灰と幻想のグリムガル12巻 K&K海賊商会とバイバイ、ユメ!

前回のあとがきで「オルタナの近くまで戻る予定」なんて書いてたもんだから、ハルヒロがピンチになっても「死なないよな」と緊張感少なめだったのが残念だった。

作者さん、こうしたポロリはホント注意してほしい。

グリムガルは生死と隣り合わせの世界観なんだからさ。12巻は全体的にまた~りした回で、ハルヒロたち一行がオルタナを目指してストーリーが進んでいくといった展開。

メリイの違和感

11巻で「復活」したメリイ、復活というワードが正しいのかどうかさえ、今もって分からない状況なんですが、海でみんなとキャッキャするなんてお色気シーンもあるにはあった。

とはいえだ、ハルヒロを含め他のメンバーもメリイに対する違和感はあるようで、どうリアクションをしていけばいいのか困惑は今もって続いていた。

「エメラルド諸島には大昔から竜が住んでいる」
(中略)ハルヒロだけじゃなく、その場に居合わせた全員が一斉にメリイを見た。どうしてメリイがそんなことを
出典:灰と幻想のグリムガルlevel.12 十文字青

全員が一斉にってw

前回の「セカイシュ」発言に続き、今回も行ったことがないはずの場所にも関わらず、なぜか知っていたメリイ。

こうも違和感が続けば、パーティ内でも無視できないほどに膨れ上がってくる。あからさますぎるリアクションになってしまう。ただ、メリイ自身も自分の中にある違和感が消える気配がなく、むしろどんどん情緒不安になっていく。

「わたしを止めて欲しい。わたしはここにいるはずなのに、違うところにいるみたい。わたしはどこにいるの?わかってる。わたしはここにいる。なのに、わからないの。いつもじゃないけど、たまにわからなくなる。強い風が吹いていて、飛ばされてしまいそう。わたしはどこにいるの?誰か教えて」
出典:灰と幻想のグリムガルlevel.12 十文字青

11巻でジェシーは「生き返って劇的に変わったことはないが、多少の違和感はあった」といい、また「死にづらくなった」とも言っていた。

メリイがジェシーの言う「多少の違和感」に混乱しているだけなのかもしれないけど、普通じゃないのは確か。今後どうなっていっちゃうのか、気になります。

そういえば12巻の表紙を見たとき、メリイが一人後姿で描かれていて、なんか意味深やな~と思ってたんだけど、本編では未だ「違和感」の段階で、真相にまでは迫っていなかった。

スポンサーリンク

K&K海賊商会

新しく登場したのがK&K海賊商会。

船長のモモヒナ、カンフーマスターであり、魔法使いであり、女の子(KMO)、そして課長の役職を与えられている不死族(アンデッド)のジミー。

灰と幻想のグリムガル12巻 ネタバレ感想
出典:灰と幻想のグリムガルlevel.12 十文字青

ランタ以上のウザさが際立っていた半漁人のギンジー、K&K海賊商会の専務を名乗るジャンカルロ・クレイツアルなどが新キャラとして登場していた。

その他にもジャンカルロの妹で、K&K海賊商会の社長のアンジョリーナや、キサラギといった名前もあったけど、なんでも今は「赤の大陸」に行っているとかで登場はしなかった。

もしかしたら、今後どっかで再登場する可能性はあるのかなとは思う。ユメを残していたってこともあるし出番はありそう。一応名前だけはチェックしておこ。

K&K海賊商会主要メンバー

  • キサラギ:設立者だが役職は自ら拒否
  • アンジョリーナ:社長、キサラギの代わりに社長名乗る
  • ジャンカルロ:専務、アンジョリーナの兄
  • モモヒナ:船長、カンフーマスタ・魔法使い・女(KMO)
  • ジミー:課長で不死族、モモヒナの部下で右腕
スポンサーリンク

ユメとの別れ

今回、一驚いたのが、ユメが突然ロロネアに残るといった急展開が待ち受けていたこと。船が出発してからユメが船内に乗ってないと思ったら、エメラルド諸島の浜辺でモモヒナと一緒にお見送り。

「ユメなあ!モモヒナちゃんにお稽古つけてもらってなあ」

なんて宣言を浜辺でされて、ユメの天然ップリを発揮。ハルヒロたちと冒険をしてきて、もっともっと私も強くならなくちゃ!という想いは旅の中で幾度もあったのは理解できる。

そんなとき、偶然にもカンフーマスターのモモヒナと出会って、「これやわ!」ってビビビッと来て、ロロネアに残ることを決めたという流れなのかな。

エメラルド諸島という安全な場所に辿りつけたっていうのもユメを後押ししたのかも。別れの切りだしが急すぎたのにはビックリしたけど、タイミングとしては分からんくはなかった。

別れ際にユメは「半年後にオルタナで会お!」って約束してたし、K&K海賊商会も悪い集団じゃなさそうだし、約束通り強くなって戻ってくると期待したいッ!

今後の展開

ユメを残してエメラルド諸島を出発したハルヒロたち、K&K海賊商会からたんまりと報奨金(千ゴールド)をもらった上に、船で自由都市ヴェーレまで連れもらうこともできた。

ここまでくればヴェーレとオルタナ間で行き来があるようだから、問題なくオルタナにつく算段はできたわけか。

当初は隊商などにくっついていくか、護衛の仕事でも請け負うと考えていたが、お金がたんまりある今なら、それほど困らずにオルタナに行けそうである。

となると次巻あたりオルタナ到着となるのだろうか、なんだかワクワクするな。黄昏世界に共に行ったレンジやトキムネたちの安否も分かるかもしれない。

そして、ウザイながらもランタの動向も気になる!

灰と幻想のグリムガルlevel.12 十文字青ほか
出版社: オーバーラップ
発売日: 2018/3/25
言語: 日本語
ASIN: B07BBH84GK

Amazon 楽天市場
スポンサーリンク

3 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です