくない状況でした。ただ、聖戦の混乱に乗じて謀反を起こしたのも事実。

そして、聖戦のきっかけはメリオダス。間接的によせ二人が裂かれてしまった原因に、メリオダスが関わっていたことも確かです。

メリオダスの表情が険しかったのは、自分の行動によってゼルドリスやゲルダの運命を変えてしまった後悔や懺悔が表情に出ていたように思えます。

ちなみに、七つの大罪による吸血鬼一族の討伐は、今から12年前のこと、ゼルドリスは三千年前の女神族による封印から目覚めてはいないという時系列です。

当然、メリオダスは十戒の封印を解くことは考えていなかったはずです。二人の運命を変えてしまったメリオダスは、せめてもの罪滅ぼしにゲルダの願いを了承します。

ただ、注意したいのは、このときメリオダスはゲルダの願いを引き受けますが、実際にゲルダが殺された描写は描かれていなかったこと。

つまり、ゲルダの安否は不明、死亡したのか断定できない状況でした。ゲルダの生死が判明するのは、それからかなり後のことになります。

あのときゼルドリスに何を耳打ちしたのか?

このようにゼルドリスとゲルダはお互い相思相愛です。三千年経過してもなお、ゲルダはゼルドリスのことを想い、自ら死を選ぶほどですからね。

アナさん
ゼルドリスのゲルダへの愛も負けてはいないッ!

そもそもゼルドリスが魔神王になろうとした理由はなんだったのか、これについては原作にてすでに明らかになっています。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

誰もが平和に暮らせる魔界

ゼルドリスが夢見ていたのは、自身の保身や野望のためではなく、種族関係なく平和に暮らせる世界でした。もちろん、根本にあるのはゲルダの存在です。

魔神王に謀反を起こした吸血鬼一族、封印後も安心して生きていくためにゼルドリスは時期魔神王という茨の道を自ら選んだわけです。

ただ、そこに立ちはだかったのがメリオダス!

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

なにかを耳打ちするメリオダス

メリオダスはエリザベスの呪いを解くために、同じく次期魔神王の座を狙っていましたが、争奪戦は思いのほかあっさりと決着し、メリオダスに魔神王の座を譲ることに。

ゼルドリスのゲルダへの愛は本物です。なら、どうしてああもあっさりとメリオダスに王の座を譲ったのか、そこにもゲルダの存在がありました。

ゼルドリスの変わらぬ愛

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

あのときメリオダスが耳打ちしたのは「ゲルダは生きている」という言葉。12年前の吸血鬼討伐のさいに、メリオダスはゲルダを殺してはいなかったんです。

アナさん
マジかッ!

ただ、生きる気力のないゲルダをこのまま放っておけば、自ら命を絶ちかねない。そんな危惧もあり、メリオダスは再度封印しゲルダを眠りにつかせたというのです。

メリオダスが次期魔神王になった暁には、ゲルダの封印を解き、安心して暮らせることをゼルドリスと約束します。

ゼルドリスが魔神王になろうとしたのは、そもそもゲルダを護るためでした。その目的が達成されるのであれば、魔神王の座など捨てても惜しくはない。

メリオダスの耳打ちで、魔神王の座をすぐに捨てれた行動力はなかなかできないこと。権力よりもゲルダとの幸せのために動いていたゼルドリスの心意気は本物です。

アナさん
まさに漢の中の男!

愚兄メリオダス

ゼルドリスの過去を一言でいうと兄に翻弄された弟。兄の背中を追いかけ、慕い、憧れ、兄のように強くなろうとしたなかばでの裏切り。

同胞を殺し何もかも捨てて女神族へと寝返ったことで聖戦が勃発、この混乱に乗じて吸血鬼一族が謀反、間接的ながらゲルダを危うい立場にさせてしまう。

お互い愛し合いながらも一緒になれなかった二人。兄によって運命が変わってしまったのがゼルドリスなのだ。

実は、メリオダス自身もゼルドリスに謝る場面が何度か描かれています。その一つが弟を見捨ててしまったことへの後悔。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

互いに愛する者を護るために行動してきたという点は同じです。けど、ゼルドリスは仲間を考えていたのに対し、メリオダスはエリザベスのためだけに行動した。

その結果として、ゼルドリスをはじめ多くの犠牲者が出てしまった。メリオダスが女神族に寝返るとき、ゼルドリスに一緒に来ないかと誘う場面があります。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

ゼルドリスは恋人ゲルダだけでなく、吸血鬼一族のこと、魔神族のことも含めて考えているのがセリフから伺えます。

結果的に自分の尻ぬぐいをすべてゼルドリスに背負わせ、兄として何一つしてやれなかったことを後悔する、なんて場面もありました。

ちなみに、メリオダスの「三度も見捨てることはできねえ」というセリフの「三度」とはなにを指すのか?

  1. 女神族への寝返り
  2. 次期魔神王を譲ったときの約束
  3. 魔神王に取り込まれた今

一度目は三千年前に女神族へ寝返ったとき、二度目は次期魔神王になるとき交わしたゼルドリスとの約束、そして、三度目は魔神王に取り込まれてしまった今を指します。

今までゼルドリスにばかり負担をかけてきた愚かな兄貴、体を魔神王に取り込まれてしまったゼルドリスを救うためにもう見捨てるわけにはいかない!

