記念すべき100話が収録された単行本25巻が発売されましたね!エレンがマーレ(世界)に宣戦布告、世界大戦必須のド緊張な展開にワクワクさんです。
今回は、そんな25巻の中から、ピークたちを落とし穴に誘導した兵士が何者なのかについて考えていこうと思います。
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兵士の容姿
出典:進撃の巨人25 諫山創 講談社
まずチェックしたいのが、その容姿。
ヘルメットで髪型は分かりませんが、黒髪ではありません、また、髭も生えています。身長もポルコより高く、なかなかの高身長、ポルコは「ノッポの兵士」と表現。
●髭がある
●黒髪ではない
●高身長
西のラクア基地というところに配属していたらしく、今だけ召集され警備をしていると即座に回答していたことから、かなり頭の回転が早い人物なのかもしれません。
さらには、落とし穴にはオマルや食料、ワラも敷き詰めれられており、気が利く人物であり、敵とはいえ人権を尊重する思想の持ち主であることが伺えます。
たとえば、エレンの宣戦布告にミカサが「何をやったか分かっているの?」と質問してたように、壁内人類の中にもさまざまな意見や考えがあることが見え隠れしていたので、この人物は穏健派の思想の持ち主とも言えます。
となれば、対象となる人物はけっこう狭められるのではないのかとも思ったりします。ただし、壁内以外の人物って可能性もあるので焦ってはいけない。
コニー
まず25巻で登場していた人物から検証していきたい。初めはコニー、彼の容姿を見る限り髭は生えていないが、付け髭で変装するなどすることもできるので判断材料にはなりにくい。
短髪という髪型は似ているようであるが、1つ気になるのがコニーにあのスマートな誘導が可能なのかどうかである。102話のサシャとのやり取りを思い出して欲しい。
出典:進撃の巨人25 諫山創 講談社
コニーは「屋根の上に明りを灯す」ことをうっかり忘れているのである。それをサシャに指摘され、「そうだった」と言っている。スマートではないのだ。
こうした行動から考えると、ピークたちを誘導した兵士の言動がコニーとは一致しにくいというのが個人的な印象。ただ、可能性は捨てきれない。
ジャン
個人的に一番可能性があるのがジャンではないかと思ってます。まず髭があります。そして、彼の思想が誘導した兵士のワナとぴったり一致するんですよね。
ジャンの考えが分かるのがフロックとのやり取り、強硬派のフロックはどちらかと言えばエレンと似た考え方、一方、ジャンは一般市民は傷つけるなと穏健派の立場。
出典:進撃の巨人25 諫山創 講談社
民間人も兵士も関係ないって考えの持ち主であれば、罠にはめた相手に気なんて使わない。そのためフロックの可能性も自動的に低くなるわけだけど、ジャンならやりかねない、というかイメージに合う。
協力者
出典:進撃の巨人25 諫山創 講談社
ピークが以前にどこかで見たというセリフから、マーレの内通者の可能性も否定できない。とくにヴィリーのセリにには「協力者の影」とはっきりと明言していたこともあり根拠はある。
ただ、自国を裏切ってまでエレンたちに協力するってことは、相当な覚悟が持ってるはず。自分だけでなく家族や親族の危険を冒してまで協力するわけだからね、そんな協力者がピークたちに情けをかけるのか疑問には思う。
ピークのセリフ
出典:進撃の巨人20 諫山創 講談社
最後にピークの「どこかで会ったような」というセリフについて検証。もし兵士が壁内人類の誰かだとして、ピークが以前に目撃したことがあるとすれば、エルヴィンが戦死したシガンシナ区での戦いだと思われます。
ただ、このときコニーもジャンもフロックも戦いに参加しているので、ピークに目撃されていた可能性は否定できません。
ちなみに、この戦いでフロックはリヴァイが提案した特攻作戦で唯一生き残った兵士であったことを考えると、強硬派になるのは個人的には納得。ゆえに今回の兵士ではほぼないと思う。
兵士の正体
というわけで、兵士の容姿から考察を進めていこうと思ったけど、変装してたら根拠もなにもないので、容姿よりも内面や思想から考察をしてみました。
アルミンの可能性ってのもあるかもしれませんね。けど、アルミンってエルヴィン亡きあと、参謀の役割を担ってたわけで、誘導する役回りに違和感を感じます。
というわけで、結論としてはコニーかジャン、キャラのポジション、性格や言動などを含めて考えると、ジャンが一歩リードといったところでしょうか。