そういえば「七つの大罪」の一番の謎って女神族の存在じゃないかな?
と思いはじめ、メリオダスの呪いについても明かされたわけだから、ここらへんで今まで登場してきた女神族をバババっと紹介して、整理してもいいんじゃないかと思うわけ。
女神族のモチーフは天使だから、ついつい
女神族=魔神族と敵対するいい種族
と思いがちだけど、四大天使を言動から、あれ、女神族って・・・となっちゃう。ホントのところはどうなのだろうか?
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女神族の魂のゆくえ
三千年前の魔神族を封印するために力を使い果たしたとされる女神族。一番最初に登場したのは、リオネス王国の地下にあった祭器ケルヌンノスの角笛に宿っていた女神族の魂。
出典:七つの大罪24 鈴木央
宿っていた女神の正体は不明だが、女神族が体を取り戻すまでにはしばらく時間がかかることが判明している。
ちなみに、女神族しかり、エレインしかり、七つの大罪の世界観では「体」と「魂」は別々であるという二元論で描かれているのが特徴、そのため肉体が滅んでも魂があれば復活できるようだ。
遺物に宿る女神族の魂
ケルヌンノスの角笛以外にも女神族の魂が宿っていた。たとえばメリオダスが封印していた力を取り戻すために訪れたドルイドの聖地にいたジェンナとザネリ。
出典:七つの大罪17 鈴木央
体は人間なのだが、魂が「女神族」というレアケース。瀕死の状態だった双子の人間族の了承を得て、魂の器として体を借りている。
公式ファンブックには、種族は人間となっているが、年齢がいずれも1800歳となっていたことから、当時、正体が気になっていた人は多かったはず。
このほか、剣に女神族の魂が宿っていたケースもあった。
デンゼルさんです。
出典:七つの大罪23 鈴木央
リオネス王国現国王のバルトラの弟にして蒼天の六星団団長。初登場シーンは明らかなモブキャラと思っていたが、最後までモブキャラでしたw
デンゼルが持っていた剣に宿っていたのが神兵長ネロバスタ。四大天使の一人リュドシエルに好意を寄せていた天使でもあった。顔立ちは悪くない、むしろ可愛い、そして胸がデカイ子であることも忘れてはいけない。
三千年前の記憶
ディアンヌとキングが追体験した三千年前の記憶、そこで登場したのが四大天使の内の三人。
リュドシエル・サリエル・タルミエル
十戒からも恐れられる力の持ち主で、いずれも悪キャラのようが描き方。魔神を人質にするというあくどい作戦で、魔神族を根絶やしにする意気込みを見せていた。
リュドシエル
四大天使の一人、その中でも偉い雰囲気を出していたのがリュドシエル。長髪で終始目を閉じている。盲目キャラなのかは不明。羽の枚数は4枚。ネロバスタ曰く「最高の狩人」と評していた。
モンスピートとデリエリと交戦、二人がかりでもリュドシエルの圧倒的実力差を見せつけていた。そのためモンスピートらは上位魔神にしかできない奥の手「インデュラ化」で応戦。
サリエル
四大天使の一人、子どもの容姿、羽が大きいのが特徴的なキャラ。羽の数は4枚。モンスピートの獄炎鳥(ごくえんちょう)をまともに喰らうも無傷であった。
「獄炎鳥が届いていない?」というモンスピートの分析などから「風」を操るのが得意なキャラなもよう。等身以上の羽もそのためと推測。
タルミエル
四大天使の一人、三面の顔が特徴的なキャラ。羽の数は6枚。三面の顔がそれぞれ独立して攻撃することが可能なようで、一度に三体の十戒と交戦していた。
リュドシエル登場きっかけでインデュラ化したことから、サリエル、タルミエルの力はリュドシエルよりも低いと思われる。
[aside type="boader"]リュドシエル>サリエル・タルミエル[/aside]
こんな印象。
マエル
四大天使のうちディアンヌたちの三千年前の追体験時に登場したのがリュドシエル、サリエル、タルミエルの三人で、最後の一人は登場しなかった。
ただ、リュドシエルがネロバスタに
「マエルを呼べ!」
と命令しており、マエルという人物が四大天使の最後の一人ではないかと予想。
最高神とエリザベス
女神族を総べる者が最高神、女神族のトップ。そしてトップの娘がエリザベス。最高神とエリザベスは母と子の関係。ちょうど魔神王とメリオダスの関係と同じである。
出典:七つの大罪28 鈴木央
顔が輝いていて見えないのか、そもそもがこんな神々(こうごう)しい顔なのか、ともかく女神族の長(おさ)は胸があるので女神と思わる。羽の数は10枚ほと確認できる。
魔神族を封印するために体が消滅、復活するまでには時間がかかることはケルヌンノスの角笛に宿っていた女神のセリフから、最高神も体を維持できなくなり魂だけの存在になっている可能性が高い。
そして最高神の娘・エリザベス。
その実力はインデュラ化したモンスピートを倒したことからも相当の実力者。
女神族の記憶がなかったのは呪いによるもでしたが、記憶が戻るにつれて女神族の力も取り戻していった。人間から女神に戻るサインとして
目に浮かぶ紋章
があった。
ヘンドリクセン戦では、右目のみに紋章が浮かび上がる→記憶が完全に戻ると紋章は両目に出現。この紋章は女神族を象徴するもので、デンゼルがネロバスタを自身に宿したときにも両目に紋章が浮かび上がっていた。
女神族の紋章の謎
ここで気になるのが女神族の紋章。この紋章については謎が多い。たとえばメリオダスが身に着けていた鎧。
出典:七つの大罪公式ファンブック罪約聖書 鈴木央
吸血鬼討伐のために隣国エジンバラに向かうメリオダスら七つの大罪。このストーリーはブルーレイの特典エピソードについていたストーリーなんですが、このときメリオダスが身に着けていた鎧に刻まれていたのが女神族の紋章。
エリザベスとの関係、そして魔神王にかけられた呪いのことを考えると、メリオダスが女神族の紋章が刻まれた鎧を身に着けているのは分かる、けど女神族の紋章が刻まれている武具を身に着けている人物がほかにもいるんですよね。
それが
出典:七つの大罪14 鈴木央
ゼルドリス。
ゼルドリスの剣に柄に刻まれている紋章って、どうみても女神族の紋章ですよね。三千前の戦いで女神族から奪い取った戦利品なのか?、それとも重要な伏線が隠されているのか?、すごーく気になるところ。