七つの大罪

【七つの大罪考察】エスタロッサに関する六つの謎・疑問

単行本も30巻と大台に乗り、謎がまた一つ明らかになってきてるけど、今回はエスタロッサについてまとめてみることにした。

魔神王の三兄弟の一人として登場してるけど、エスタロッサに関する謎は未だたくさん残ってる。そこらへんをグイグイと考察していきたい。

ちなみに、三兄弟の順番は長男メリオダス、次男エスタロッサ、三男ゼルドリスとなっています。次期魔神王には興味を示していないエスタロッサ、その行動には不可思議な部分が多い。

憧れ

エスタロッサの魔力は、メリオダスと同じ「全反撃(フルカウンター)」、だけど、メリオダスの能力は攻撃魔力を跳ね返すのに対して、エスタロッサは物理攻撃を跳ね返すという違いがある。

これって明らかにメリオダスの劣化版だよなーと思うわけ。

だって、天才魔導師マーリンが魔神王と最高神の両方から祝福を受けたってエピからしても、チート級の「魔力」だからこそ特大級の優遇を受けたわけでしょ。

七つの大罪22 鈴木央
出典:七つの大罪22 鈴木央 講談社

魔力を無効化にしたり、数倍にして跳ね返したり、それぞれが持っている魔力だけを考えても、メリオダスの能力が明らかに上位版に見えてしまう。次期魔神王に興味がないのもこうしたところからくるのかもね。

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エスタロッサは弱い!?

エスタロッサの魔力を考えると、メリオダスと一対一で対決したら勝ち目はほぼないと思う。今のメリオダスの闘級からすれば、ゼルドリスでさえ勝ち目はないので、エスタロッサが強いというよりもメリオダスがめちゃんこ強いと言うべき。

闘級でいえば、ゼルドリスに決して負けてはいないんですよ。ゼルドリスの闘級(公式ブックより)は6万1000に対して、エスタロッサの闘級は6万と、1000しか違わない。


七つの大罪考察 エスタロッサ
出典:七つの大罪29 鈴木央 講談社

復活したキューザック(ゼルドリスの師匠)も、その実力はゼルドリスと同等と評価していた。なので、ゼルドリスは決して弱くない、むしろ上級魔神族の中でもトップクラスの強さ、そもそも、魔神王の息子なわけだから当然なのよ。

エスタロッサが闘級の割に弱くみえるのは、戦ってきた相手が悪いだけw

エスカノールは人間ながら、魔力:太陽によって闘級は10万以上にもなる化物(カイブツ)、その上「傲慢」によって戒禁も通用しなかった。つまり、相性がめちゃんこ悪かったわけ。

海の彼方に吹っ飛ばされて、情けないフェードアウトをしたのも弱い印象を与えたのかもね。ちなみにエスタロッサはいまだ健在ですよwww

メリオダスへの愛

魔神族を裏切る前までは、メリオダスを憧れていたのは確か。なら、三千年後の今のメリオダスへの想いはどうなんだろうか。

一番印象的だったのは177話でのメリオダスvsエスタロッサの回。このときエスタロッサは泣きながらメリオダスに剣を刺していった。

七つの大罪考察 エスタロッサ
出典:七つの大罪22 鈴木央 講談社

魔神王の呪いがなければ、このときメリオダスは間違いなく死んでた。このときのエスタロッサは「愛するメリオダス」といっていたが、このセリフは本心だったのだろうか。

ゼルドリスは次期魔王は自分だと断言するほど、メリオダスに怒っていたわけだから、当然エスタロッサも心の底では憎しみであふれかえっていると思ったのだが、違っていた。

エスタロッサは戒禁「慈愛」の持ち主。「憎悪を抱いた者は傷つける術を失う」という能力。戒禁は持ち主にもかかるため、もし、このときメリオダスに憎しみを抱いていたなら、エスタロッサは自身の戒禁によって攻撃の一切ができなくなっていたはずである。

しかし、実際にはメリオダスの心臓に剣を刺し続けていった。あのときのメリオダスへの愛はウソ偽りのないセリフだったことが分かる。メリオダスへの憧れは変わっていなかったのだ!

エスタロッサとエリザベス

メリオダスへの憧れ、愛、、、愛といえば気になるのはエスタロッサとエリザベスとの関係性について。エスタロッサはどうもエリザベスが気になってしかたなかったようなのだ。

七つの大罪考察 エスタロッサ
出典:七つの大罪30 鈴木央 講談社

単行本30巻、246話「邂逅」でのこのシーン。エスタロッサが夢の中に現れた女神族のエリザベス。「また、お兄さんと喧嘩したの?」と尋ねるエリザベス。

どこかの草原で出会う2人、なにか伏線がありそうですね。そして、この光景は、エリザベスも過去に同じような夢を見ているんですよね。

七つの大罪考察 エスタロッサ
出典:七つの大罪14 鈴木央 講談社

このシーン。まだ女神族の記憶が戻っていない頃のエリザベスが見た夢。このときは、メリオダスを探しに草原を歩いていたんですが、目の前に現れたのがエスタロッサ。しかも女神族の紋章が入った鎧を着ていたんです。

七つの大罪考察 エスタロッサ
出典:七つの大罪14 鈴木央 講談社

メリオダスは魔神王の呪いをかけられたときもチビッ子のままですから、エリザベスの夢に現れたのは間違いなくエスタロッサと断定できる。

二人の夢の共通点

  1. 草原
  2. 風が吹き花びらが舞っている
  3. 記憶が曖昧
  4. エリザベス(エスタロッサ)に声をかけられ目覚める

しかも、二人が見た夢には共通点がすごく多い。まだ明かされていない過去エピソードが潜んでいそうな予感する。

エスタロッサはエリザベスに好意を持っている雰囲気は強くあるから夢に見るのは分からないでもないけど、どうして、エリザベスも同じような夢を見ていたのか気になる。

戒禁の回収

傲慢の罪エスカノールによって海の彼方へと吹っ飛ばされてしまったエスタロッサだけど、その後、蘇生カプセルにより復活。エスタロッサは死んでなかった。

メリオダスが次期魔神王になるために、戒禁の回収を命じられることになってるのが今。けど、どうもエスタロッサの様子がキナ臭い。

七つの大罪考察 エスタロッサ
出典:七つの大罪30 鈴木央 講談社

戒禁の回収をするのだが、自身の力に取り組もうとしてるっぽいだよね。ゼルドリスはそのことを察知したのか、釘は刺してるんだけど、この後のエスタロッサの何とも言えない視線、なにらや企んでいそうで非常に気になる!

魔神族の中でもエスタロッサは腹の読めない人物らしいから、このままメリオダスの命令に従っているとは思えないんだよね。

四大天使を殺したエスタロッサ

実は、四大天使の一人マエルを殺したのがエスタロッサというのも判明している。マーガレット王女の体を依り代に復活してリュドシエルによって語られて真実。

リュドシエル同様、復活したデリエリ、タルミエルも、そのことにかなりの怒り心頭の様子だった!エスタロッサとマエルとの関係、殺すまでの経緯は、過去エピソードによって詳細が明かされるのでしょうか。

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