終盤に入り兄弟の絆を描く胸アツ展開。願わくば、エンディングはお互い本音で語り合えるような関係になってほしいと期待してます。

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ゼルドリスの魔力・技考察

ここまではゼルドリスとゲルダの関係やメリオダスの関係についてみてきましたが、そもそもゼルドリスとはどんな奴なのか、そこらへんいも触れてみたい。

ゼルドリスのプロフィール

プロフィール
身長 152cm
体重 50kg
誕生日 2月25日
父親 魔神王
種族 魔神族
戒禁 敬神(けいしん)
魔力 魔神王、凶星雲
闘級 61000

身長・体重ともに兄メリオダスと全く同じの二人。吸血鬼一族と戦ったとき、ゼルドリスとメリオダスを間違えるなんて場面もあったけど、納得。

髪型こそちがいますが、容姿、体格はほぼ同じ。メリオダスが抜けた後の十戒統率者として、リーダー的な立場として魔神族を率いることになる。

ゼルドリスは個人的にプライドが高そうなキャラだと思っていて、ゲルダとキスするとき、身長差からゼルドリスがカカトを上げなきゃいけないけど、このとき屈辱を感じるのか知りたいところw

また、特質すべきは二つの魔力。一つは魔神王より授かったものだが、凶星雲はゼルドリスが本来持っている魔力。そんな性質があるのかのちほど詳しく考察していきたい。

戒禁「敬神(けいしん)」

ゼルドリスが所有している戒禁は敬神。メリオダスが次期魔神王になるときに、戒禁は明け渡しており、現在は戒禁は持ち合わせていない。

敬神の力(呪い)は、ゼルドリスに背を向けるものすべてを、強制的に服従させてしまうという恐ろしいもの。

キャメロット城を一夜にして陥落させることに成功したのも、ゼルドリスの圧倒的な闘級もさることながら、「敬神」によるところが大きい。

魔力「魔神王」

煉獄にいる魔神王の力を借り受け行使することもできる。そのため、彼が持つ魔力の名前は「魔神王(ゴッド)」と呼ばれている。

ただし、魔力「魔神王」はあくまで借りているもの。魔神王と同じ能力を発動するわけではない。魔神王が所有する魔力は魔法攻撃を反転させ、体力回復、弱体化強化にしてしまう。

しかし、ゼルドリスが所有している「魔神王」は魔法攻撃の無効化のみしかない。体力回復などの能力は併せ持っていない。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

また、現世に復活した魔神王との戦いでは、魔法攻撃が効かないはずのゼルドリスにダメージを負わせることに成功していた。

魔神王も「誰が貸し与えた力だ」と言っているところから、魔力を知り尽くした魔神王が魔力の穴をくぐり抜けて、魔法攻撃が当たるようにしたようだ。

魔力「凶星雲」

ゼルドリスには魔力「凶星雲」も所有している。聖戦がはじまったときにはじめて披露された魔力で、四大天使リュドシエルの恩寵をも上回る神速を見せていた。

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

凶星雲とは、脊髄反応から繰り出す神速の斬撃技。要はめっちゃ早い無数の斬撃をゼルドリスの周囲に展開してるってわけ。

さらに神神の斬撃にはゼルドリスを中心に渦を発生させ、周囲にいる者を敵味方関係なく吸い寄せてしまう。

神速といえば、四大天使リュドシエルの恩寵「閃光(せんこう」。この能力も光の如き速さで移動・攻撃する技だが、凶星雲は閃光さえも圧倒する速さを見せていた。

魔神王ゼルドリスの誕生!

ここからは今後の展開について見てきます!

聖戦が終結した最中、まさかの魔神王が死んでなかったという展開。復活するためには魂を収める依り代が必要なのだが、メリオダスの次に目をつけたのがゼルドリスの体!

再び魔力を取り戻し現世に蘇った魔神王ゼルドリス。今後は、ゼルドリスの体内からどうやって魔神王を追い出すのかというストーリーへと進んでいきます。

ゲルダ救出説

個人的に押したい説がゲルダが駆けつける説。ゲルダは聖戦の後、メリオダスによって封印を解かれている。ゲルダのその後の行方は知れず。

とはいえ、ゲルダは去り際に「私は彼の元へ行く」と宣言していた。この言葉が確かならゲルダはきっとゼルドリスの前に現れるはず!

七つの大罪 ゼルドリス考察
出典:七つの大罪 鈴木央 講談社

私は彼の元へ行く!

現在おこなっている方法は、ゴウセルの侵入(インベイション)によって、ゼルドリスの精神へと入り魔神王を追い出す方法。

メリオダスが魔神王を追い出した方法だ。

とはいえ、メリオダスの呼びかけにゼルドリスが素直に答えてくれるかどうか。メリオダスのときは、七つの大罪の力はもちろん、エリザベスの想いがメリオダスの精神を強くさせた。

魔神王から、エリザベスが死亡したことを告げられ精神が弱っていた、そこへやってきたのがエリザベスだった。ゼルドリスも同じく、力を与えるのはゲルダしかいない!

魔神王の力は天変地異を起こすほどの威力。ゲルダが魔神王の中にいるゼルドリスを感じてやってくることは十分ありそうに思うんだが、どうだろうか。

ゲルダとぜルドリス、最終回に向けて

漫画「七つの大罪」もいよいよクライマックスといった展開。ゼルドリスが無事魔神王の支配を跳ねのけられた後の展開も考察してみたい。

魔神王の脅威がなくなったことで、ゲルダと安心して一緒になれるハッピーエンドになってほしいと願いたい。

十戒の統率者として人間族を痛めつけてきたものの、本心では平和な世界を望んでいたゼルドリス。まぁ、すべては愛する人ゲルダのためってのが本心ですが、それでも人間族に危害を加える理由はなくなったはずです。

なによりも、ゼルドリスはゲルダを護るために戦ってきたわけで、その目的を達成した今では戦う理由はない。そして、兄メリオダスとの和解の行方も気になるところです。

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